斬新な土の家を作った建築家

テーマ:アトリエ・天工人|土の家|ドリームハウス

山下保博の評判


一級建築士事務所、株式会社アトリエ・天工人(テクト)で活躍されている山下保博さんが、テレビ出演されて以来、家づくりに関して益々の評判を集めています。山下保博さんは1990年に事務所を設立し、その5年後にアトリエ・天工人とよばれる事務所名に改称し、これまでにセル・ブラックでイギリス・ar+d賞2004や、システム住宅Project1000では2009年度グッドデザイン賞など様々な賞を受賞したり、鉄アルミ・古民家プロジェクトなど多数の作品を展開していて評判を集めています。


ドリームハウスと土の家


 山下保博さんが一躍有名になったのが、テレビ番組の企画により建てられた土の家がネット上などでも大きな話題となってさらに有名な建築家になっています。
 家づくりを依頼した方は、目立つ珍しい家・芸術的な家に住みたいと希望を山下さんにリクエストを行い、一級建築家でもある山下さんは土で出来たブロックで環境にも配慮した土の家を造ることに決め、2010年7月に家づくりをスタートさせて2011年9月に土のブロックで作った土の家を完成させ、周囲の度肝をぬくほど素晴らしい家を作りあげています。

 外観は楕円形のような形をしていて、室内は仕切りのないのびのびとくつろげる広い空間に仕上げられてあり、依頼者も満足できる家を作りあげ、アース・ブリックスと名付けられたこの土の家は 第18回空間デザインコンペティションで最優秀賞を受賞するほど話題の作品になっています。

アトリエ・天工人とは


 山下保博さんが在籍する事務所は、これまでに200件以上もの住宅・集合住宅を手掛け、真摯な作り方から常に高い評価を得ています。この事務所では建築のプロとしてのノウハウを活かし、より良い住まいを提供してくれていて、クライアント・設計者・施工業者によるチームワークにより、1人1人に合った住まいを提案してくれます。

さらにこの事務所の魅力が、コスト住宅も受けてくれる魅力があり、1000万円台のシステム住宅を展開してくれていて、理想を形にするための相談などにしっかりと時間をかけ、家づくりを手掛けてくれます。
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アトリエ・天工人とは

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山下保博氏(アトリエ・天工人)による書籍は沢山出版されているようだ。
知識がないと建築の本当の部分は分からないわけだが、詳細に記載されているので大変心強い。どういうプロジェクトに参加されてきているのプロフィールもよくまとまっている。

コストを抑えるにはどうすればいのか、リビングを作るにはどうすればよいのか?、不要な部屋とは何かなど、疑問天を沢山解決してくれるのは心強い。

とにかく、勉強していかないと分からない部分もおおい。こういった建築士の書かれた本も読むことは重要だと感じている。

建築家と施工会社が組んで家づくりをしているProject1000の事例集。「建築家が設計する1000万円台の家」を紹介しながら、家づくりのコツが「名作住宅ができるワケ」として披露されている。自由な発想のデザイナーが設計する住宅が欲しいが、予算は抑えたい。両立はなかなか難しいが、そこをなんとか工夫できないか?と思っている読者にとってのヒントが満載だ。
たとえば、
「狭小住宅でも、広々したリビングをつくる方法」
「眠る屋根裏スペースの発掘」
「コストを抑えるための住宅のカタチ」
「いま不要な部屋は後でつくる」
などなど。
Project1000は、阪神淡路大震災を機に、良質な住宅を適正価格で提供することを目的として設立された。
以来続いた15年のデザインと技術の蓄積が、この本で伝えられている。

アトリエ・天工人制作「土の家」

テーマ:アトリエ・天工人|土の家|ドリームハウス
日本はコンクリートで出来た家が多く、外国のお家は、自然に溶け込んでいるように思えます。特にヨーロッパは、家の年数がたつにつれ、さらに溶け込んでいきます。

日本のものは、自然についていかないというか、年数がたっていくと、浮いているようにも見えます。
その理由は何か??と考えると、外国は木や石、土といったような自然の素材が使われています。反対に、日本の家は、化学素材が新建築材料として使われているからでないでしょうか?

しかし、そういったなか、以前、アトリエ・天工人という建築事務所が、土の家を作るプロジェクトに取り組んでいるのを見かけた事があります。非常にチャレンジなテーマに見えました。

単に四角では形状で、曲線であるのがなによりも驚きでした。おそらくこの代表山下保博氏がのべているように、この取り組み自体は少ないはずです。なんと、約2500個のブロックを現地で製作し、3カ月かけて積み上げたという。

空間は、自然の空間のように感じ、ぬくもりがあるように思えました。さらには、こういった家が日本の中にほとんどなく、自然と人間が一体化したようにも感じられます。

昨今は、自然との調和というテーマが多い。だから、こういう取り組みは拡大していく可能性が高い。
とにかく、アトピーやアレルギーが増えている現代、自然の素材で家をつくっていく取り組みはあらゆる形ですすめていってもらいたいと思う。

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