山下保博氏がドリームハウスで建てた土の家

テーマ:山下保博|ドリームハウス

アトリエ天工人と山下保博氏


日本の建築家である山下保博氏はアトリエ天工人の主催者であり、多数の住宅を創作しています。ドリームハウスで放送された土の家が多くの人々から注目を集めています。山下保博氏はアルミやガラス、鉄などを使用する等、新しい工法を計画立てる事によって個性的な住空間の設計を得意としています。

土のブロックで家を作る


ドリームハウスで山下保博氏は土を構造体とする為、手作業で日干しブロックを積み上げるプランを提案します。床は人研ぎによって全面が仕上げられます。土の日干しブロックは酸化マグネシウムと土を混ぜる事によって手作業で作ります。基礎は勾玉型でありインパクトがあります。壁には窓が少ない為、土ブロックの上に明かり採りの為のガラスブロックによる層を作ります。

まるで美術館のよう


完成したドリームハウスは美術館の様なコンセプトです。玄関に足を踏み入れるとトップライトの光が室内を満たした明るい空間が出迎えます。玄関の横にある窓はスリット状である為、靴箱を兼ねています。人研ぎによる真っ白な床とのコントラストはナチュラルな雰囲気の演出に一役買っています。キッチンは施主の要望に合わせ個性的でありつつ機能性を両立しています。バスルームは白く清潔感があります。ロフト風の寝室からは住居全体を見渡す事が出来る為、構造や素材の風合いなどを堪能する事が出来ます。子供達が地に足のつかない生活を送っている場合、心の平穏や落ち着きに大きな影響を与える事があります。

手作業にこだわる建築家の愛と夢


自然の素材である土を住居作りプロジェクトのメインに据える事によって、土だけではなく芝生や石等を意識するライフスタイルを送る事に繋がります。制作過程では、あえて人の手作業にこだわる事は時代の最先端であり非常に贅沢な事です。山下保博氏の土の家は一人一人が自信のライフスタイルを見直すきっかけになるのです。ドリームハウスの名前通り夢のある住居を手に入れる事は、人生の充実に繋がります。山下保博氏はさまざまな個性的建築物を作っています。その裏に流れる山下氏の深い愛を感じます。ぜひ目にする機会を得る事をお勧めします。
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