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石窯のルーツを辿る

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2012年夏石窯11号機が完成、皆で火入れ式を行い
安全祈願をした。



遊ハウスに設置している石窯8号機・・いつも大活躍


石窯8号機・・タイルを張替え リニューアル


2008年12月上旬 当別町のレンガ倉庫にスウェーデンのレクサンド市から
石窯製作に来て頂いた石窯職人さん(左側)と元市長さん(右側)
    彼らが私の師匠です。


2008年12月上旬 当別町役場前で三人で記念撮影



石窯に興味を持ったのは10年以上も前からになります。
2008年 スウェーデン国レクサンド市の石窯職人さんたちと
出会うまでは 趣味で楽しむ程度でした。失敗もあり、問題点もあり
なかなか思った通りに石窯が出来なく悶々としてた。

姉妹都市のレクサンド市から石窯職人による石窯の製作がわが町であり
何かのご縁で助手をさせていただく事になりました。

ベースから レンガ積 排気用の煙突の設置に至るまで全ての行程を
自分の目で確かめ 実際に工事の手伝いもさせて頂いた。その時に
今まで疑問に思っていた事も含め 沢山のノウハウを伝授頂く。
お別れの時には 職人の魂に等しい治具等も頂き恐縮する。
そこから石窯の製作がスピードアップするものの 思い描いた基本性能を
持つ石窯が出来ず、問題点を解決する為に、作っては壊し 作っては壊し
を繰り返し ある程度は自分の描いた石窯に辿り着き2012年度に
11号機まで作り続けた。 
更に2013年になって 一気に4サイズの石窯の本体の製作に取り掛かった。
これでしばらく製作は休止のはず???
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石窯 中サイズの製作//二層目の仕上完了

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一層目の仕上げが完了//3日間乾燥



2層目の仕上げ作業



仕上げ完了・・・来週始めまで自然乾燥



今回4タイプの石窯を一気に製作する。 すでに3タイプは
製作を終えて 大よそ1ケ月は自然乾燥の期間とする

今最後の 中サイズの2層目の仕上げに入り無事に完了
来週まで このままの状態で 乾燥させ その後に 内型枠を外す。
すべてのサイズの石窯本体が一気に完成となった。

乾燥が終えたら 耐火煉瓦を敷き詰めた専用の架台にセットし 
焼き口の扉を取り付け、その後に タイルを張って完成です。
完成の後には 火入れ式を行い しばらくは試験焼きを続け 
性能評価を行い 完了となります。

2013年度のテラス付物置の完成

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今年の春から販売開始の切妻タイプのテラス付物置




床面積では 物置1.25坪 テラス0.75坪



切妻屋根の2坪のテラス付物置です。
年々進化を遂げてます。 当社の大工さんが
お客様の使い勝手を最優先して製作しました。
北海道で製造・販売に当たっては
雪対策が最優先です。
物置内の湿気対策・・除湿 
雪の重みで壊れない。
雪が室内に吹き込まない・・冬でも使い勝手がよい
テラスには夏は自転車 冬は除雪道具を置く
屋根の雪の落雪対策等も考慮
床部分は 防腐処理した 木材を使用・・耐久性を考えて

石窯の中サイズの製作/一層目

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石窯の中サイズの成型に取り掛かる



一層目の粗仕上げ



粗仕上げの後一層目の形を整える



2013年度石窯製作は4つのタイプを 一気に行う。

全てが完成するのは 6月下旬頃????

小型のSタイプ・・ ピザ焼き他に使用・・家庭向け(趣味)
中型のMタイプ・・ ピザ・焼き芋・パン等万能タイプで家庭向け
大型のLタイプ・ ・店舗・イベント向け・・業務用になります。
大型のLLタイプ・・店舗・イベント向け・・熱効率がよく、焼き上げの
           スピードアップ、省エネ等に優れている。

製造する石窯の大きな特徴は
1. 本体は自前で一体成型て゛ある。・・・オリジナル
2. 蓄熱性能に優れている。・・エネルギーコストが下がる
3. 輻射熱・放射熱で一気に焼き上げる。
4. 高温にも耐える構造・・ヒビは入ります。
5. 木材を燃料にした 基本設計
6. 内部はドーム型で熱の廻り・排気効率がよい。
7. スウェーデン国レクサンド市の石窯マイスターの技術指導
8. 移動可能//架台に設置する・・イベント参加を考慮して

石窯内部の温度分布については昨年 独立行政法人 道総研の
産業技術本部の工業試験場に依頼して サーモグラフィーによる
温度分布の測定を依頼した。
結果は 想定以上の結果に驚いてます。

ささやかな地域貢献//図書の贈呈

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北海道新聞の石狩・当別版に大きく掲載





2002年から ささやかではあるが、地域で仕事をさせて頂いているので
われわれにも何かお返しが出来ることがあるのではと

子供達が絵本に親しんで 心優しく 感性の豊かになれたら
いいなと思い とりあえずの目標は1000冊と決め、出来る範囲で
継続して来た。次回で1000冊には到達出来そうですが、
ここまで来たら 贈呈出来た事に喜びを感じ ライフワークに
なります。 

記者からいつまで゛続けますか???と質問
会社が倒産もしくは廃業する前までは継続しますと返答

小さく載せますからと言う事で、承諾したのですが、
   大きく掲載され 恥ずかしい気持ちです。

石窯の本体の成型・・その3

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内型枠を外し 内部に白熱電球を吊り下げ加温し凍害防止と
乾燥の促進する



内型枠を外した 3基の石窯・しばらくは乾燥促進で
安静にして保管。



石窯本体(3基)の成型(粗仕上げ)も無事終え そこそこ乾燥したので
内型枠を 慎重に外した。
更に乾燥させ 本体の強度を増す必要有り。
内部に100ワットの白熱電球を吊り下げて 加温し夜間の冷え込みによる
凍害防止と乾燥促進をする。
このままの状態で とりあえず数週間安静状態で保管する。
この期間を利用して 石窯を載せる架台の製作にも取り掛かる。

今週は更にもう1基製作に取り掛かります。合計4基
Sサイズ Mサイズ Lサイズ LLサイズの4種類を製作する。

完成しお披露目するのは 6月の上旬頃を予定・・楽しみにお待ち下さい。
 これらの石窯で 美味しいピザを焼く事になります。

石窯の本体成型・・その2

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一層目の成型が終え 加温して乾燥促進の後
二層目の成型作業の様子//一層目が程よく乾燥したので



二層目の成型が完了・・しばらくは加温し乾燥促進



2013年度の石窯の製作の第一弾は同時に3基製作する
3基ともサイズが違う。 当社では それぞれに専用の
内型枠を所有している。

冬季間は常にマイナスの気温の為 凍結が心配である。
幸いにも 加工所は床暖房の装置があるので心配はない。

夏場の場合は温度が高く一気に乾燥が進むので 成型した
表面に 無数のひび割れが入り 後々に不安が残る

今の時期は低温でじっくりと時間をかけて 乾燥させるので
ひび割れもなく 良質の石窯本体が 出来上がる。

すべてが完了し 石窯として使用できるのはまだ まだ 先

暴風雪最悪の一日//事故多発・運行停止

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当別町太美市街地の様子//旗が千切れるほどの暴風雪
除雪のショベルは大忙しです。



国道337号線//極寒の中でも工事をしている



3月21日は暴風雪の一日でした。 国道275号の当別町金沢地区で
猛吹雪で視界不良の影響20数台の玉突き事故が発生 通行止め
鉄道も JR北海道の学園都市線他が運休となる。

今年は低気圧の動きが平年とは打って変わり 爆弾低気圧となり
石狩・岩見沢地区で 暴走して 被害が続出してます。

社内では数日前から 大掛かりな排雪作業を行い、春の展示場のオープン
の準備に取り掛かった矢先の事でした。

やっと地面が顔を出し 屋根の雪がなくなり 雪が解け水浸しになり
春へ一歩一歩近づく予感を感じ、心躍らせて作業をしたのに 
朝出勤すると元の木阿弥 ガッカリ 落胆 春が遠のいた。

こんな思いを繰り返して 北国の人達は春を待ちわび、春が来るのです。

石窯本体の成型

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石窯の内型枠



内型枠との離脱を考え新聞紙を前面に張る



耐火モルタルに水を加えて型枠に形を整えながら塗りつける



耐火モルタルで成型/一層目の完成



石窯本体の成型作業に取り掛かる、まずは内型枠に新聞紙を張り
その上に金網を全面に張り付ける。

耐火モルタルは水を加えて程よい硬さにハンドミキサーで混練
形を整えながら一層目を塗りつけて行く。成型時に合わせ部分に空気が
溜まらないように最新の注意をしながら作業を続ける。
完成したら数日間は放置しておき、乾燥促進させる。

私のピザ作りの師匠//マイスター大作さん

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この道40数年の大ベテランのマイスター 大作さん
 本職はパン職人 その他 パン教室のインストラクターも



 マイスター の大作さんです。 本職は パンの職人
もうひとつの顔は パン教室の インストラクターです。
日々 パンを焼き続けながら 生徒さんに美味しいパンの作り方を
親切丁寧に教えてる 笑顔の絶えないプロの職人です。

趣味は 釣りです。・・・・・キチガイの領域です。 あきれる程
釣りにはこだわり 強風・時化・大雪などの悪天候以外は 釣りに行く程
釣る事が目的ではなく ストレス解消の意味合いのほうが大??

彼は石窯クラブの有力なメンバーで ピザの商品開発には絶対に必要な
メンバーです。来月には 地元当別産の小麦粉を使った オリジナルピザの
試食会を開催 その前に 数度の試作を繰り返し何とか満足のいくピザを
作り上げます。

今年6月の夏至祭りには 地元産の小麦粉で生地を作り オリジナルピザを
提供したいと思いを巡らしてる。
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プロフィール

シャチョー

北海道にて寒冷地向けの木製エクステリア、お庭、外構工事の施工会社を営んでいます。「屋根のある楽しい空間づくり」をテーマに展示場を変化させています。これからは「食べられる庭」を目指してアイディアを練ります。

トーホテック「庭と屋根のある楽しい空間づくり」

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