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WWOOF(ウーフ)について

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4月10日蒸し暑い曇空です。12時現在緯度17-54N、経度040-29Eを時速16.5ノットで航行中です。外気温33度海水温28度の紅海をクルージング中!午前中は全乗組員を対象に海賊対策避難訓練を実施船の内外装に防護対策が取られ、恐らく12日以降日本の自衛艦に守られるようだ。コンボイ船団を作り、インド洋の安全な地帯迄送り届けてもらう。緊張感が走りました。 

今日はWWOOFについて、昨日のセミナーで学んだ事を書きます。
WWOOF「world wide opportunities on organic farmみs」とは。世界に広がる有機農場での機会  の頭文字です。このシステムは1971年イギリスのスー・コバートさんによって始まり、イギリスで週末の農業体験を企画し、農場で働く代わりに食事と宿泊先を提供してもらうというシステムを作ったらしい。これが大成功し、その後週末に限らず常にこの体験が出来る現在の形となった。
1.ウーフのシステムは世界中に広まり、現在では100の国で6000人のホストが登録されている
2.ウーフとは自分が持っているものを差出し、持ってない物をもらうと言うシンプルな仕組みになっている
この関連にお金のやり取りは有りません。

ホストとは????ホストになる条件
1.無農薬・無化学肥料で作物を栽培する農業を核として、様々な業種の人たちが登録している農家民宿や農家レストランにカフェ、玄米菜食店に自然食品店など営んでいる
2.様々な人を受け入れる。大きな気持ちを持っている。

WWOOFer(ウーファー)になる条件
1.何かを学ぼうとする積極性があり、新しい事を受け入れる。大きな気持ちを持っている。
2.年齢は関係なく誰でもなれる。
3.自給自足、スローライフ、自然に近い生活に興味がある。
4.自分のライフスタイルを変えたい
5.有機農業、自然食品に興味がある
6.学生、旅行者、週末の農業体験

登録方法はホストもウーファーも各国(興味のある国)のサイトにまず登録する。
登録料は30~50ドル(1年間有効)で登録後ホスト一覧表を見れる様になる。
その後は
1.行きたい国を決め、サイト(登録料がかかる)上で登録
2.滞在先の条件を決める。たとえば労働時間は6時間以内が一般的
3.探し始める
4.行きたい場所が決まったら、ホストに滞在期間を連絡し到着日を決める
このシステムを利用しているギリシャの田舎で営んでいるオーガニックレストランを今回訪問した。4名の若いウーファーが働いていた。彼らはさまざまな国からこの制度を利用して働いていた。自分の持っている特技などを提供し、そのお返しに食事と宿泊を提供(資材と機材類の提供)してもらい、日常生活を通じて言葉を学び、現地の料理や異文化の交流も果たす。何よりその国の人達と直に触れ合う事が出来る大変素晴らしい制度と思える。しかし全てに自己責任が伴う。今回このセミナーを企画した2人の女性(イギリス人・日本人)は数カ所での経験者で、イギリス人は熊本県の阿蘇山の新規就農者で日本人はイタリアとハワイで体験済みと言う。

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サウジアラビアのジェッタ港入港/150名が友好乗船

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4月9日早朝に紅海に面したジェッタ港に入港し、燃料(15000トン)を給油するとの事です。これだけあれば日本へは無給油で戻れる・・・燃料が安いので大量に給油したのでは????

先行で現地入りしていたスタッフがサウジアラビア外務省・ジェッタ管区最高責任者・アルタイブー大使と面会した。その際に 「政府としてピースボードを大歓迎する」との公式表明を受けた。ピースボードは被爆者の方々と世界を巡り、今世界で最も重要なテーマで核廃絶を訴え続けている。活動に対して深く敬意を表し、時間の関係上、上陸許可が出来ず申し訳ないが、政府として出来るだけおもてなしをしてサウジアラビアの素晴らしさを少しでも知っていただきたいとの事でした。
想定外の来訪者に乗客もおっかなびっくり!
服装にもいろいろと制限があり、港の入口には巡視船も待機している。報道陣も大勢来ていた。朝には伝統ダンスチームが踊りで入港を出迎えて、学生や民族舞踏の若者、政府関係者等約150名が乗船し聖地メッカを擁するサウジアラビアのお国柄紹介や若者達との対話交流があり、民芸品の販売・アラブ民族のバフオーマンスも行われた。乗客に沢山のブレゼントが配布され、私はマグカップを頂いた。
昼食にはジェッタ屈指の有名シェフによる本格サウジアラビア料理が沢山振舞われた。目玉は「ラクダの丸焼きき」です。先日エジプトのキザでラクダに乗り、ピラミットを背景に写真を撮った時のイメージがあり、おっかなびっくりで食べさせて頂きました。最高のサプライズキューバで、カストロ前国家元首の招待以来、大きな出来ごとでした。

4月4日のディナー(懐石料理)

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4月8日快晴です。日本の感覚では猛暑です。
只今スエズ湾をクルージング中。明日はサウジアラビアのジェッタに入港し、燃料補給(燃料費が安いので入港するのでは???)や何しろ本船は一日で160トンの燃料を消費するのです。
我々は入国ビザがない為に上陸は出来ない。
4月4日はクルーズ中最初で最後の会席フォーマルディナーでした。  
日本ではすでに桜の開花が始まっていますが、春をイメージした料理を頂きました・・・日本の食文化の素晴らしさを再認識しました。
<メニュー>
小鉢・・豆あじの甘露煮      
向付・・カツオのたたき      
八寸・・鶏八幡巻き・海老の旨煮・笹麩華百合根・舞桜・さくらんぼ  
煮物・・信田巻き(筍・人参・椎茸)    
碗物・・よもぎそば
飯・・山菜おこわ    
甘味・・たい焼き・バニラアイス
飲物・・緑茶
デザートの小さいたい焼きに感動!日頃何とも思わなかったのに・・・なぜか???? 総カロリーは1456kcalになるそうです・・・若者には物足りない様です。

スエズ運河をインドへ向けて航行中

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4月7日早朝スエズ運河(全長約163km)に入る。
昨日の強行スケジュールで疲れが出たのか動きが鈍い。  
巾は150mから350m 水深19m1マイル(1.8km)間隔を取り航行。 12時現在位置は北緯32度、経度は032-30。水深24m。
途中一時船溜まり場に停止し交互航行、運河航行には水先案内人が入口で乗船し、案内して安全航行をする。何故か本船が1番に出発し船内のあくまでも噂によると水先案内人に豪華な昼食と過分なお土産 (ワイロ??タバコ??酒??)を渡したらしい。現在の運河は12万トンの船迄航行可能で本船は時速8.5ノットの低速航行。運河の拡幅掘削(今の大きさ)工事は日本の五洋建設(当時は水野組)が施工担当だ。 

今日からインドのコーチンへ向けて10日間のクルージングです。
しばらくは短パンTシャツで過ごします。今航海で3番目に長い洋上生活になりました。ゆったりとした時間と空間を楽しみながら旅の整理を開始します。屋上デッキで水平線と太陽を楽しみながら3食いただきます。朝日が水平線から昇るのを見ながら朝食、水平線と波を見ながら昼食、水平線に太陽が沈むのを見ながら夜食。至福の時です。給仕付の立派な食堂もありますが、殆ど行きません・・自然に包まれての食事が私にとっては最高です!

ギザのビラミット見学/エジプト ポートサイド

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4月6日快晴です  
ポートサイドからカイロを経由してギザの3大ピラミットとスフィンクスを見学。
今回のクルーズの目玉の一つです。早朝5時起床して5時30分から食事をし、7時には20数台のバスの準備が整い、警察官車輌をコンボイ(バスの集団)の前後に配置してカイロへ向かってスタート!各車輌には拳銃を持った警察官が乗車して物々しい警護です。「アラブの春」の革命後は情勢が不安定で、又今日は革命記念日とイスラム教では休日も重なっている・・・。途中ガイドが乗車し、英語で説明開始。 我々英会話クラスの学習成果を活かす絶好の機会です。英語を聞いて理解し、英語で質問する訓練です。    
朝は涼しく20度程度で快適だったが、その後みるみる気温30度まで上昇。バスのエアコンを入れても車内温度は思うほど下がらない。地元のガイドに聞いたら夏になると50度迄上昇して屋外作業は出来ないと言う。
ギザにある3大ピラミットで最も高いのが137メートル。その次が136メートル。以前にもツアーで見た事があるので静観する。みやげ売りの集団のしつこさには閉口する・・・うるさくつきまとい粗悪品が多く、何でも最初は1組1ドル。10枚セットで1000円、又は10ドラーズだ。ここから価格交渉の腕の見せどころで、40%引きを目標に価格引下げ交渉開始!本当に買いたければ頑張り、冷やかしの場合は中断する。この国の収入源  の1番はスエズ運河の通行料金で、2番は観光収入です。国土の75%が砂漠では経済成長には限界がありそうです。
アフリカ大陸での観光は今回で最後(セネガル・モロッコ・エジプト)です。経済の発展が期待されるインフラ整備の立ち遅れが目立ち、ゴミの散乱がひどい。アフリカ大陸が抱えている問題点の一部を自分自身で垣間見る事が出来た。
明日は全長約80kmのスエズ運河を一日かけてゆっくり通過します。一方通行(交互通行)の為です。

4月(卯月)の船内イベント//フォーマルディナー

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4月5日快晴です。
黒海のウクライナ共和国のオデッサー港からエーゲ海、地中海をクルージングしてエジプトへ向かいます。   日の出05時46分、日の入18時17分。12時現在、北緯33度の位置を時速15.28ノットで航行中です。外気温23度、海水温17度。 

黒海のウクライナ共和国のオデッセイは北緯46度、外気温13度でしたので、かなり暖かくなってきた。明日、早朝エジプトのポートサイドに入港し、更に外気温が高くなりそうです。
エジプトでは「アラブの春・・革命」以降、情勢が不安定な状態が続いている。ピラミット観光には港から観光バス20数台(800名前後が乗車移動)のバスを連ねて(コンボイ)片道3時間15分かけて行く。バス集団の前後には旅行者を護衛する警察車輌がつき、各バスにもライフル銃を持った。警察官が同乗し、往復の安全を確保してくれる。我々英会話の生徒専用車(ツアーバス30名搭乗)では、観光ガイドはすべて英語で説明され、生徒のヒアリングの訓練が目的です。7日のスエズ運河通過後は、紅海での海賊対策の為安全海域まで日本の自衛艦が護衛してくれます。


4月4日に卯月会席(フォーマル懐石ディナー)がありました。  
男性は基本スーツもしくはジャケット着用、女性はフォーマルドレス又は和装着物、民族衣装に身を包み、艶やかな雰囲気で食事会です。会場には専属のビアノ奏者がクラシック音楽を奏で、他の会場ではダンスパーティーが開かれ、華やかな雰囲気で楽しんでいる。
撮影は日本の春(4月)を模した場所です。ディナーは仕方なくジャケツト着用で参加し、すぐに着換えて撮影しました。

洋上生活・・エジプトへ向けてクルージング中

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快晴です!昨夜10時頃ウクライナ共和国のオデッセイ港を出て黒海をクルージング中です。
風は冷たいですが、陽ざしは暖かい・・・。ヨーロッパでの観光はすべて終えエジプトへ・・・更にはスエズ運河を通過しインドへ。日本へ近づいて来ました!残り30日を切りました!
10時から11時30分まで90分間、夕方16時10分~17時40分迄90分間は朝日新聞の伊藤千尋さんの講演会(全8回)を聞く。テーマは脱原発と自然エネルギーの時代。 他・・・日本では未利用の自然エネルギーで地熱発電の関心度が高い。世界中で地熱発電の発電装置機器の70%は日本のメーカーが製造し、設置(東芝電機・三菱重工・富士電機)している。
国内では地熱の取れる場所が殆ど国立又は国定公園内のために開発が出来なかった。 他に地中熱の利用もますます脚光浴びると思われる・・理由は安定して取り出しが可能だからだ。
これからもECO(エゴ)も含めた環境ビジネスが増加する・・・我々の会社に於いても、今迄蓄積した人・物・情報があり、これらを活用すれば未来は明るい。全うに生きる・・・普通に生きる・・・あるがままに生きる ・・・自然に逆らわず、自然体で共生する。
原子力利用=核爆発の利用。原子力発電と言われているのは、実は核爆発発電と言われた方が正しいと思う。 日本は世界一の被爆経験国(長崎/広島/ビキニ環礁被ばく・・第五福竜丸/福島原発事故)4回も悲惨な経験国であるにもかかわらず決断で来ない。
ディーゼルエンジンの最初の燃料はピーナツオイルだったと言う。菜種油・ひまわり油・廃天ぷら油が燃料になるのは開発者アドルフディーゼルの原点に戻っただけ。 

ウクライナ オデッサー観光

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4月2日 昨日とはうって変わって風も少なく快晴です。ツアーは取ってないのでフリーです。昼食前迄に事務処理を済ませ午後から下船しブラブラの市内観光に出かけた。 
元共産主義の国でしたので、いろんな意味でこれからの発展が期待される国です。北緯46度の位置なので、寒いのは当然だと思います。昨夜はモロッコのカサブランカから乗船しました。
国際経済学でEU圏について詳しいヴォルフガング・パペさんの送別会を街中のレストランでロシア料理を食べながら同年代の男女4名で行う。毎度の事だがボリュームが多いので、とりあえず3人前注文し4人で食べた。ボルシチが格別に美味しかった。
海外旅行でいつも困るのがトイレです。有料なので地元の小銭が必要です。今夜9時頃エジプトへ向かいます。3日間のクルージングとなり、絵葉書も5枚ほど書きオデッサーのポストへ投函しました。
明後日から英会話の最期のコースが延べ10日間の予定で開始です。英会話教室以外に盛り沢山のメニューの積み残しとしてコマーシャルビデオを製作 する。(企画・演出・編集・仕上・スーパー入れ)4月12日完成し、船内公開します。スピーチコンテストも17日公開であり、多くの乗客の前で発表となります。沢山の知人が出来たので、余計にプレッシャーを感じます。明日からラフ原稿を日本語で書き、その後英会話教師の指導を受けながら英文原稿を完成させる。持ち時間は2分間もあり、これも頭が痛い!これだけ広範囲の英会話指導は他にはないと思います。少しづつ自信が付いて来て楽しくなる・・・毎日1時間以上は復習をして忘れるのを減らす努力をしてます。更にはエジプトとインドの2ケ国で英会話の交流会が残ってます。
革命後情勢が不安定でエジプトの観光はバス移動の際ゲリラの危険性もあり、前後にパトカーを付けての移動になると大使館から言われたようです。物騒な事で・・・安全第一!無事帰国が優先です。

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プロフィール

シャチョー

北海道にて寒冷地向けの木製エクステリア、お庭、外構工事の施工会社を営んでいます。「屋根のある楽しい空間づくり」をテーマに展示場を変化させています。これからは「食べられる庭」を目指してアイディアを練ります。

トーホテック「庭と屋根のある楽しい空間づくり」

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