伍福園の庭ブログ

南信州の飯田市にある造園会社です。

美しい農園

テーマ:南信州・地元話

営業で外にでると時折美しい農園を見かけることが

あります。

昨日、打合せで行った豊丘村でのことです。

思わず車を止め写真を撮ってきました。

渋柿の木

植えてあるのは渋柿。地元名産の市田柿をつくります。

根元にはマルチングとして藁が円状に規則正しく並べられています。

木の樹皮は、害虫の越冬を防ぐため手作業で剥ぎ取られて白く

輝いています。枝が鹿やシマウマの足に見えてきます。

機械で 耕されたであろう畑は、

枯山水の砂紋の様に規則性ある線がみえます。

足跡も見えないし、耕す方向も無駄のない機能美。

ただ生産するのではなく、通る人にも楽しませてくれる畑です。

畑の持ち主は、詩人でしょうか。

美しい農園風景でした。

 

 

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コメント

  1. まさに「機能美」ですね〜、きれいです・・・。
    それにしても一見しただけでは柿と分からない幹肌の色ですね・・・。
    低い位置でいくつにも枝分かれした樹形も意外な感じがします。
    これが実用の柿の姿なんですね〜。
    えっちゃん
  2. えっちゃんさん
    こんばんは!

    南信州では、こんな柿の樹がよーくみられるんですよ~
    私の住んでいる長野ではみかん畑はありませんが、柿やりんご、もも、なし畑がよく見られます。(実家でも、父がりんご、ももを作っています)
    柿の樹は収穫がし易い様、低めの仕立てがされています。削った直後の幹肌は、白く輝いてきれいですよ~。

    写真の様な美しい農園は、珍しいですね~。
    樹と藁と土で造られる景色を、庭と重ねて眺めてきました。伊藤

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