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秋づくし・・中秋の名月、お彼岸、秋分

テーマ:花壇

  先週の台風は全国的に激しい暴風雨でした。

  特に被害が大きく大変だった地域の方々に

  心からお見舞い申し上げます

               お月見 

  19日の十五夜はお天気に恵まれ

  皆さん、よい月夜を過ごされたことでしょう。

  (私は14日に福島から来訪のお友達からいただいた

   超極旨和菓子・仙台屋菓子舗さんのてんだまが

   お月見団子になり、(贅沢ぅ~ラブラブ(女の子)

   幸せ気分で月を眺めることができました)

 

  台風の被害・・・

  えむの花壇も豪雨と暴風で

  前日までにしっかり支柱を添えて備えたにもかかわらず

  台風一過の翌日から、連日ケアに追われました。

  思いがけない30度近い気温の中で

  熱中症ならぬ、日射病(~_~;)にかかってしまったかと

  と感じるような激しい頭痛に悩まされながら

  給水ボトルと頭痛薬を手に

  根性(笑)で花壇での時間を過ごしました。

  

  毎年、秋分の日を迎える頃花壇の主役になる

  濃いピンクの秋明菊。

  えむの花壇では株分けやこぼれ種で年々増えて、

  彩り少ないこの時期に

  支柱を支えに次々開花しています。

秋明菊・1
花蜂が群がって、支柱直しも及び腰での作業でした
ススキ
秋明菊・斑入りススキ
秋明菊の後方の斑入りススキが穂を出し始めました

  

  今日のNHK「趣味の園芸」はアスターの栽培について。

  えむでも白いクジャクアスターが満開です。

  毎年7月初旬に地面から10センチほどで刈込み

  草丈が高くならないように摘芯していますが、

  それでも1メートル近く伸長するので支柱は不可欠です。

クジャクアスター
秋空に映える白いクジャクアスター

  

  毎春、これは何?というくらい葉が茂るコルチカム。

  葉はすっかり枯れる初夏に地際でカットしてしまうので

  忘れた頃の今の時期、

  「ここにいたのよね」と花だけが出てきます。

コルチカム・えむ
花壇前列を彩るコルチカム

  

  アゲラタムを大きくしたような花、ユーパトリウム

  白絹病にかかりやすいのがたまにきずの宿根草。

  えむでは白色と青色の混植です。

ユーパトリウム
ユーパトリウムは夏の花壇によく使われるアゲラタムに
とても似ています。
でも、和名は「青色フジバカマ」
秋の花です。
草丈が高く、花殻を摘むと次々に開花します

  

  さて、前回に続き、秋のアレンジの紹介です。

  えむオリジナルの上下ポイントアレンジのリースです。

  紅葉色や深みのあるボルドー系でまとめてみました。

 リース秋1 リース秋2

          スタッフH子ちゃん制作

  秋分の日を迎え、日毎に朝夕の涼しさを感じます。

  これからは日暮れも早くなり

  室内で過ごす時間が長くなってきます。

  ぬくもりを感じるアレンジのあるお部屋で

  秋の夜長を・・・いかがですか。

庭ブロ+(プラス)はこちら

おばあちゃんのバラ「みやこ」

テーマ:花壇

  ロザリアンにとって、9月初旬は

  秋バラをきれいに咲かせるための「夏剪定」作業の時期。

  

    「夏剪定」って、え~、今もう秋じゃない グー

    秋バラって?、じゃあ今咲いているのは何バラ?

  

  えむの場合・・・

  6月中旬に一番花(春バラ)、

  7~8月に二番花(夏バラ)

  そして今、なんてことない(笑)三番花が咲いていて

  やっと花壇に彩りが戻ってきたと思った矢先に

  10月に咲く秋バラをきれいに咲かせるための

  「夏剪定」と言われる作業をしなければなりません。

  

  温かい地域では、三番花がすっかり終わった今、

  夏剪定の適期を迎えているのです。

ブリリアントアイスバーク・9月

    9月の秋空に映えていたブリリアントピンクのアイスバーグ

  10月の秋の空に映える秋バラに想いを馳せながら

  咲き始めたばかりの三番花やたくさん蕾を付けた枝に

  一大決心をしてハサミを入れました。

  またまたすっかりさびしくなってしまったえむの花壇。

  10月にはブルー系のセージ(宿根サルビア)たちが

  花開き、追って秋バラが開花してくれることを

  ひたすら願っています。

 

  涙をのんで剪定した愛バラたちですが、

  9月の空にひときわ輝いていた「みやこ」には、

  そのまま秋を過ごしてもらうことにしました。

みやこバラ・9月

            「 みやこ(京) 」

        2007年小山内健さんプロデュース

    F&Gローズ(花持ち良く切り花にも花壇にも適する品種)

  

  えむで大人気だったポプリ人形の作者

  チャキチャキの江戸っ子・みやこ(都)おばあちゃん。

おばあちゃんのお人形

    お人形が手にする本には「すべてのことに感謝しなさい」と。

  2009年西武ドームでのバラ展で手に入れた「みやこ

  病床にあったみやこおばあちゃんを励ましたくて、

  おばあちゃんと同居の叔母に託しました。

  

  祖母と同居した私が尊敬する叔母は、

  あらゆることに長けていてグッド、花を育てることもチョキ

  祖母が亡き後も「みやこ」を大事に育て咲かせつづけ、

  2012年春、挿し木に成功した苗をいただきました。

みやこ1

     いただいたときはわずか10㎝の小さな挿し木苗でした

        ( もちろん挿し木は個人で楽しむ目的、です )

  昨年一年間、鉢で大事に育成し、

  今春えむの花壇の一等地に地植えしました。

  とても大きく生育し、元気に咲いて

  在りし日の祖母のように

  私を励まし、見守ってくれています。

  

  今日は敬老の日

  おばあちゃんを想い、静かに一日を過ごしました。

   自分の名前のバラがあるっていいですねハート

  

  京都で暮らす愛娘のバラ(・・と決めて育てている)

         「ラブ・LOVE」

  三番花もたくさん咲いてとても元気でしたが、

  10月の再びの開花を望み、夏剪定の仲間入り。

ラブ・9月
ラブ
(娘は都おばあちゃんの二人目のひ孫で干支・辰も同じ
いつも気にかけてもらっていました。
おばあちゃんの名・都ならぬバラのみやこと同じ・京の都で頑張っています)

  9月のえむの花壇は、トンボとんぼも飛び交い

  チョウチョや花蜂たちも忙しい毎日です。

  キアゲハ・ルリマツリ  ユーパトリウム・蝶々  

        トレニア・クロアゲハ

      メンテナンスをしながら出逢った蝶たち 

      写真をクリックすると少し大きくなります

  

  さて、ハロウィンカボチャハロウィン・5の姿に

  あちこちで出逢える季節になりました。

  えむでもキュートなハロウィンボックスに

  秋のアレンジを制作しました。

ハロウィンアレンジ

          スタッフH子ちゃん制作

  夏から秋へ、

  ちょっぴり感傷的になりがちな季節ですが

  こんなアレンジを飾って

  元気に明るく楽しく過ごしませんかハロウィン・4

ハロウィン・6

待ち遠しい梅雨明け

テーマ:花壇

  かれこれ二週間余、ほとんど太陽を見ていません。

  毎日しとしと、どしゃどしゃ、ばしゃばしゃ 雷

    もうやめてぇ~! パニック(女の子)

  えむの花々は豪雨に負けてうなだれています。

  皆さまのご来店はいつもお待ちしていますが

   「花壇は見ないでくださ~い」 パー

  

  雨合羽を着ての花壇整備作業では

  悲しくてテンションが下がりっぱなし。

  

  ブルーベリーもブヨブヨで

  晴天が続かないと収穫不能です。

 

   雨を喜んでいるのは紫陽花だけかも。

   額アジサイ・1 アジサイ・紫1

   アジサイ・紫 アジサイ・白

      画像をクリックすると少し大きくなります

  

  この時期の花壇のシンボルフラワーで

  きれいなドライにもなり、

  えむの店内のディスプレイとしても重宝な

  アメリカアジサイのアナベルは

  すっかり茶ばんでしまい、涙を呑んでカットしました。

アジサイ・アナベル

  

  暑さに強く、夏に活躍の

  ビチセラ系、テキセンシス系クレマチスも

  葉っぱがまっ茶々で泣く泣く強剪定 エーン(女の子)

  秋の開花を期待してハサミを入れました。

  

  花々の切り戻しですっかりさびしくなったえむの花壇。

  えむの夏の風景はちょっと残念な状態です 汗(女の子)

 

  今週末、やっと梅雨が明けそうです。

 

  おしゃれなパッケージの

  フレッシュなポプリのサシェや

  彩り豊かな紫陽花のアーティフィシャルフラワーなど

  えむの店内は新製品が入荷し

  戸外の状態をはねのけるごとく

  爽やかな花々で彩られています。

  

    じめじめや暑さを吹き払いながら、

    短い夏をたのしく過ごせますように ♡

nippeさんからのオルラヤ

テーマ:花壇

   いつの時代もどこにいても

   世界中のガーデナーは皆同じ・・・と思ったのは、

   数年前に、この本を読んだとき。

   私が生まれた頃、50数年前のチェコの作家の本なのに、

     植物に魅せられたガーデナーの

         花壇仕事にのめりこむ日々の姿に

           ただただ共感してしまいました。

   体調を崩すほどのめりこんでしまう花々と過ごす日々。

   私だけが変人ではない、みんなそう(同じ)なんだ!と、

   確信を持ちつつ笑いながら読んだ一冊です。

 

   昨秋nippeさんにいただいた

      たくさんのオルラヤの種が芽を出し成長し

        見事にえむの初夏の花壇を飾ってくれました。

オルラヤ

   えむを訪ねてくださるnippeさんとの

     束の間の植物談議。とてもうれしい時間です。

   花に魅せられてとりこになって

         過ごす日々の幸せをわかち合えること。

   

   ガーデナーになれたこと、とても幸せです ♡

オルラヤ2

初夏の花々

テーマ:花壇

  あまりに美しい初夏の景色に・・・

    「見に来てください!」の一言なんです(笑)

  写真撮影もブログもおぼつかない我が身が

                  歯がゆい思いです。

  ガーデナーが一番忙しいこの時期

     カメラを手に花壇に出ても

       目の前の雑草たちに手が伸びて

         あっという間に日が暮れて

    写真を撮るタイミングを逃す毎日 (~_~;)^_^;

  

  さてさて、開花が始まった50種類のクレマチス

   株が花で覆われた姿を

     徐々にお知らせしたいと思っています。

 

  えむの目の前の山、「楯山」と言うのですが、

  その名にちなんで手に入れたクレマチス「立山」

立山

  足元にはこぼれ種で増えた「シレネ・レッドキャンピオン」

  白・ピンク・濃ピンク色に咲き乱れています。

 

 「ベロニカ・ミセスフォルト」は、薄紫と爽やかな空色

  丈が低く、この時期の花壇前列をカバーしてくれます。

べろニカ・ミセスフォルト2 ベロニカ・ミセスフォルト1

   再びの開花を願い、まもなく切り戻しをします。

  

   ベロニカの和名は「瑠璃虎の尾」(ルリトラノオ)

   英名は「スピードウェル」

  ハーブの仲間の「スピードウェル」は

  涼しげなシルバーブルーの小さな花穂をたくさん立ち上げ

  静かに一面に花壇に這い広がっています。

  えむの花壇の雑草除けとしても、大活躍です。

スピードウェル

   えむには数種類のベロニカがあります。

    ミセスフォルトよりも少し丈が高い

            「ベロニカ・クレイターレイクブルー」の

        鮮やかなブルーが花壇中央で映えています。

ベロニカ・クレイターレイクブルー

   濃青の「アルカネット(アンチューサ)」が満開です。

アルカネット

    ブルーの花はたくさんあって、

     木立性クレマチス「ヘンダーソニー」の

        清楚な立ち姿には、趣きを感じます。

ヘンダーソニー
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