人間力を養う
弊社の朝礼は、ラジオ体操の後全員で
「職場の教養」の朗読から始まります。毎日交代で、代表者が読み
感想を述べます。他の人は、静かに文字を目で追い聞いています。
最後に朗読した代表者が、感想を述べて、「今日のこころがけ」という
言葉を全員で復唱します。その後から、従来の朝礼が始まります。
実は、職場の教養を読み始めたのは3ヶ月前からです。
数年前からもこの冊子は毎月送られてきていましたが、
ほとんど読まずに紙資源となっていました。
9月の社員会議で「これを毎朝きちんと読もう!」と誰かの案で
その翌日から欠かさず読んでいます。
始めは、嫌がったり照れたりして朗読するりーダーを避ける
雰囲気がありましたが、今ではすんなりと受けて立派に感想を
述べています。家族やお客様、仕事仲間を大切にする気持ちが
養われていく気がします。野村監督の言葉で「無形の力」とありますが
まさにこの事だと感じます。
ちなみに昨日のタイトルは「心と心」
そして本日は「呼吸の大切さ」でした。
もう1つ社内勉強会という会議があり、こちらでは「理念と経営」
の勉強をしています。毎朝の「職場と教養」と比べ小人数で勉強
しますが、こちらも内容は濃いです。この勉強会は、「職場と教養」
より以前より行っています。
設問にしたがって、意見を述べ合う会議形式で行っています。
発言の内容は、自由でよく話がそれる事もありますがそれも
良しとされる勉強会です。内容が少し難しいと言う人もいますが
ゆっくりと落ち着いて自分の会社について話し合う機会がもてることは
大変良いことだと思います。
すぐには形として現れない力(無形)ですが、全員が人間力を磨いて
良い風が家族やお客様、社員、会社に吹いていると信じています。