「クロロシス」
おはようございます
宮崎です。
一昨昨日までは、よく夕立が降りましたよね!
でも雨が止むと、夏なので・・・すぐに蒸発してしまうようです。
どういう事かと言うと(^^)!
こういう事!
そう・・・屋根から湯気が立ち上ってるんです(^。^)
まわりはミストサウナ状態(^_^;)ははは・・・
蒸し暑かったなぁ
でも昨日は1日カラッとした良いお天気
お店もお客様でにぎわい(^^♪
ありがたい1日でした
さて・・・本題に入るとしましょう
今日は「クロロシス(白化)」についてお話します。
「クロロシス」ってなんぞやぁ?
ってことですが・・・
土のなかに含まれる微量要素の欠乏により
葉緑素(クロロフィル)が形成されず
窒素の吸収ができなくなり
葉が黄白色になるとともに
成長が止まる生育障害
つまり
「葉緑素欠乏」状態のことを言います(^_^)
葉は・・・葉緑素が抜けてきて
このような感じになってくるんです。
酷くなると・・・
こんなことに(^_^;)
これは、黒点病などの
病気ではなく、
一時的なバラの体調不良状態なんですね。
主に、新芽に出てきます。
では、クロロシスを治すにはどうしたらいいのでしょうか
では
<クロロシス対策>
一般的に肥料には
< 窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)>が含まれています・・・。
でもその他にも微量要素という成分が、土の中にはあります。
意外とその事は知られていないんです。
みなさんご存知でしたか?
鉄・カルシウム・マグネシウム・ほう素などなど
肥料以外にいろいろあるんですねぇ
ちなみにこの要素は一般的な肥料では補えないから
ちょっと厄介!
その要素が、著しく欠乏した場合
いくら肥料をあたえても
それを吸収できなかったり
吸収したとしても
植物の体の中の循環機能が
うまく働かなかったりで
クロロシスになってくるんです。
もうひとつ付け加えると・・・
PHがアルカリ性になってる場合
根づまりの場合
も同じクロロシスになる場合があります。
さて!(^^)!
原因をもう一度まとめて見ましょう!
①土の中の微量要素不足
②PHがアルカリ性
③根づまり
この3つの原因のいづれかなんです!(^^)!
ひとつひとつ対策をしていくと
必ず治りますから
根気よくやっていきましょう
まず
②の場合は、ピートモスを土に混ぜると治ります
③の場合は、少し大きな鉢に植え替えれば治ります
問題は①ですね
肥料では治らないので
微量要素ばかり入っている土壌改良肥料を与えてください
オススメはこちら
ネオオルガ
微量要素がたくさん入っているものです。
これを、土にまくと
土に微量要素が入り
しばらくすると治ります。
できれば
ネオオルガをまいてから
1週間後
液肥もあたえると
よりいいかと思います。
ただ、一度クロロシスになった葉は治りません。
新しく出た新芽から健康ないつもの緑葉になります。
さあみなさんのバラで
クロロシスに困っている方は
せひやってみてくださいね
バラを知ることで
植物の様々な勉強になるんですよ~
さあみなさんも
秋のバラを咲かすためにFIGHTですよぉ
では、今日はこのへんで
宮崎でした
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