山の辺の道 散歩
GW 5月4日は、「みどりの日」。
誰が名付けたのか知らないが、本当に、
的を得たネーミングだ!
この時期の新緑は特に美しい!
自然の中で、心と身体を目ぇーいっぱい
遊ばせてやりたい1日だ!
『山の辺の道』は、奈良盆地の東に連なる
山裾を縫うように続く、日本最古ともいわれる
「古道」
そこには、万葉集ゆかりの地や神話・伝説、
古寺・古墳などの史跡が至る所に残されており
その古道を自転車で散歩してきた様子です。
これがその自転車です!
古道を自転車は、蛇道ですけど・・・・
スタートです!
最初にお断りしておきますが、今回はこんな道の
写真ばかりです。
ハイキングの方も大勢いました。
おばさんは連れだって、おじさんは独りきりで・・・
いつでもどこでもそんな感じ。
おじさんは、孤独を愛するものですよね・・・
古道と言えば、根っ子!
定番のイメージですね。
曲がりくねった道が多いので、その先にある光景は?
と、飽きさせないのが、古道の魅力。
「大和の国はまほろば たたなづく青垣
山ごもれる大和し 美わし」
「まほろば」とは、すぐれた立派な場所の意らしい。
・・・たたなづく青垣」のほんの一部
まだまだ先に、続きます・・・
こんな道も何カ所かありました。
どうやってこんな形の道ができたのか?
ある意味、不思議ですよね・・・
道以外のものも少し・・・池です
山の辺の道には、滝や清流と呼べるほどのものは
ありません。
山の辺の道は、この道標がないとすぐに
コースアウトしてしまいます。
こういった集落の中を横切っていくようなところが
多いので。
お店なんてあんまりありません。
こんな感じの100金は、よく見かけますが・・・
注:(トイレは結構あります。)
この右手にあるのは、古墳(崇神天皇陵)?
だったと思います。堀の周りには松の木が結構
あって、また別の機会に別のネタでご紹介します。
池を見るとなんだかほっとしますね
さらに先へ
このRが、なんとも言えずいいですよね
間知石の谷積み舗装?
坂道にはよくグリップして意外と歩きやすかった。
通り過ぎて振り返ってみるとこんな感じで
別角度からよく観ると、こんな感じで・・・
単なる2段根と片づけてしまうには、あまりに
可哀そうなくらい頑張って環境の変化に
適応してきた生命力に思わず
最近、古びたトタンを好んで使う人がいるようですが
なんとなくその感性判ります。
加工性に優れ、着色だってできるし、アイデア次第で
いろんなアレンジも可能。独特の風合いもあるし・・・
また、植物との相性も良さそうですしね。
塀萌え度:う~ん。
もう少しお付き合いを
また池ですけど・・・やはり、芭蕉も訪れたようです
この句碑の内容を簡単に説明すると、
「他所者(よそもん)には、分からん。
ちゅうこっちゃ!(と、言うことだの意)」
一緒に眺めていたおじさんが、奥さんに
言ったセリフです。
「おじさん。なかなかやりまんな。」と
心の中でつぶやいて。
柿畑の中の道を進みます。
剪定された柿の木の様子をしばし観察し・・・と
ここでここらの柿についてもう少し。
この辺りは、柿畑も多く
「刀根早生柿」発祥の地でもあります。
興味のある方は、目を細めてご覧ください。
そして、ようやく今回のゴール地点、
石上神宮へ。
今回のこの山の辺の道散歩は、桜井市の三輪山
の麓から、天理市の石上神宮までの南コース。
およそ13㎞の散歩でした。
この山の辺の道は、ここからさらに北進し、奈良市
まで続く北コースがあります。
この続きは、今のところ未定です・・・が、
最後に、
このような散歩をしていると、あちこちで色んな
ヒントをもらえる。
例えば畑でも。
農家のおばあさんの管理する小さな畑では
野菜だけではなく、自宅を飾るのとちょっとした
近所へのお裾わけ程度の分の切り花用の植物が
四季折々楽しめるように、その周りにうまく
配されているのに驚かされる。
年季の入った、生活に潤いをもたらす
知恵の詰まった畑では・・・
こんな「山の辺の道 散歩」でした~。