おじさんからの一言:
今日の一針、明日の十針
例え面倒くさくっても、
やれる時に済ませておかないと、
もっと大変な事になっちゃうんだよね。
*************************************************************
↓Haven~ヘイブン~の
ホームページは
こちらの画像をクリック!↓
地元密着のお庭工事や
リフォームのことなら
Haven ~ヘイブン~に
ご相談ください。あなたの
理想以上に仕上げます!
↓こちらのページも宜しくお願いしますm(__)m
←バナーをクリックしても、ちゃんと別窓で開くので
あなたのお手を煩わせませんよ(*´∀`)ニッコリ
今日の一針、明日の十針
例え面倒くさくっても、
やれる時に済ませておかないと、
もっと大変な事になっちゃうんだよね。
*************************************************************
↓Haven~ヘイブン~の
ホームページは
こちらの画像をクリック!↓
地元密着のお庭工事や
リフォームのことなら
Haven ~ヘイブン~に
ご相談ください。あなたの
理想以上に仕上げます!
↓こちらのページも宜しくお願いしますm(__)m
←バナーをクリックしても、ちゃんと別窓で開くので
あなたのお手を煩わせませんよ(*´∀`)ニッコリ
これが現実……
テーマ:仕事
2011/04/05 23:01
先月の31日のこと。
秦野市M様邸の地盤調査と地盤改良を施工してくれた
兼松日産農林(株)の担当者さんより、電話がありました。
兼松日産農林(株)さんは、
以前に、向こうのブログで
ご紹介をしました。
Havenさんがお世話になっている
地盤調査・改良の企業さんです。
社名に農林と付くだけあって、
マッチの製造で有名な会社さん!
国内シェアトップレベルなんすよ!
で、何の電話だったかというと、
『先日施工した現場(M様邸)の様子は如何ですか?大丈夫でしたか?』
との、確認のお電話でした。
もちろん、大丈夫でしたので安心して下さいと伝えました。
でもって、本題はここから。
このHavenさんを担当してくれている担当者さんとは、
以前から、よく地盤談義をしていたのですが、
今回は液状化現象で大変な被害が出ている、千葉県の様子を教えてくれました。
どうやら、地震のあとで上司の方と被災状況の確認に
行って来たそうなんです。
それで、現実を目の当たりにして絶句してしまったと…
それで、宜しければ現地で撮った写真を差し上げましょうか?
と、おっしゃってくれたので、参考資料として頂きました。
そして、その写真が今日メールで届いたのですが…
すいません。僕の想像を遥かに超えていました。。。
なので、液状化現象の恐ろしさと、その現実を
そのまま見て頂きたいので、UPする事にしました。
3月19日撮影。
撮影者は兼松日産農林の方です。
千葉県浦安市の交番です。
液状化現象による地盤沈下で、
建物がすごい角度で
傾いているのが分かります。
よく見ると、手前の道路も
波打っているのが確認出来ます。
つまり、平らな部分が無くなっている訳です。
同交番を至近距離にて撮影。
周りに溢れている水は、
水道管の破裂によって生じた漏水だそうです。
手前に見える砂は、液状化現象で
地面から吹き出してきたもの。
建物の傾き方が、ものすごい事が
よく分かります。
常識的には残念ですが、
この建物はもう使えないですね。。。
4月2日撮影。
千葉県香取市の住宅街の様子です。
アスファルト舗装だったであろう道は、
吹き出した砂に埋もれてしまっています。
大元の地盤が意味を成さなくなったので、
電柱までもが、有り得ない角度で
傾いてしまっています。。。
ここは、首都圏なんですよ…
一体、どうなっているんだよ…
上記同日、同市にて。
担当者さんから見て、
被災状況がとりわけ酷かった地域のお宅。
このお宅の最大沈下は、240mmだったそうです。
お宅のすぐ脇で、液状化が発生したそうで、
砂が吹き出した後を見つけたとの事。
同じお宅の玄関ポーチです。
タイルが砂に埋もれてしまっています。。。
セオリー通りに考えると、タイルの段差は
300mm程度ですから、
どれだけの量の砂が吹き出してきたのかが
一目で分かります…
担当者さん曰く、撮影中に一体何処が
水平なのかが全く分からなくなるくらいの、
傾きだったそうです。。。
このエリアの液状化現象での被災状況は、
浦安の比では無い感じがしたそうです。
担当者さんは、これらの写真を送ってくれたメール内にて、
今後に家を建てる上での注意点を、
プロの地盤屋としての目線で教えてくれました。
まず第一に、地盤調査をした土地で、
砂地盤に水位がある土地は、特に注意が必要!
いわゆる埋め立て地の事です。
埋め立てと聴くと、海辺等を想像しますが、
内陸部でも、(全てではないですが)田んぼや沼地、池等を
埋め立てた場所なども、該当する場合があります。
千葉県の比ではないですが、
Havenさんの近所でも沈下現象が
発生しました。
撮影したのは3月14日です。
僕が撮りました。
ここは昔、田んぼ等だったんです。
周辺一体に、同様の現象が起き、
ガス漏れが発生しました…
ちなみに震度は5でした。
話題を戻しますが、第二に、
疑いがある場合は、地盤改良工事をなるべく施工すること。
但し、完璧に液状化現象に対抗する為には、地盤の支持層
いわゆる岩盤と呼ばれる部分まで、支持杭を打つしか現状では方法が無いそうです。。。
僕も、この施工がどれだけ費用が掛かるものか知っているので、
これを見たときに呆然としたのですが、
支持層の深度によっては、家が一軒立つ位の金額になります。
つまり、液状化現象と言うのは、
それほどまでに強烈な災害現象という事です。
これを機に、今までは費用が掛かるからと言って、どちらかというと
軽んじられる対象だった地盤改良等が見直される事を、僕は切に願います。
そして、写真を見て僕が驚いた事がもう一つ。それは、
日付です。
4月2日ですよ!地震から3週間が経過しているんですよ!
それなのに、この状況…
正直言って、何とも言葉にし難いです。
地震そのものや津波の恐怖や脅威は、嫌と言うほど分かりましたが、
液状化現象がこれほどまでに、ライフラインや生活環境に対して
多大な影響を与えてしまうものだったとは・・・
すみません、想像以上でした。プロとして勉強不足だったと思います。。。
被災された地域の方々の労苦は、本当に耐え難いものだと思います。
この状況を見る限り、確かに選挙どころでは無いですよね…
僕は震災前からですが、情報はほとんどネットで仕入れています。
震災後、テレビも見るようになったのですが、
最近は東北の事はおろか、原発の事すらやらなくなってきた気がします。
今回ご紹介した千葉県の様子は、僕が見た限りテレビでは
ほんの少ししかやってなかった様な記憶があります。
何だか、意図的に気を逸らそうとされている感じがしてなりません。
かと言って、お涙頂戴的な演出や、過剰な被災報道なんかを
見たいとはこれっぽっちも思いません。
しかし、起きている真実をしっかりと伝えてくれなきゃ、しばらくして
また同じ様な事を繰り返してしまう…そう思うのは、僕だけでしょうか?…
今そこにある危機・・・
僕はそう感じています。
政治や日本経済等のデカイ事にしても、
個人単位の生活維持や被災地の復旧復興にしてもです。
-------------------------ここから下はPRです----------------------------
Havenは図面・デザイン・イラストの
知的財産を守るキャンペーン
NEW moral standard に参加しております。
Haven ~ヘイブン~
〒259-1131
神奈川県伊勢原市伊勢原3-32-5-106
℡ 080-3419-5931
fax 0463-72-8256
E-mail haven_komoriya@train.ocn.ne.jp
代表 小森谷雅人
秦野市M様邸の地盤調査と地盤改良を施工してくれた
兼松日産農林(株)の担当者さんより、電話がありました。
兼松日産農林(株)さんは、
以前に、向こうのブログで
ご紹介をしました。
Havenさんがお世話になっている
地盤調査・改良の企業さんです。
社名に農林と付くだけあって、
マッチの製造で有名な会社さん!
国内シェアトップレベルなんすよ!
で、何の電話だったかというと、
『先日施工した現場(M様邸)の様子は如何ですか?大丈夫でしたか?』
との、確認のお電話でした。
もちろん、大丈夫でしたので安心して下さいと伝えました。
でもって、本題はここから。
このHavenさんを担当してくれている担当者さんとは、
以前から、よく地盤談義をしていたのですが、
今回は液状化現象で大変な被害が出ている、千葉県の様子を教えてくれました。
どうやら、地震のあとで上司の方と被災状況の確認に
行って来たそうなんです。
それで、現実を目の当たりにして絶句してしまったと…
それで、宜しければ現地で撮った写真を差し上げましょうか?
と、おっしゃってくれたので、参考資料として頂きました。
そして、その写真が今日メールで届いたのですが…
すいません。僕の想像を遥かに超えていました。。。
なので、液状化現象の恐ろしさと、その現実を
そのまま見て頂きたいので、UPする事にしました。
3月19日撮影。
撮影者は兼松日産農林の方です。
千葉県浦安市の交番です。
液状化現象による地盤沈下で、
建物がすごい角度で
傾いているのが分かります。
よく見ると、手前の道路も
波打っているのが確認出来ます。
つまり、平らな部分が無くなっている訳です。
同交番を至近距離にて撮影。
周りに溢れている水は、
水道管の破裂によって生じた漏水だそうです。
手前に見える砂は、液状化現象で
地面から吹き出してきたもの。
建物の傾き方が、ものすごい事が
よく分かります。
常識的には残念ですが、
この建物はもう使えないですね。。。
4月2日撮影。
千葉県香取市の住宅街の様子です。
アスファルト舗装だったであろう道は、
吹き出した砂に埋もれてしまっています。
大元の地盤が意味を成さなくなったので、
電柱までもが、有り得ない角度で
傾いてしまっています。。。
ここは、首都圏なんですよ…
一体、どうなっているんだよ…
上記同日、同市にて。
担当者さんから見て、
被災状況がとりわけ酷かった地域のお宅。
このお宅の最大沈下は、240mmだったそうです。
お宅のすぐ脇で、液状化が発生したそうで、
砂が吹き出した後を見つけたとの事。
同じお宅の玄関ポーチです。
タイルが砂に埋もれてしまっています。。。
セオリー通りに考えると、タイルの段差は
300mm程度ですから、
どれだけの量の砂が吹き出してきたのかが
一目で分かります…
担当者さん曰く、撮影中に一体何処が
水平なのかが全く分からなくなるくらいの、
傾きだったそうです。。。
このエリアの液状化現象での被災状況は、
浦安の比では無い感じがしたそうです。
担当者さんは、これらの写真を送ってくれたメール内にて、
今後に家を建てる上での注意点を、
プロの地盤屋としての目線で教えてくれました。
まず第一に、地盤調査をした土地で、
砂地盤に水位がある土地は、特に注意が必要!
いわゆる埋め立て地の事です。
埋め立てと聴くと、海辺等を想像しますが、
内陸部でも、(全てではないですが)田んぼや沼地、池等を
埋め立てた場所なども、該当する場合があります。
千葉県の比ではないですが、
Havenさんの近所でも沈下現象が
発生しました。
撮影したのは3月14日です。
僕が撮りました。
ここは昔、田んぼ等だったんです。
周辺一体に、同様の現象が起き、
ガス漏れが発生しました…
ちなみに震度は5でした。
話題を戻しますが、第二に、
疑いがある場合は、地盤改良工事をなるべく施工すること。
但し、完璧に液状化現象に対抗する為には、地盤の支持層
いわゆる岩盤と呼ばれる部分まで、支持杭を打つしか現状では方法が無いそうです。。。
僕も、この施工がどれだけ費用が掛かるものか知っているので、
これを見たときに呆然としたのですが、
支持層の深度によっては、家が一軒立つ位の金額になります。
つまり、液状化現象と言うのは、
それほどまでに強烈な災害現象という事です。
これを機に、今までは費用が掛かるからと言って、どちらかというと
軽んじられる対象だった地盤改良等が見直される事を、僕は切に願います。
そして、写真を見て僕が驚いた事がもう一つ。それは、
日付です。
4月2日ですよ!地震から3週間が経過しているんですよ!
それなのに、この状況…
正直言って、何とも言葉にし難いです。
地震そのものや津波の恐怖や脅威は、嫌と言うほど分かりましたが、
液状化現象がこれほどまでに、ライフラインや生活環境に対して
多大な影響を与えてしまうものだったとは・・・
すみません、想像以上でした。プロとして勉強不足だったと思います。。。
被災された地域の方々の労苦は、本当に耐え難いものだと思います。
この状況を見る限り、確かに選挙どころでは無いですよね…
僕は震災前からですが、情報はほとんどネットで仕入れています。
震災後、テレビも見るようになったのですが、
最近は東北の事はおろか、原発の事すらやらなくなってきた気がします。
今回ご紹介した千葉県の様子は、僕が見た限りテレビでは
ほんの少ししかやってなかった様な記憶があります。
何だか、意図的に気を逸らそうとされている感じがしてなりません。
かと言って、お涙頂戴的な演出や、過剰な被災報道なんかを
見たいとはこれっぽっちも思いません。
しかし、起きている真実をしっかりと伝えてくれなきゃ、しばらくして
また同じ様な事を繰り返してしまう…そう思うのは、僕だけでしょうか?…
今そこにある危機・・・
僕はそう感じています。
政治や日本経済等のデカイ事にしても、
個人単位の生活維持や被災地の復旧復興にしてもです。
-------------------------ここから下はPRです----------------------------
Havenは図面・デザイン・イラストの
知的財産を守るキャンペーン
NEW moral standard に参加しております。
Haven ~ヘイブン~
〒259-1131
神奈川県伊勢原市伊勢原3-32-5-106
℡ 080-3419-5931
fax 0463-72-8256
E-mail haven_komoriya@train.ocn.ne.jp
代表 小森谷雅人
コメント
-
2011/04/06 12:46地震の爪後を改めて見ると
ほんと怖いです(>_<)
交番の傾きはトリックハウス!?と
思うぐらい傾いてるね~。
これが日本の現実と受け止めるのが
復興の第一歩かな...。[Res]Haven2011/04/06 22:58>houkokugarden さん
こん^^コメあざますm(__)m
トリックハウス!!確かに(>_<)
てゆーか、怖いですよホントに…
その現象も然りですが、今後の生活・お金などなど。
この規模の災害になると、長期間の市民生活に直結です。
そうですね。
復興への第一歩は、被災地外にいる僕らが被災地で起きている
現実を真摯に受け止める事だと僕も思います。
トラックバック
この記事のトラックバック URL :
http://blog.niwablo.jp/osigotogekilove/trackback/89176
http://blog.niwablo.jp/osigotogekilove/trackback/89176