典型的な鴨ネギ体験(今回は現地の写真付です)

テーマ:怖い話・怖い体験・不思議な経験
こんばんは^^

お鍋が美味しい季節になって参りました!
皆さんは何鍋が好きですか?
おじさんは、寄せ鍋・ちゃんこ・湯豆腐なんかが好きです。
お出汁は昆布出汁ベースで作っています。

最近は、ニンニクと韮をたっぷり入れたモツ鍋や
あっさり醤油味の牡蠣鍋なんかも作ってみました。
美味しかったよ~(*^_^*)

今シーズンは、軍鶏鍋にもチャレンジしてみたいと思っています( ・`ω・´)


さて、今夜はおじさんが以前に体験した怖い話です。
苦手な人は、耳を塞ぎながら見て下さい。きっと効果はありませんけど。


もう何年か前の初冬の話です。

その日は建売住宅の販売で、朝からオープンハウスをしていました。
勤めていた会社からはそこそこ離れていた物件だったので、
現場の近くまでは自動車専用道路を使います。

午後18:00

定刻になりオープンハウスを終えたので、僕は帰途に就くことにしました。
戸締まりをして、車に乗り込み一路会社を目指します。

最寄りのインターチェンジまでは、おおよそ10分といった所です。

朝から一日オープンハウスをやっていると正直言って疲れます。
来客者が無かったり成果が上がらなかった時は、特に顕著です。

その日も来客者はゼロでした。
おまけに暖房の効いていない場所での待機ですからね。
それはもうかなり疲れていたんです。

体も心もグッタリだった上に、高速を使わなければいけない。
無駄に焦って事故っても面白く無いので、その日はのんびり帰ることにしました。

現地を出て車を走らせ、インターチェンジに近付いた時、
入口手前の信号が赤に変わりました。

インターチェンジと言っても、山の中にあって、
おまけに日曜日の夜という事もあり、僕の他に車は一台もいません。

停止線に止まると、右側にある公衆電話が、ふと気になりました。
公衆電話の中には男の人が立っています。
顔は見えませんが、50~60代くらいの黒のスーツっぽい服を着た男の人です。

「へぇ、珍しいな…」

僕の頭を過ったのはその言葉でした。
山の中とは言えインターチェンジなので、真っ暗ではないですが、
近くの人家でも300mは離れていますし、徒歩で人が通る場所でもないですから、
そこに人がいるというだけで珍しかったんです。

ただ、ちょっと気になったのは、その男の人が電話をしているのではなく、
こちらに向かって項垂れているんです。

公衆電話は道路に向かってドアが有り、奥に電話機があります。
つまり、電話をしているのであれば、こちらには背中が向いているか、
体が横を向いていなければおかしい。
それなのに、この人はこちらを向いている訳ですからね。

「なんだべ?」

その時の僕は、その程度にしか感じませんでした。
疲れていたのもありますが、今とは比べ物にならない程に鈍感だったんです。

そうこうしている内に、大事なことを思い出しました。
現地の旗を片付けてくるのを忘れたことに気が付いたんです。

高速に乗ってしまうと戻るのが大変ですし、時間もかなり掛かりますから、
面倒は面倒でしたが、その場で戻ることにしました。

青信号になったので、車をUターンさせて元きた道を戻ります。

現地に戻ったら案の定、旗がヒラヒラと揺らめいていました。
車から降りたら外水栓に付けてあるキーボックスから鍵を取出し、
建物の玄関を空けて、旗のポールを縮めて邪魔にならない所へ仕舞いました。
この間、大体10分程度です。

指差し呼称をしたりして、何故か戸締まりチェックを大袈裟に行ったのを覚えています。
こういう時のテンションって、不思議ですよね。
傍から見ればかなりの間抜けです。

唯でさえ疲れているのに、無駄に30分も時間をロスしてしまった自分のボケさ加減に
半分嫌気が指しましたが、イライラするのも馬鹿らしいので
普段以上に安全運転を心掛けつつ、再度インターチェンジを目指しました。

向かう途中、住宅街にはまだ何台か車が走っていましたが、
高速方向に曲がる交差点まで来たら、僕の車以外は走っていませんでした。

煙草を吹かしながら走っていると、さっきの事を思い出しました。
「そういやさっきの男の人は何をやっていたんだろう…」

今度は先程とは違い、信号に掛かる前から意識をしているので、
自然と公衆電話に目が向いていました。

男の人はもういませんでした。

信号はまたも赤信号です。
公衆電話には誰も居ないんですが、何だか妙に気になりました。
意識がどうしても公衆電話に向いてしまうんです。

何故だか落ち着かない僕は、もうすぐ青信号に変わるかという時になって、
ちょっと確かめてみようという気持ちになりました。

ちょうど青信号に変わったので、車を前進させて交差点を直進し、
邪魔にならない場所へ停車して、公衆電話に向かいました。


インターチェンジの電話ボックス問題の公衆電話。

最近、久しぶりに通ったので
この体験を思い出しました。

当時、男の人を見た角度とは
微妙にズレています。

何故なら、この時僕の前には
原付きがいたので、
停止線よりも数m後ろに
居たからです。



インターチェンジの電話ボックスほらね。停止線と原付きが
写ってるでしょ?

本来はこの信号を左折しなきゃ
ダメなんだけど、これを
直進した先で停めました。

この時は16:00くらいですが、
当時は18:30過ぎだから、
もうかなり暗かったです。

まぁ、大体想像つくでしょ?



公衆電話に徒歩で向かっている時に、
今考えても変な気持ちだったのを覚えています。

「急がなきゃ」って、感覚だったんです。
別に急ぐ必要なんて、これっぽっちもありゃしないのに…

交差点を渡って、いざ公衆電話の前に立つと少し緊張しましたが、
あまり時間を掛けずに、扉の取っ手を引いて中に入りました。

電話ボックスの中はとても冷んやりしていました。
外も寒かったのですが、何て言うか、冷蔵庫の中の様な感じです。

当時はよく理解していませんでしたが、今ならハッキリと分かります。
あの独特の冷え方は、確実に 【 そこに居た 】 証拠です。

中に入った僕は、一度だけ受話器を持ち上げましたがすぐに下ろして、
さっきの男の人と同じ様にやってみることにしました。

電話機に背を向けて、道路の方を振り向き、項垂れる。

3秒ほどそのまま目を閉じていたんですが、妙な冷気を感じたので、
目を開けて頭を上げた時…

「おぅああ!!!」

僕は驚いて、思わず声を上げました。
電話ボックスの扉を挟んだ僕の真正面で10cmも離れていない所に、
男の人が項垂れて立っていたんです。

車から見た時と同じ男の人だというのは、すぐに分かりました。
僕は声を上げた瞬間、咄嗟に一歩だけ下がりましたが、
そこから動くことが出来ませんでした。というよりも体が動けなかったんです。

あまりに驚いたんで、今にも腰が抜けそうでしたが、
体は動きませんし、目線も逸らすことが出来ない状態なので、
嫌でも男の人を真正面から至近距離で見るより手段がありませんでした。

この時になって僕はようやくこの男の人が、
生きている人間じゃないと悟りました。

僕が恐怖し始めてから時間にしたら、たぶん10秒も経っていなかったと思いますが、
とんでもなく長い時間固まっていた様に感じました。

目線を逸らせられないので、男の人を見ていると、
それまで全く動いていなかったその人の頭がゆっくりと持ち上がってきました。

何というか、その時に思ったのは、

(顔を見たらいけない!見ちゃまずい!)

そんな事を無意識に認識したのを覚えています。

ですが、僕の意識とは裏腹に男の人の頭は上がっていきます。

土汚れが付いた顎が見えて・・・
右側の皮膚が切れているドス黒い唇が見えて…
黒く腫れぼったくなっている鼻が見えてきて…

もう目が見えてくる!

と、感じたのと同時に、男の人の体がスゥーッと透けていって…

目の前から消えました。

その瞬間、僕は体が動かせる様になったので、すぐに飛び出して
公衆電話から5~6歩離れた所まで行き振り返りました。

そこには誰も居ませんでした。

この時に気が付いたんですが、どうやら息をするのを忘れていたらしく、
軽い呼吸困難の様な状態になっていました。

本当に驚いたし恐ろしかったので、呼吸を戻すのに多少時間がかかりましたが、
何とか落ち着かせて、急ぎ足で車に戻りました。

車に戻ってからも変な興奮状態でしたが、そこまで時間を掛けずに
その時はもう帰途につきました。

帰り道を運転しながら、どうしてあんな事をしたのかを考えてましたが、
当時は結局分からず仕舞いでしたし、疲れが一気に出てしまって、
もう考える気力も無かったんです。


ですが、今ならば分かります。
おそらく僕はあの男の人に呼ばれてしまったんでしょう。
簡単に言えば、波動が合ったってところです。鴨ネギです。

もし、あの時に敏感だったら絶対にあんな真似はしなかったでしょうからね。

【怖い体験をする時は、鈍感な方が恐ろしい】という、いい例だったんだと
あの体験を思い出しながら、ここ最近しばらく考えていました。



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