板塀笠木の金物加工

テーマ:自邸外構他普請について

第2回目の投稿は、自宅の外構の安普請の様子です。

この家に引っ越してきたのは、3年以上前になります。

以来、外構をどのようにしたらよいか考え続け、仕事の合間、休日などに少しずつ造り続けています。(3年にもなろうというのに、未だに完成の目途がたっていません。)

・・・・・

そんな私の安普請の外構作業の中から、「板塀の笠木部分」の金物加工の様子をご覧ください。

板塀笠木加工 1

(今回用意した控柱部分の型紙と鉄板です。)

初めての作業なので、まず実寸大の型紙を作り、折り目・切り目を入れ組み立ててみました。そして、いよいよこの型紙をもとに控柱の笠木金物作りに挑戦です。

まず、鉄板を寸法に切り、折り線・切り線を墨付け。

板塀笠木加工 2

その後、切ったり、折り曲げたり、叩いてみたりを繰り返しようやく笠木1号が完成。

板塀笠木加工 4

板塀笠木加工 5

 

試しに取り付けてみて、何とか納まったものの予想通りなんだか面白味のない満足度40%くらいの出来栄え。

それでも今さら後戻りもできない状況なので、「今回はこれでいこうグー」と気を取り直し、さらに板塀笠木役物(コーナー部分・エンド(端)部分)を、上記と同様の工程を経て作成。

板塀笠木加工7

写真のような役物3点がなんとか出来上がりました。

苦労して、時間をかけて造った割には不満の残る出来上がり。それでも、こんな憤りを感じることにも慣れてきた3年。へこたれずに今後もやり続けてまいります。

今回使用した道具

今回の作業では、これらの道具を使いました。

誰にも教えてもらうことなく、自分のイメージだけで、道具も用意して取り組みましたが、予想通り鉄板は、既製品のようにきれいに折曲げることはできませんでした。しかし、「ああでもない。こうでもない。」といろいろ試していくうちに、折り台と拍子木?見たいなこの道具で鉄板を折り曲げていくコツ(ヒント)みたいなものを掴みました。

今回使用した道具2

次回作業では、作業効率アップと加工精度向上を目指し、知恵を絞ってやってみます。

 

 

 

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プロフィール

スキットマン

日桂造園
(にっけいぞうえん)

杉岡 靖元

1971年4月 
奈良県生まれ

これからの暮らしに
スタンダードとなっていく
ような、1つの流れを
造り出していきたいという
大きな夢を持った
小さな植木屋です。


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