万博展示場レポート
日本六古窯のひとつ 常滑を訪れて
土管と甕で造られた坂道
INAXミュージアムを見学探検して楽しんだ後、日本六古窯の一つで、かつては甕と土管で隆盛を誇った常滑の町を散策することにしました。
散策しやすいように道しるべを作ってあり、印に添って歩いていけば、常滑焼の里の雰囲気を味わえるようになっています。
古くは平安時代から作り始められ、鎌倉時代は素朴で力強い甕、壷がおびただしく消費され、明治時代には土管が大量に生産されて、その時代に応じて生き残ってきた常滑焼です。
今回訪れたINAXミュージアムの母体のINAXの本社も常滑にあります。
町の中にギャラリーもたくさんあり、事務所で使う湯飲みや、急須などを買って帰りました。とっても気に入っていて、お茶が大変おいしいです。
急須を造られた方は、西宮の夙川駅前にある「土山人」というお蕎麦のお店の食器をすべて手がけられているそうです。
手にすっぽりと納まりなじみがよく、おいしくお茶が味わえます。
街中の自動販売機の色も常滑焼色で統一され、違和感なく街に溶け込んでいました。
櫻咲く頃に 是非訪れたい 醍醐寺に
「京の冬の旅」に誘われて醍醐寺を訪れました。
「京の冬の旅」は、京都市観光協会が
冬に普段非公開の文化財を14箇所、特別公開しています。
醍醐寺は、霊宝館の敷地内にある仏像棟を初公開するということで訪れました。春や秋には大勢の人で賑わう醍醐寺ですが、冬はさすがに靜です。
秀吉の醍醐の花見で有名な醍醐寺には、櫻の古木が何本も植えられていますが、何度も訪れているにも関わらず
肝心の櫻の季節を逃しています。
仏像棟には、国宝五重塔を創建の平安時代から支えてきた「旧四天柱」がど真ん中に据えられています。
よく見ると、柱に描かれていた仏様が確認することができます。
四天柱が、その外側の柱に、2本を天地逆になって接ぎ合わせ1本にして使われていることが昭和の修理の時に確認できたそうです。
応仁の乱の時には、敷地が壊滅状態になったそうですが、その時にも、奇跡的に生き残った京都府最古の大変貴重で美しい建造物です。
櫻の古木の根を痛めないようにしながら、水はけも考えて木で床を作ってありました。
万博展示場レポート
ライティングで夜の景色も楽しめるモダンなルーフガーデン
以前はフェンスとコンクリートの床だけだった屋上の空間をリフォームして、使い勝ってが良く、楽しめるお庭を造りました。
全体的にはウッドデッキや、木製のコンテナでナチュラルでシンプルなデザインにしています。
そして、夜は眺めて楽しめ、夜の団欒を楽しめるように、LEDの照明でモダンなお庭空間に演出しています。
施工前の写真
施工後
既存のアルミのフェンスも格子のウッドフェンスを取り付け、お庭の背景も造りもしています。
そして、夜にお庭が楽しめるよう、LEDライトと樹木で夜のお庭を演出。
このようなお庭で、お客様を招いたり、家族でお食事を楽しまれてはいかがしょうか。