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日本六古窯のひとつ 常滑を訪れて

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土管と甕で造られた坂道

INAXミュージアムを見学探検して楽しんだ後、日本六古窯の一つで、かつては甕と土管で隆盛を誇った常滑の町を散策することにしました。

散策しやすいように道しるべを作ってあり、印に添って歩いていけば、常滑焼の里の雰囲気を味わえるようになっています。

古くは平安時代から作り始められ、鎌倉時代は素朴で力強い甕、壷がおびただしく消費され、明治時代には土管が大量に生産されて、その時代に応じて生き残ってきた常滑焼です。

今回訪れたINAXミュージアムの母体のINAXの本社も常滑にあります。

町の中にギャラリーもたくさんあり、事務所で使う湯飲みや、急須などを買って帰りました。とっても気に入っていて、お茶が大変おいしいです。

急須を造られた方は、西宮の夙川駅前にある「土山人」というお蕎麦のお店の食器をすべて手がけられているそうです。

手にすっぽりと納まりなじみがよく、おいしくお茶が味わえます。

街中の自動販売機の色も常滑焼色で統一され、違和感なく街に溶け込んでいました。

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