スタッフ趣味の寄せ植え・アレンジメント・美術館・お寺巡りなど
の日記をお伝えしていきます。
目隠し塀と、ナチュラルなオリジナル物置
以前、外構・造園工事をさせていただいたT様に、目隠し塀とオリジナル物置を提案しまし た。
"loose garden"の考えも気に入って下さり、そのT様に出会えたおかげで、"loose garden"という庭・外構のスタイルをつくることができました。
T様には感謝の気持ちでいっぱいです。
T様は、以前から、目隠しとお庭の背景になる塀が欲しいとおっしゃっていました。
そのため、"loose"でナチュラルな塀と、お庭のフォーカルポイントになるような物置をご提案し、現在、施工中です。
物置の骨組づくり
CBブロックと、化粧ブロックを組み合わせた物置の壁。
ところどころ、レンガや瓦を入れて、物置に模様を入れています。
そして、棚受けも造っています。
清閑の地に 世界最古の 庶民の学校
地名の通り、清閑な山と谷に抱かれた地に江戸時代に建てられた閑谷学校はあります。
寛文10年(1670)岡山藩主、池田光政が儒学に基づく士庶共学、庶民を含めた平等の教育を目指してこの地に学校を開いた。
創建当時は、簡素なかやぶきだったが、学校奉行、津田永忠(ながただ)が元禄14年(1701)に大改修して、今のような壮麗な講堂、聖廟、石塀などが出現したという。
身分制度が厳しかった江戸中期、藩士だけでなく、農民など庶民の子弟、他藩の好学者にまで門戸を開いた学校は、岡山藩が初めていわれ、当時先進的な教育機関だったといえる。
以来、苦難と変転を繰り返しながらも連綿と“学灯”が守り継がれてきた。
構造物のほとんどが国宝や重要文化財に指定されている。
訪れたときは、梅が美しかったです。
かまぼこ形の石塀。表面は硬い水成石の切り石を張り合わせたもので、中に栗石が入っており雑草一本なく、すべすべしている。
重要な建物は一度も火事で消失しなかったことは奇跡に近いです。
それは、講堂などの建物群がある一画と火事を出しやすい学寮、厨房などがある西側の一画とが火除山と呼ばれる人造の防火丘陵で完全に遮断されているからです。
国宝講堂全体から凛とした雰囲気が漂ってきます。
駐車場に車を止めて閑谷学校に向かって歩いていくと壮大なパノラマが広がってきて、息を呑みます。
建物はすべて赤い備前焼瓦で統一されており、建物の周りを石塀が整然と囲みます。
地形の高低、建物の配置のバランスは見事で圧倒されます。
巨大な槐の木が2本孔子を祭る聖廟の前に立っています。
大正14年に中国から持ち帰った種子を苗に育てたものが植えられたそうです。
紅葉のときは見事だそうです。
講堂に使われた備前焼瓦だけでも25000枚、聖廟なども合わせると10万枚近い瓦が焼かれたという。
とにかく瓦の色が美しいのです。
津田永忠の偉業
光政、綱政2代の藩主に重用され、閑谷学校、和意谷墓所、後楽園の造営、大規模な新田開発、難民救済、藩財政の建て直し‥‥と次々と大事業をやり遂げた超人的な仕事ぶりからみて、岡山藩200年の歴史を通じて最も傑出した藩政家だったといえる。
以前、NHK教育テレビで放映されていた「国宝探訪」は、私を日本の美の世界にいざなってくれて毎週楽しみに勉強させてもらっていました。
その番組も残念ながら終わってしまったのですが、その最終回が、閑谷学校でした。
ずっとナレーターを努められていた長谷川アナウンサーがついに登場されて、この閑谷学校の石塀を歩かれていたのが印象的でした。
それから、いつかは訪れてみたいと思っていたのですが、訪れてみると、最終回に相応しい凛としたという言葉が一番良く似合う場所でした。
この閑谷という名前も池田光政が名づけられたそうです。
今から楽しみ長谷川等伯展
この前の日曜日に、NHKの日曜美術館で長谷川等伯展を取り上げてましたね。
関西では京都国立博物館で、4月から展示されます。
今から楽しみでしかたありません。
私は、恥ずかしながら、智積院の桜図(等伯の息子が描いた)と楓図しか見たことがありませんが、
その絵は、印象に残り、3回くらい見にいきました。
また、絵を生でゆっくりと見れる空間です。
その頃は、お庭の仕事をせずに、見ていましたが、今回は、お庭造りの参考としても、この絵を鑑賞できればと思います。
ガーデナー吉谷さんのブログでは日本の宿根草の庭として参考になると書いておられました。
そして、社長の北は、ダイナミックさと繊細さの描き方を分けることで大きいエネルギーが感じられると言っていました。それは、石組や庭造りでも、大きいものと小さいものと、その間で、エネルギーというか、動きが感じられると言っていました。
庭造りにおいて、密度のある空間、絵になるような空間というのは、大切なこと。
そういった意味で、大好きな長谷川等伯展で、たくさんの絵を見て、特にこの楓図を見れればと思います。
K様からのメール(兵庫県/川西市の外構工事)
兵庫県のK様から工事の件と、施工現場の写真をいただきました。
プランの段階から、当社のお庭や外構に対する考え方を理解して下さり、工事中も、このようなメールを送っていただき、K様には本当に感謝しております。
そして、工事中お世話になりますが、どうぞ、よろしくお願い致します。
K様からのメール
「HPを拝見させていただいてますいが、日々素敵な外構がアップされていて見るのが日課です(笑)
本当にお忙しそうでびっくりです!
それなのに、北さん,直々に我が家の外構をやって頂けるなんて!!
本当にうれしく思っています。有難うございます。
金曜日にポーチ前壁周りが作成されていてまだ完成していないのに、本当に嬉しくなりました☆
子どももショベルカーなどをまじかで見れたことなどがすごく嬉しかったらしく、主人に報告していました~。
今日のお友達も外構を見させていただき、みんな『かわいい~おしゃれ~完成が楽しみやね~』と言ってくれました。楽しみが我慢できず本日私は、豊中にある資材・雑貨の問屋『NOAH』さんで木箱などを買いました。
ポーチ前壁などに飾れる雑貨が沢山ありました。
北さん、北ガーデンさんには、何回もあーだ、こーだとご無理を言って変更ばかりしてしまい、本当に申し訳ありません...
そして有難うございますの気持ちでいっぱいです。」
そして、「ショベルカー姿の北さん、良かったです!思わずパチリっとりました。添付しますね」
と、写真を添付して下さいました。
K様邸の完成予想図面↓
K様に、喜んでいただけ、施工中も楽しんで下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
わけぎの 旬は 今ですよ
いつもお野菜をいただくお客様が、自ら自転車をこいでわざわざ持ってきてくださいました。
いつもありがとうございます。
今が旬だそうです。
知っていましたか?
4月になるともう硬くなってしまうそうですよ。
地産地消が一番。
エコだしね。
早速ぬたにしましょか、
小口切りにしてそのままお葱で食べようか
ベジタリアン一家としては、涎が出そうなくらいおいしそう(^0_0^)