紫陽花の季節

テーマ:暮らし

今年も夏至を迎え、いよいよ本格的な夏到来です紫陽花

 

仙台ではバラの一番花の剪定が終わり、

これからしばらく、紫陽花が主役の風景が広がります。

 

昨年も今年も、えむの春バラの様子をお知らせできないまま

どんどん過ぎてしまった6月。

お伝えしたいことはいっぱいあって、書きかけているのですが

花々が美しい季節は、日中の戸外での作業時間が一層増えて

夜やっとパソコンに向えたかと思うと、そのままリビングの床に

倒れこみ、身体が吸引吸着されて、はがれなくなります(笑)汗(女の子)

きちんとベッドで睡眠をとる準備をするのもひと仕事。

「ブログ更新はまた明日・・・」が毎晩の口癖です(~_~;)

 

写真だけは時々フェイスブックにアップしていますので

どうぞご覧になってください。

 

「今年の我が家のバラは花数も多くきれいだったわ!」

と、ご来店の皆さまが口々におっしゃっていました。

4,5月の晴天続きが、開花前の生育に好気候だったのでしょう。

ただ、例年より早い一番花の開花と、ほぼ同時の梅雨入りで、

きれいなバラが雨まみれエーン(女の子)になってしまったのは残念でしたね。

マチルダ・バラ
マチルダ

皆さまのお庭とはうらはらに、えむのバラはご覧になられた通り

今年も花数少なく絶不調でした。これには事情が・・・。

ともかく、昨年同様、秋バラに向けて日々頑張ります!です。 

 

6月最初の日曜日は、仲間入りさせていただいている

オープンガーデンみやぎのバスツアーの皆さまが約60人

花壇見学にご来訪くださいました。

訪問3日前の梅雨入り以来、連日の豪雨で、

風になびく姿が優しいはずの花々が次々に倒伏。

支柱だらけの残念な状態に、皆さんがっかりされたことでしょう。

花壇は足元が悪く、店内も狭く、ご不自由おかけしました。

アルケミラの小道
「アルケミラ・モーリス」または、「レディースマントル」
または、「羽衣草」・・・の小道です

会員の皆さまには、好天候時に再びご来店いただき

四季折々のえむのロケーションと合わせた花壇の様子を

ご覧いただけたらと願っています。

 

素敵なガーデンライフを送っている素晴らしきガーデナーの

会長Ruiさんはじめ、役員スタッフ事務局の方々の

気配り心配りの行き届いた企画運営実行能力に感動しました。

そして、同じガーデナーとして口には出さなくてもわかり合える

花との日々、花への思いに、雨降りの肌寒い一日でしたが、

心に温かさが溢れたひとときになりました。

 

前日からのお菓子やお茶の準備、当日の接客対応等、

心強いニコニコ(女の子)スタッフH子ちゃんと堂々たるニコニコ(男の子)オーナーのおかげで

皆さんをお迎えすることができたことも感謝!でした。

 

フウリンソウ
福島の友人から頂いたフウリンソウの苗12鉢は
順調に育ち、毎日次々花開き、花蜂たちも大喜びです

 

6月は公私ともにいろいろなイベントがありました。

その一つ「赤毛のアンの世界」と題した市民センターの講座。 

グリーンゲイブルスの玄関アプローチをイメージした壁掛けの

フラワーアレンジメント制作がメインでしたが、

持参したアンにまつわる書籍20冊についても

少しお話させていただきました。

アン1

講座当日の朝、えむの花壇から、パイナップルミントと

房咲きバラの「あおい」をバケツ一杯に収穫し

そのまま持参して講座の各テーブルに生けました。

「ミントは挿し芽にチャレンジを」とお持ち帰りいただきました。

えむの香りのバラジャムのサイダー割りがウェルカムドリンク。

アレンジ終了後はバラジャムをトッピングのクラッカー、

同じく朝収穫仕立てのレモンバーベナのホットハーブティー。

グリーンゲイブルスでマリラやマシュー、

そして腹心の友ダイアナと過ごしたアンの姿を想いつつ、

図書ボランティアの方々が熱心に勉強された

すばらしいブックトークに共に耳を傾け聴き入りました。

アン2

しっかりとアレンジキットの準備をしてくれたH子ちゃん

私の多種の持参品を上手にさばいて、

見事に講習のサポートをしてくださった市民センターの方々

おかげさまでよいひとときが過ごせたことを感謝しています。

 

ところで、「花子とアン」は、いよいよ将来の伴侶・村岡氏との

ドキドキ恋愛模様に突入ですね。

「花子とアン」は孫の村岡恵理さん著による花子さんの生涯

「アンのゆりかご」をもとにしながら、アンや原作者の

ルーシー・モード・モンゴメリの生涯を重ね合わせ、

新たに脚色をしています。吉高由里子ちゃんの花子さんが

時にはアンだったり、モンゴメリだったり・・・。

だからNHK連ドラの「花子とアン」は

花子さんの生涯のノンフィクションとはいえません。

モンゴメリと花子さん

今年、各地で開催中の「村岡花子とアンの世界」展で
花子さんとモンゴメリの生涯について特別編集された本です。
名古屋でご覧になった
息子の愛妻M子ちゃんのお母さまからの贈り物です♡
仙台での開催予定は??? なさそうで残念パニック(女の子)

 

花子を見つめる優しいまなざしの村岡氏(鈴木亮平さん)に

こちらまでドキドキの先週でしたが

これからがひとつのクライマックス。

本当のことを織り交ぜ、どんな風に脚色されるのでしょうか。

困った表情より包容力がありそうな優しいまなざしの亮平君を

早く復活させてほしいです♡ 個人的好みは別にして、

吉高由里子ちゃんの演技力にも脱帽の日々です。

 

先日の講座でもお話しましたが、「赤毛のアン」は全10巻。

宮崎駿氏のアニメで描かれているのはその1巻部分のみ。

多くの方々がご存知なのも多分1巻だけかもしれません。

せめて2巻目「アンの青春」、3巻目「アンの愛情」まで

お読みいただくと、アンの世界が伝わります。

 

アンは夢見がちな少女というイメージがあると思いますが

実際はどんなにか多くの苦しみや悲しみを経験して

生きてきた女の子。そして大人になっても様々な試練が。

 

原作者モンゴメリも、花子さんも大変な生涯を過ごされました。

試練を乗り越えながら、アンから届けられる

超前向き思考のメッセージに励まされつつ、

ワクワクしながら翻訳された姿が目に浮かぶようです。 

 

私たちの人生には必ず曲がり角がありますが

その先にきっといいものがあるにちがいないって

思えるなんてすごい!

 

「結局一番すてきで幸せな日というのは、特別すごいことや

すばらしいこと、胸が沸き立つようなことが起こった日ではなくて

何でもない小さな喜びが続いていく日なのだと思うわ」

このアンの言葉には心から同感の毎日です。

 

まだまだお話したいことが山積みですが、また次回に。

 

夏に向かって深まる緑の風景に今えむは覆われています。

 

花壇の花々の花殻を刈り込んで色がなくなってしまう度に

さびしさを感じますが、必ず次に咲く花があるのです。

 

バラはだめだったけど、紫陽花はきれいに咲きそうです。

            てるてる坊主

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