マユミ
テーマ:樹木
2009/11/23 11:39
先日も紹介したマユミです。
寒空の下、かわいらしい実を付けています。

マユミの名前は弓の材料に利用されたことに由来するようです。
ニシキギ科の植物です。
飛騨にも多く自生しており、関係の深い樹木です。
「白真弓」という地酒のほうが知名度が高いかもしれません。
白真弓は万葉集の
「白真弓斐太の細江の菅鳥の妹に恋ふれか寐を寝かねつる」
という歌にうたわれ、飛騨(斐太)の枕詞といわれています。
幕末のお相撲さんで飛騨出身の「白真弓」というお相撲さんがいました。
この方はペリー来航時に米俵8俵運ばれたことで知れています。

この種子を包む皮(仮種皮)には薬効成分がふくまれ
口にすると少量でも嘔吐や下痢をするそうです。
綺麗なものは見とくだけが無難なのでしょうか。
寒空の下、かわいらしい実を付けています。

マユミの名前は弓の材料に利用されたことに由来するようです。
ニシキギ科の植物です。
飛騨にも多く自生しており、関係の深い樹木です。
「白真弓」という地酒のほうが知名度が高いかもしれません。
白真弓は万葉集の
「白真弓斐太の細江の菅鳥の妹に恋ふれか寐を寝かねつる」
という歌にうたわれ、飛騨(斐太)の枕詞といわれています。
幕末のお相撲さんで飛騨出身の「白真弓」というお相撲さんがいました。
この方はペリー来航時に米俵8俵運ばれたことで知れています。

この種子を包む皮(仮種皮)には薬効成分がふくまれ
口にすると少量でも嘔吐や下痢をするそうです。
綺麗なものは見とくだけが無難なのでしょうか。
国分寺の大イチョウ
テーマ:樹木
2009/11/22 08:03
飛騨国分寺の大イチョウです。
市内にある他のイチョウと比べて
ゆっくりと紅葉し、黄色くなっている気がします。

北側の葉は少なくなってきましたが
南側にはまだ緑の部分があります。
巨大なだけに日当たりによって紅葉の進み方も異なるようです。
高さ約37m 幹のまわり10m
国の天然記念物に指定されています。
乳イチョウとも呼ばれ、乳の出ない母親にこの樹皮を削り与える時は乳がよく出る、といわれています。
樹齢は1200年とも言われていますが、
樹齢についてはまた、別の機会にコメントしたいと思います。
樹自体が大きい分、落ちてくる葉の量も多く、
樹の下が、黄色く染まっていました。

連休の初日、多くの人が訪れていました。
紅葉の移り変わりは国分寺のHPでも見ることができます。
その変化の様子が興味深いです。
飛騨国分寺HP
市内にある他のイチョウと比べて
ゆっくりと紅葉し、黄色くなっている気がします。

北側の葉は少なくなってきましたが
南側にはまだ緑の部分があります。
巨大なだけに日当たりによって紅葉の進み方も異なるようです。
高さ約37m 幹のまわり10m
国の天然記念物に指定されています。
乳イチョウとも呼ばれ、乳の出ない母親にこの樹皮を削り与える時は乳がよく出る、といわれています。
樹齢は1200年とも言われていますが、
樹齢についてはまた、別の機会にコメントしたいと思います。
樹自体が大きい分、落ちてくる葉の量も多く、
樹の下が、黄色く染まっていました。

連休の初日、多くの人が訪れていました。
紅葉の移り変わりは国分寺のHPでも見ることができます。
その変化の様子が興味深いです。
飛騨国分寺HP
雪虫
テーマ:樹木
2009/11/01 23:21
午後からは激しい雨ですしたが、午前中はうららかな天気でした。
数日前から飛び始めた雪虫が
今日はたくさん飛んでいました。

雪虫が飛ぶと10日から2週間で雪が降ると言いますが、
天気予報は火曜日、雪
どうなる事やら。
雪虫はアブラムシの一種です。
アブラムシはあまり人気はありませんが、雪虫はなぜか人気があります。
アブラムシはその種類ごとに、寄生する植物がほぼ決まっています。
季節ごとに寄生する植物を変えるものもいます。
雪虫となるアブラムシは
春、卵からかえり、メスが卵ではなく子供(メス)を産んで増えていきます。
秋、寒くなると寄生する植物を変えます。
空を飛んで移動する世代が生まれ飛んでいきます。
その世代がお尻にロウ状物質の綿毛をはやし、
ふわふわと風に乗って、冬を越すための寄生する植物まで飛んで行くのです。
目的地に着いた雪虫は、そこで卵を産みます。
産まれた子供は、オスとメス
その間に生まれた卵で冬を越すのです。
ふわふわと飛ぶ雪虫も、冬を越すために
必死に飛んでいるのですね。
外で仕事する者にとっては、
もう少し雪は待ってほしいと願っているのですが。
数日前から飛び始めた雪虫が
今日はたくさん飛んでいました。

雪虫が飛ぶと10日から2週間で雪が降ると言いますが、
天気予報は火曜日、雪
どうなる事やら。
雪虫はアブラムシの一種です。
アブラムシはあまり人気はありませんが、雪虫はなぜか人気があります。
アブラムシはその種類ごとに、寄生する植物がほぼ決まっています。
季節ごとに寄生する植物を変えるものもいます。
雪虫となるアブラムシは
春、卵からかえり、メスが卵ではなく子供(メス)を産んで増えていきます。
秋、寒くなると寄生する植物を変えます。
空を飛んで移動する世代が生まれ飛んでいきます。
その世代がお尻にロウ状物質の綿毛をはやし、
ふわふわと風に乗って、冬を越すための寄生する植物まで飛んで行くのです。
目的地に着いた雪虫は、そこで卵を産みます。
産まれた子供は、オスとメス
その間に生まれた卵で冬を越すのです。
ふわふわと飛ぶ雪虫も、冬を越すために
必死に飛んでいるのですね。
外で仕事する者にとっては、
もう少し雪は待ってほしいと願っているのですが。
千光寺の五本杉
テーマ:樹木
2009/10/30 22:00
高山市の北にある千光寺
日本書紀にも登場する両面宿儺の伝承や
沢山の円空仏でも知られる歴史の古いお寺です。
その千光寺に五本杉という大きなスギの木があります。
樹高約50m 幹周り12mという岐阜県内でも
トップクラスの高さです。
樹齢は1200年といわれています。
根元からすこし上がったところから5本に分かれていることから
五本杉と呼ばれています。
分かれたところから、真直ぐに天に向かって伸びる姿は美しいです。
谷上の地形に守られていることからも
雪の多いところでも、高い木になったのでしょう。
スギは背が高くなる木で
日本で一番高い木はスギで高さ約60mだそうです。
世界で一番高い木も
アメリカ西部にあるセコイアという杉の仲間で
高さ115.6mです。
寿命も縄文杉に代表されるように長寿のものがあります。
千光寺の五本杉は元気で
今後も長く、お寺さんとともにこの地を守ってくれることでしょう。
二本桧
テーマ:樹木
2009/10/08 18:29
日本各地にも一之宮という神社があるのでしょうが
高山市には飛騨一之宮水無神社があり、
いくつかの天然記念物の木があります。
高山市指定天然記念物「二本桧」です。

「推定樹齢は七百年以上、樹高40m、目通り4.6mである。当初、二本あったので二本桧の名が残る。」
現地の樹木の説明より
神社の境内の中なので大きな木が多いのですが、大きなヒノキです。
いつ頃から枯れ始めたのかわかりませんが
枯れ枝が目立ち、樹勢(樹木の活力)は良くないようです。
まわりの樹木と比べても大きく傾いているのがわかります。
中は空洞になっている様で
幹の途中にはキツツキがあけたのか?
穴が開いてます。

氏子の方々が、色々とお世話をして見えるようですので
元気になって、これからも神社とともに歴史を重ねて欲しいです。
高山市には飛騨一之宮水無神社があり、
いくつかの天然記念物の木があります。
高山市指定天然記念物「二本桧」です。

「推定樹齢は七百年以上、樹高40m、目通り4.6mである。当初、二本あったので二本桧の名が残る。」
現地の樹木の説明より
神社の境内の中なので大きな木が多いのですが、大きなヒノキです。
いつ頃から枯れ始めたのかわかりませんが
枯れ枝が目立ち、樹勢(樹木の活力)は良くないようです。
まわりの樹木と比べても大きく傾いているのがわかります。
中は空洞になっている様で
幹の途中にはキツツキがあけたのか?
穴が開いてます。

氏子の方々が、色々とお世話をして見えるようですので
元気になって、これからも神社とともに歴史を重ねて欲しいです。