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スタッドレスタイヤ

テーマ:ブログ
昨日 例年より少し早いですが
タイヤを冬用のスタッドレスタイヤに変えました。

スタッドレス

今年の6月に車をT社のSUVから
M社の車に変えたのですが
冬用タイヤはそのまま使えるということで変わっていません。

タイヤ交換を終えて車を見ると
ものすごい違和感にとらわれました

車は違うのにタイヤは前のまま
それほど大したことではないと思っていましたが
長らく見ていたものが変わると
変な感じがするのですね。

しばらくすればなれるのでしょうが
人間の感性は不思議ですね。


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樹の上のお花畑

テーマ:樹木
高山市内にある古いシダレ桜です。

樹を上のほうからみると幹や枝が白くなっていました。
ウメノキゴケなどの地衣類が覆っているのです。

その中でも華やかな場所がところどころに見られました。

ハナゴケ

ハナゴケ類のアカミゴケの仲間でしょう。
小さな赤い花が咲いているようです。

赤い部分は子器といって胞子を作る部分です。

地衣類は樹木や岩やコンクリートの上など
さまざまなところに生えています。

コケと名が付きますが
苔の仲間ではありません。

樹木から栄養を奪ったり大きな影響を与えることはないのですが、
樹木の成長が悪くなると地衣類が付きやすくなります。
この桜は、夏の葉のつき方をみるとそれほど深刻な状況ではないようですが注意は必要です。

普段何気なく見ているところにも
不思議な世界があるものです。


樹皮食い

テーマ:樹木
最近よく行く川上岳の登山道です。

ガマズミの木でしょうか?
根元の皮ががすっかり剥がされていました。

食害痕

誰の仕業でしょう
歯の痕がクッキリと並んでいます。

よく見ると芸術的でもあります。
この時期は食べ物が少ないのでしょうか

食害痕アップ

木の皮の下には樹木が生長し水分や養分が通る層があります。
厳冬期、樹木は含む水分が凍らないよう、水分の濃度を上げています。
そこを狙って獣達は食べています。

あまり、多く食べられると木は枯れてしまいます。

獣も樹木も厳しい自然の中で精一杯生きているのですね。


宮の大イチイ

テーマ:樹木
「森の巨人たち100選」にえらばれた大きなイチイです。
樹高25m 幹直径2.2m 樹齢2000年といわれています。

ツメタ谷の大イチイ

高山市一之宮町のツメタ谷という谷にあります。
ここは高山市を経て富山湾へと流れる宮川・神通川の源流です。
地名を付けた「ツメタ谷の大イチイ」という呼び名のほうが一般的なのでしょうか。

まわりにも巨木が立ち並び、あまり大きく感じませんが
すばらしい巨樹です。

イチイという名前は
昔、天皇が使う「しゃく」(昔の貴族が手に持っていた木の板)をこの木でつくったところから一位(の位)を授けられ名付けられたといいます。

「しゃく」につかうイチイを取れた山を「位山」といい
この木のすぐ近くにあります。
現在でも天皇が即位の際に使う「しゃく」を位山の天然イチイからつくり献上しているそうです。


イチイは岐阜県の木、高山市の木でもあります。

高山市には伝統工芸品「一位一刀彫り」があります。
近年、材料となる太いイチイが少なくなっていると聞きます。

地域にある材料を大切に守り、使いたいですね。



マユミ

テーマ:樹木
先日も紹介したマユミです。
寒空の下、かわいらしい実を付けています。

マユミ

マユミの名前は弓の材料に利用されたことに由来するようです。
ニシキギ科の植物です。

飛騨にも多く自生しており、関係の深い樹木です。
「白真弓」という地酒のほうが知名度が高いかもしれません。

白真弓は万葉集の
「白真弓斐太の細江の菅鳥の妹に恋ふれか寐を寝かねつる」
という歌にうたわれ、飛騨(斐太)の枕詞といわれています。

幕末のお相撲さんで飛騨出身の「白真弓」というお相撲さんがいました。
この方はペリー来航時に米俵8俵運ばれたことで知れています。

マユミ

この種子を包む皮(仮種皮)には薬効成分がふくまれ
口にすると少量でも嘔吐や下痢をするそうです。

綺麗なものは見とくだけが無難なのでしょうか。


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