幸せであるように・・
昨晩、帰宅して何気なくTVを付けると・・・・・
聞き覚えのあるメロディ・・・リリックがっ・・・・・・
平成元年、当時のBANDブームの牽引役となった伝説のTV番組〝平成名物 いかすバンド天国〟で初代イカ天キングになったフライングキッズの10年ぶりの復活LIVEをドキュメンタリーにした番組でした。再放送らしく懐かしくご覧になった方もおいででしょうね。
何ごとも斜めから物事を観るクセのある私は当時・・・・どうせ、トレンドに乗っかったTVからでたBANDでしょう的な目線で冷ややかに傍観していました。(何かプロ思考で・・・逆にインディや素人っぽい趣味でやっている風の人達に共感を覚えていました)
しかし・・・彼等の映像と作品を聞く度にその魅力にハマッたのも確かです。
♪ 幸せである様に・・・心で祈ってる
別れは辛くて・・・・・それでも愛し合って・・・・・涙が零れたら疲れて眠ろう
君の涙を・・・・・・・全部、集めて・・・・・お皿にあつめて飲み干したら全て許されるかも・・・・・ ♪
とリリックだけだと少し気恥ずかしい・・・のですが、超絶なテクニックとPOPなメロディ少し毒のある浜ちゃんの声そして何より素晴らしい彼等、ひとりひとりが織り成すグルーブ感のあるBANDサウンド。
番組内のインタビューでメンバーの誰かが(音楽業界で仕事を続けている人、解散と同時に全く別の仕事に就いた人など様々のよう)・・・10年掛かって、やっと戻ってきた。このメンバーで奏でるグルーブ感は何物にも替えられない。形はどうあれもう解散は無い・・・・・・という言葉が印象的でした。
ここ近年、私の廻りでも会社を辞めたり主力のスタッフが抜けたり等がよく起こっています。でも、そこに居るからこその不満・意見の違い、人間関係等・・・・が煩わしく逃げたい思いに駆られる訳で全てがそうとは云えませんが
今、離れて以前の組織を思い起こすと・・・・・実はとても恵まれていたり、煩わしかった事など大した事ではない事に気付く事があるのも事実です。
私自身も過去その様な思いに苛まれた事も事実ですが、今こんな思いをお持ちの方が居たらいま一度反芻してみて下さい。後戻りはできませんから・・・・
今日は少し長~いので・・・・ここでブレイク。でも、もう少しお付き合いください。
弊社の様な10人以下(現場スタッフを入れると20人位ですが)の零細企業の場合、有能な一人の牽引者が引っ張っていくケースが多い様に感じます。
私が何時も想う事・・・・・・ボク達は例えばROCK・BAND(HIPHOPでもJAZZでも所謂バンド)であったり野球やサッカーチームの様な会社に
何を云いたいのか?スタッフ一人、一人がそれぞれの役割を勤めながらもスタッフそれぞれが奏でるリズム、メロディに一体感が有り心地良いグルーブ感を醸し出せる集団に!
スタッフ一人・一人は凡人でも・・・・・・このメンバーで最高のグルーブを(お客様にとって)お届け出来る会社に・・・・・・
ここ数日間、悪天に晒されている市内です。弊社も年内の工事が立て込み少し気持ちが〝押され〟気味ですがボクは何も心配していません。
スタッフの誰もが自分だけ・・・・とか、思わず皆なの想いは〝会社〟にあるのだから・・・・この押し迫った状況下で以前にはないグルーブ感があるからです。只、スタッフの誰もが少し疲れ気味・・・・彼等の体調が心配です。
BANDだと、良く復活とか再結成などがありますが・・・・・・商業的な物が多く感じたり、当時の主力メンバーだけでオリジナル・メンバーでない場合も多く期待を裏切られます。
しかし、我々企業に再結成はありません。現スタッフで永遠に気持ちイイ~グルーブをお客様に届けられたら・・・・・
今日の最後に・・・この、ショーモ無いブログにお付き合いを頂いた皆様が〝幸せであるように〟
2010,11.10 Yukio Norikane