家族とともに航海していくための船のようなもの。
そんな家と庭は、もっと愛され、”こだわり”を持つことで、
日々生まれ変わって存在し、進化し続けるもの・・・・・
ハチの巣は、南入り玄関では・・・
この夏、昨夏に引き続き、
通算で3度目となる失態!
「アシナガバチ」に、刺されてしまった。
それは、8月のある猛暑日の朝のこと、
お客様宅のマキの生け垣を剪定していた時のこと
微かに、数匹のハチが飛ぶ羽根音を確認。
「う~ん おかしいな。
ここのお施主様は、これまでに何度か庭木の消毒を
したという話をさっきしていたばかりだし・・・
この生垣は西向きにあるし・・・
でもなんだか、とてもあやしい・・・」と、
生垣の裏側に回り、これまでにも何度となく聞いた
あの耳障りな音の聞こえてきた辺りに近付き、
その生け垣の真横にある“ワサッワサッ”と伸びた
ロウバイの枝を何気なく手で引っ張り、
そのポイントを覗き込もうとした、
その瞬間!
「痛てぇ~」と、首のあたりに激痛が・・・
次の瞬間、2~3匹のアシナガバチが、
さらに襲いかかろうかどうか
こちらを威嚇している姿が目の前に現れ、
そのうちの一匹がこちらめがけて襲いかかって
来るのを手で払いのけ、後退りし、
その狭い場所から抜け出し、安全地帯まで避難。
少し冷静になり、アシナガバチに首を1箇所
刺されてしまったという現実を受け止め
その後、刺された箇所は結構なかゆみを伴い、
大きく腫れあがってしまい、
その状態が、2~3日は続くであろうことを
イメージすると、怒りが沸々と込み上げてくる!
・・・ ・・・
その後、怒りを鎮めつつ、いつものハチの巣
駆除2点セットを取りに行き、
左手には、残量が充分にあるか確認しながら
「アースジェット」を、
右手には、護身用のプラスチック製の「熊手」を
しっかりと握りしめ、
あの忌まわしいアシナガバチの巣に
こっそり近づき
「シュッ~・・・ シュ~~ッ」
びっくりして飛び出してきた何匹かを
「スパン スパン」と、怒りを抑えながら、
少し力を抜き握った熊手で素早く叩き落とし、
軽く踏み潰していく・・・・
数分後、
完全にやっつけてしまったアシナガバチの巣を
生垣から取り出し、
右足のかかとに怒りと力を込めて
「グシャ~」と踏み潰して
(完)
この夏もこれで10~15個目の(今では20~30個)
アシナガバチの巣を駆除してきた。
「可哀そう」という気持ちはいつもあるが、
下手に情けをかけていると、必ずやられてしまう!
我々植木職人の天敵
いつも心の中では、
ひと夏に何百匹ものアシナガバチの命を
奪っているのだから、やり返されても仕方ない
という覚悟もある。
アシナガバチに襲われたリアルな描写に力がこもり
ここまで随分と長くなってしまいました・・・
これまで、
アシナガバチに限らず(スズメバチなんかも)
ハチの巣穴は、大抵南向き(やや南東向き)で
あったと経験則上理解し、そういった怪しげな穴を
マークし、戦ってきたのだが、
今年は何故か、
イレギュラーな巣穴によく出くわす・・・
ハチは目が悪い(表現の仕方が??)ので、
暗くなると活動が鈍る。
だから巣穴は、太陽の光りが長く差し込み易い
南側に適度な穴のあいているを選ぶんだと、
これは確か、ハチの専門家(研究者)から
聞いた話だった。
確かに、遅くまでよく働く
“働き者のハチ(?)”が、
西日の長さを利用し、多少遅くなっても大丈夫とも
考えられないこともないが、
明らかに西入り玄関のアシナガバチの巣を、
今年になるまで経験したことがなかったもので・・・
つい「これって、どうなんだろう?」と、
問いかけてみたくなった
本当につまらないブログでした~。
追伸:ご同業の皆様へ
今年は、とにかく木の高いところに
アシナガバチは巣を造っていることが多く、
一本の木に3箇所も造っていて 、脅かされた
こともありました。
刺されることにも注意が必要ですが、
不意を突かれて、脚立から落ちないよう
ともに注意しましょう。
それでは、「ゴアンゼンニ!!」
コメント
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dzj044252010/09/16 22:17私はなるべくハチは殺したくないです。
でもお客様が刺されても困るしなぁ。
先日休憩してたいたら、弱々しそうなアシナガバチが太股あたりに着地しました。
刺激すると刺すなぁと思ってそのままじっとしておりました。首までやってきてどんどんやってきて頭の上まで来ました。そのままほっておいたら
どこかへ飛んで行きました。
アシナガバチに遭遇したら私の場合は息を殺してじっとしてます。
こんなんだめかな。
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