スタッフ趣味の寄せ植え・アレンジメント・美術館・お寺巡りなど
の日記をお伝えしていきます。
ガーデニングの本場 イギリスへ行ってきます。
6月23日早朝、社長と北実生がイギリスへ出発しました
イギリスへは6回目となる社長が、初めての実生を伴い、成田空港でお庭仕事仲間でイギリスへも何度も一緒に同行している方と合流し出かけます
さすがガーデニングの本場だけあって何度行っても、同じ所を何度見ても新たな発見と収穫があると言っていました。現地ではレンタカーを借りて、社長が運転し、同行の方が地図検索係りと役割を分担してツアーではない自分たちでチョイスしたお庭を巡ります。
そこで、困ったのが、宿の予約。大きなホテルはHPがあるので、そこから予約が可能ですが、田舎へ行くとHPもなく電話予約のみ。現地では身振り手振りを交えながらのカタコトイングリッシュでもなんとかなっても電話予約はもろに英語力が必要なので、困ったと頭を抱えましたが、そこは、現地滞在10年の私の友達が全部引き受けてくれました。全部電話して予約入れて、確認までしてくれました。持つべきものはおともだちだと感謝感謝です。
10日間も留守するので、直前まで仕事に追われていましたが、何とか朝、ご覧の表情で出発することができました。
いってらっしゃ~~い
楽しみなプランいろいろ
北ガーデンの北実生です
本日は、3件のお打ち合わせありがとうございました。
まず、1件目のお庭のリフォームのお打ち合わせでは、お客様から嬉しいお言葉をいただきました。
「初めてのお打ち合わせから、お庭を造るのがご夫婦で楽しみになってきた」とおっしゃっていただきました。
初めは適当にしてしまおうと思っておられていたようです。
手入れが楽で、落ち着いてモダンな洋風、和風のお庭が完成する予定です。
本日は、ありがとうございました。
そして、2件目は、外構のお打ち合わせでした。
家と合わせて外観は洋風のデザイン。
ですが、和室前は、外観にも少しだけ和のテイストを入れ、中に入ると、和モダンなお庭を造ることになりました。
焼き物も床のアクセントとして入れ、少しこったモダンな和のお庭ができる予定です。
本日はご家族でありがとうございました。
3件目は、外構・お庭のお打ち合わせです。
この外構のおもしろいところは、自転車屋根が門塀でもあり、ガーデニングのアイテム、景となるデザイン。
そして、デザイン密度も造ることです。
自転車屋根のこれからの進化が楽しみなプランです。
まだまだ、細かいプランはつめていかないといけませんが、これから、ご家族の想いを形にしていけたらと思います。
本日は、ご家族でご来店ありがとうございました。
クラシックなマンションのお庭
北ガーデンの北実生です
いつもお花の植え替えをさせていただいているマンションのルーフガーデンの植木のお願いや、部屋からの眺めをもっと良くできないか、ご相談いただきました。
実は、このお庭のプライベート空間は、去年、あまり改造していませんでした。
そのため、ただ、お花を増やすのではなく、効果的にコンテナを使って雰囲気造りをできるよう考えました。
(ちなみに、山並みの絶景のため、フェンスで雰囲気造りはしません。)
これから、コンテナを実際に取り寄せて、検討し、クラシックで可愛いホワイトピンクガーデンを演出していけたらと思います。
こちらが手描きでかいたイメージ図面です。
マンションのルーフガーデンも施工例が満載なので、是非ホームページもご覧下さい。
極上のお料理に 極上の空間
自由が丘にある「カフェドイシス」に行ってきましたドアを開けてすぐのエントランス。
食前酒とコーンとかつお、鶉の温泉卵のわさび菜
鱧しんじょうの上に焼き茄子といんげん、ゆず 右は2段重ね
上段、鮭とわさび葉 きびなご ごぼう 出し巻き卵に大根おろし
下段、笹の葉にくるまれたお寿司、アスパラの湯葉巻き天麩羅、トマトのサラダ
左、カッペリーナ 冷製パスタに白味噌ソース サラダ感覚のお漬物
右、デザート5種盛 レモンの皮の中はわらびもち ケーキがまた大変おいしい
ケーキと共に珈琲が付いています。そのあと、お茶が出てきました。まさに極上の料理でした。
料理長は、京都「招福楼」で20年、「入舟」料理長10年の経歴を持たれているだけあり、とても趣向が凝らされた中にも本格的な味わいで、見て贅沢、食べて贅沢、でも繊細ととても満足させてもらえました。近かったら何度でも行きたいお店です。招福楼や入舟には私などはとても行けませんが、ここにお店をだされているおかげでこの値段で食べることができます。一階はオープンスペースで二階は個室が4つあり、地下はまたガラッと雰囲気が変わっていて、バーもあり落ち着いた雰囲気になっていました。
このお昼のコースは¥3,500円です。 本当においしかったごちそうさまでした
この季節は、燕子花図屏風
東京地下鉄メトロ表参道駅から歩いていくと、信号の向こうに根津美術館が見えます下界とは竹で区切ってあり、そこから中は別世界が広がります。建築設計はは隈研吾氏。
先ほどの竹並木の中からの風景です。玄関へのアプローチ。10時ジャストの開館時間に到着したのですが、もうこれだけの人が平日にも関わらず、並んでいます。すごい人気に驚きました
壁に傘建てがありました。可動式で晴れの日は自己主張しないでおとなしくしまい込まれています。優れものです
根津美術館は、東武鉄道の社長などを務めた、実業家で茶人の初代・根津嘉一郎の収集品を展示するためにつくられた美術館です。その蒐集ぶりは豪快を極めたと語り草になるほどだそうですが、秘蔵するのではなく「衆と共に楽しむ」ことが強い願いだったそうです。
その遺志を継いだ2代、根津嘉一郎が昭和15年財団を創立し、根津美術館が開館しましたが、震災で大部分を焼失。昭和29年美術館本館を再建、昭和39年増築、平成3年には再び増改築。平成18年(2006)より3年半かけての3つの倉庫と旧本館を取り壊して新しく本館を建築するという大規模な工事を終え新創オープンしています。
建物もシンプルで、開放的で、南面が大きなガラスになっていてそこからお庭を見ることができ、一体化しています。室内もすごく見やすくて、6室の展示室を行き来するのが、楽に出来ます。展示室1を見てホールへ、展示室3をみて中国の素晴らしい石造物が立っているホールへと行き来がスムーズにいけます。所蔵品の数は、6874件を数え、国宝7件、重要文化財87件、重要美術品96件を数えるという質の高さ。建物も素晴らしいのですが、嘉一郎の私邸跡に建てられた敷地は、2万坪あるそうで、広大な日本庭園の中に蒐集品の石造物や茶室が点在していて、コレクションをみたあと、お庭を散策して楽しむという極上の時間が用意されています。
見えにくいですが、パンフレットから建物と庭の広さを比べてみてください。その庭の石造物をプレートが添えられていたものを少し紹介します。とくかく素晴らしいお庭でした
館内には尾形光琳国宝「燕子花図屏風」、お庭にはかきつばたが群生しています。
観覧券は重要文化財双羊尊(そうようそん)紙袋のモチーフにもなっていました。
おしゃれ尊とは、酒を供える盛酒器で、背中合わせに2匹の羊が合体させていて、口の開いた器を背に乗せている姿です。ロンドン大英博物館所蔵の双羊尊と本作のほかには、同形の遺例はないそうです。
所蔵品も素晴らしいし、お庭も素晴らしい、建物も素晴らしい感動して美術館を後にしました。