アンからつながる心豊かな世界
・・・春に三日の晴れなし・・・
ひと雨毎に、芽吹く木々や若草の薫りが
えむの風景に広がり、まだ肌寒い空気の中にも
待ちに待った春の訪れを感じるこの頃です。
えむの春色クリスマスローズ
約一週間かけての400本余のブルーベリーの剪定、
なんとか終えることができました。
ツツジ科のブルーベリーは、春の芽吹きがいち早く
まだ空気が冷たい3月でも、どんどん新芽が膨らんできます。
花芽を落とさないように気をつけながら
剪定バサミで収穫しやすい高さにバッサリカット。
旧枝・古枝はのこぎりで根元から処分します。
(この作業は主に私の担当)
剪定枝はブルーシート上に集めて随時杉林内に移動
(これはかなりの重労働、オーナー担当の一番きつい作業です)
ちょっとわかりにくいですが、剪定前後の写真撮ってみました。
これだけしっかりカットしても、摘み取り時にはワサワサ茂り
枝葉をかき分けながらの収穫になるのです。
昨年も、お客さまの摘み取りに加え、H子ちゃんやWさん、
えむスタッフ総勢?で汗だくでの収穫作業に明け暮れました。
28年前天国に旅立った私の父が勧めてくれたブルーベリー栽培。
酸性土の牧草地に、酸性土を好むツツジ科のブルーベリーは
うってつけ。さほど手もかからず収穫も楽しめる・・・と。
30年前、父と共に訪ねた信州の知人のブルーベリー農園から
15本ほど譲り受けての栽培は順調でした。
そして18年前、えむを始める前に再び信州を訪ね、400本購入。
えむをご利用くださる方々の摘み取り畑としても定着しました。
寒い時期の剪定と、暑さの中での収穫、下草刈り。
一時的とはいえ、正直言って大変な作業です。
時々、大空に向かって「やめた~い!」 ・・・でも、
仕事に大変さはつきもの。楽な仕事なんてありませんよね。
きっと空から見守ってくれているだろう父にも
「身体が動くうちはなんとか頑張ります!」 と。
今日からNHK連続テレビ小説が、杏ちゃんからアンに。
仕事がら朝は無理なので、BSプレミアムでの夜11時からの再放送で
杏ちゃんの「ごちそうさん」、時々拝見していました。
何度泣かされたことか・・・。
9年越しの結婚式のシーンは感動的でした。そして最終回も。
脚本がすばらしい・・・ それと、杏ちゃんをはじめ、東出君や
げんちゃんの和田正人くん。俳優陣も良かったのかもしれません。
いつでもどこでも人柄は大いに影響を与えるものなのでしょう。
「花子とアン」はどうでしょう???
美輪明宏さんの語り??? 吉高由里子ちゃんの花子???
村岡花子さんの半生を描く作品ですが、「赤毛のアン」からの
連想をして、ついつい期待をしてしまいます(~_~;)
主題歌(絢香)「にじいろ」の調べと、プリンスエドワード島や
山梨県の映像に、えむの景色を重ねながら・・・
初回はその情景に単純に感動
「赤毛のアン」シリーズは幼いころからの私の愛読書のひとつ。
この地に導かれての人生は、アンの影響が大きいと思います。
かつてオーナーは、5年間の東京での学生生活を終え、
家業を継ぐべくマスコミへの就職を断念して帰郷しました。
就労の前、カナダ・オンタリオ州の大農場ブラッドリーファームに
半年間寄留しました。 そして日本への帰国の前に、
プリンスエドワード島へ。 アンの世界を訪ねています。
まだ私たちが出逢う前のことでした。
私もいつか一生を終える前に、旅してみたい地です。
今年「花子とアン」の放送にちなみ、
2008年の出版100周年の時のように
またアンにまつわる催しが各地であるようです。
5月の西武ドームでの国際バラとガーデニングショウでも
ガーデナー有福創さんによる「アンの庭」が作られます。
アンから想像するのは「リンゴの木」「メイフラワー」・・・
どんなイメージを持たれ、再現されるのか楽しみです。
昨年の15周年のバラ展では、「ターシャテューダーの庭」が。
毎年上京し、楽しみに観ていたガーデニングショウですが、
昨年は腰痛がピークの時期に重なり、叶いませんでした。
今年はぜひ再び・・・。
アンについてはまだまだたくさんのエピソードがあります。
なかなか語りつくせないので、また折々、お付き合いください。
今週からはいよいよ花壇整備に取りかかります。
少し遅いスタートになってしまいましたが、足腰に気をつけながら
えむにとって大きなウエイトを占める大切な花壇に
向き合う日々を過ごしていきたいと思います。
店内は春の準備が整いつつあります。
たくさん制作した春のアレンジメントは、
木の家「手しごと館」や錦が丘の「オリオン」に
納品してしまい、ちょっと寂しくなってしまいましたが、
H子ちゃんがまた日々がんばって制作に励んでくれます
母の日に向けた素敵なアレンジも、制作中です。
後日ご紹介します。
消費税増税でたくさんの買い置きをされ、
皆さん3月は出費が多かったことでしょう。
しばらくは節約を・・・かもしれませんね。
えむでは、「以前と変わらない」と感じられるように
がんばっています。むしろ安い!と感じられるかも・・・。
どうぞ安心していらしてください。
そして萌え出る春の息吹を感じ、リフレッシュされ
元気になっていただければと願っています。