アトリエ・天工人制作「土の家」

テーマ:アトリエ・天工人|土の家|ドリームハウス
日本はコンクリートで出来た家が多く、外国のお家は、自然に溶け込んでいるように思えます。特にヨーロッパは、家の年数がたつにつれ、さらに溶け込んでいきます。

日本のものは、自然についていかないというか、年数がたっていくと、浮いているようにも見えます。
その理由は何か??と考えると、外国は木や石、土といったような自然の素材が使われています。反対に、日本の家は、化学素材が新建築材料として使われているからでないでしょうか?

しかし、そういったなか、以前、アトリエ・天工人という建築事務所が、土の家を作るプロジェクトに取り組んでいるのを見かけた事があります。非常にチャレンジなテーマに見えました。

単に四角では形状で、曲線であるのがなによりも驚きでした。おそらくこの代表山下保博氏がのべているように、この取り組み自体は少ないはずです。なんと、約2500個のブロックを現地で製作し、3カ月かけて積み上げたという。

空間は、自然の空間のように感じ、ぬくもりがあるように思えました。さらには、こういった家が日本の中にほとんどなく、自然と人間が一体化したようにも感じられます。

昨今は、自然との調和というテーマが多い。だから、こういう取り組みは拡大していく可能性が高い。
とにかく、アトピーやアレルギーが増えている現代、自然の素材で家をつくっていく取り組みはあらゆる形ですすめていってもらいたいと思う。

土
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土の家の講演会

テーマ:山下保博|評判
建築家としてご活躍の山下保博さん(アトリエ・天工人)さんが
「大央ホール」 福岡県福岡市中央区大名2-6-1福岡国際ビルB1Fで、講演会を開かれたことがあります。

「素材のひみつ」
素材にひそむ天使が、小さな声でささやいている「私はこうなりたい」と。
その声に真摯に耳を傾け、その本来の力を引き出す。
建築家として、誰も見たことのない方法で素材を活かし、
くらし・建築の本質を重ね合わせ、天使の声を届けたい。

先日、山下さんが手がけられた「アース・ブリックス」(土を構造体とした住宅)がTVで放映されました。

非常にインパクトをもったわけです。

他に日本の住宅で素材にこだわった事例がないかしらべてみました。

自然住宅にこだわる、会社があることがわかりました。
そのHPには次のような記載がありました。

新築やリフォームは、万全の乾燥を施した、自然素材である高品質な無垢材を贅沢に使用します。思い通りの設計をカタチにする「自由設計」はもちろん、コストを抑えて高品質な自然素材の住宅を建てることができる規格住宅「郷の家」もご用意しております。また、現在のお家を大規模リフォームし、新築と同様の感動・性能・住み心地をもたらす「リセット住宅」も大人気。本物の素材と天然木材の性質を知り尽くした夢ハウスのノウハウ・技術でお客様の夢をカタチにします。

引用終わり。

つまり、自然の素材であることが、人には感動を与えるということですね。化学素材をつかった家はどうしても乾燥的な空間になりやすく、子供を持つ私にとっても自然な環境でそだてたいという思いがあります。
そのような自然素材をつかった住宅環境づくりに、もっと各建築事務所が積極的になっていることは時代のながれなのだなと納得しました。

今後のこういった建築家の検討を見守って行きたいと思います。
そして、自然な家が沢山うまれて家庭のぬくもりも回復してほしいものです。

山下保博さんの評判

テーマ:山下保博|評判
私が興味がもった、山下保博さんの評判を調べてみた。

wikipedia引用だと

鉄の箱を積む「セル・ブリック」で、イギリス・ar+d賞2004を受賞。釜山エコセンターのコンペティションで最優秀案。「松島の望楼」「白山の白兎」「山の手の住宅」「白山の白兎」「松島の望楼」「Y邸」「西原K邸」「鎌倉市材木座M邸」「JYU-BAKO」ガラスブロックによる「クリスタル・ブリック」、など。アルミプロジェクト、古民家プロジェクトなども展開。システム住宅「Project1000」で2009年度グッドデザイン賞受賞。
著書に、「知恵と努力と勇気があれば家は建つ」「 天工人(テクト)流―仕事を生み出す設計事務所のつくりかた」がある。
2011年10月9日、テレビ東京系列で放送されている番組「完成!ドリームハウス」にて紹介された「土の家」が大きく話題となる。

とかいてあります。

調べてみて分かってきた事は、「ドリームハウス 土の家」以外にも多くの賞を受賞をしており、数多くのキャリアを積まれている事がわかってきた。

とくに、amazonの本にかかれている、本には興味がもてる。「知恵と努力と勇気があれば家は建つ」というタイトルには共感できる部分がおおい。私達は、何か大きなことをやろうとすると、恐れがあるし、失敗したらどうしようか?という不安が先にたってしまう。しかし、山下氏は、「知恵と努力と勇気」を持てという。実は、この言葉は今の日本がもっともわすれかけているチャレンジ精神ではないだろうか?

新しいこと、斬新なことにチャレンジすれば当然批判がおきる。これがよく有る傾向だ。しかし、そういったことを覚悟の上で、氏は、「勇気」を持てという。私もこの言葉に衝撃をうけ、新たなことに取り組んで、夢、ドリームをもとめようと思う。私にはドリームハウスを建てる資格はもっていないが、新しい夢を追い求めてチャレンジしてみたいと思っている。

評価や評判は後から付いてくるもので、まずは、そういった前進する勇気が必要なのだと改めて思い知らされた日でもあった。