櫻咲く頃に 是非訪れたい 醍醐寺に
「京の冬の旅」に誘われて醍醐寺を訪れました。
「京の冬の旅」は、京都市観光協会が
冬に普段非公開の文化財を14箇所、特別公開しています。
醍醐寺は、霊宝館の敷地内にある仏像棟を初公開するということで訪れました。春や秋には大勢の人で賑わう醍醐寺ですが、冬はさすがに靜です。
秀吉の醍醐の花見で有名な醍醐寺には、櫻の古木が何本も植えられていますが、何度も訪れているにも関わらず
肝心の櫻の季節を逃しています。
仏像棟には、国宝五重塔を創建の平安時代から支えてきた「旧四天柱」がど真ん中に据えられています。
よく見ると、柱に描かれていた仏様が確認することができます。
四天柱が、その外側の柱に、2本を天地逆になって接ぎ合わせ1本にして使われていることが昭和の修理の時に確認できたそうです。
応仁の乱の時には、敷地が壊滅状態になったそうですが、その時にも、奇跡的に生き残った京都府最古の大変貴重で美しい建造物です。
櫻の古木の根を痛めないようにしながら、水はけも考えて木で床を作ってありました。
万博展示場レポート
なんとも 愛らしい 若冲の羅漢さん
このお寺は京都伏見稲荷のすぐ近くにある「石峰寺(せきほうじ)」です。
江戸中期の画家、伊藤若冲が天明の大火で焼け出され、晩年を過ごしたお寺です。
本堂裏の竹林に並ぶ「羅漢石仏」が有名です。
丁度、17日NHK新日曜美術館をみていたら本日のテーマは「若冲十選」で忘れ去れていた若冲を「奇想の系譜」で再評価された辻惟雄さんのインタビューをはさみながら作品が紹介されていました。
石峰寺は、京阪電車「深草駅」の東ですが、民家と民家に挟まれていて、車で向かったのですが、とても解りにくかったです。狭い石段を登りきると竜宮造りの門があり、黄檗宗系のお寺だとすぐわかります。
伊藤若冲が下絵を書き、石工に彫らせたものが、500体近く並んでいるそうです。
釈迦の誕生より涅槃に至るものを中心に諸菩薩や羅漢さんが居並ぶ様は壮観ですが、北条市の五百羅漢とはまた違って、愛らしくほほえましくかわいくとてもユーモラスで、居士の名を持つ若冲の仏心そのままの心が彫られているように思います。
明治以降荒廃していたのを草を払い径を開き整備されたそうです。
五百羅漢とは聞いていましたが、居並ぶ様は壮観で見応えがたっぷりで、どの顔を見飽きる事がありませんでした。
ナチュラルガーデン・外構を学ぶ旅1~INAXミュージアムへ~
お正月に、愛知県常滑市にあるINAXミュージアムに行ってきました。
よく雑誌にも紹介され、壁や床など仕上げがおもしろそうなので、以前から行ってみたかった場所。
5個の施設に分かれていますが、特に"土・どろんこ館"が素敵でした。
外観の写真
土の版築でできた壁。駐車場も土を固めたもの。
入り口の扉
入り口からとてもオシャレです。木の扉とガラスのアートな扉。
中はとても温かい雰囲気。
今から土玉教室が始まるところ。本当ひアートで自然素材で心からくつろげる理想な空間だなと思いました。
土風仕上げの温かみのある土間。ヨガスペースにも使えそうな空間。
階段の横に穴が!?
入ってみると......
子どもの隠れがのような空間が。素敵な壁の仕上げです。
ルーズな土壁の階段と、アイアンのデザインで素朴でアートな空間に。
どろんこ館は同じ土の素材でも、様々な仕上げを組み合わせ、土の素材を生かした曲線のデザインが美しくかったです。
壁の仕上げ方など、勉強になりました。
今度、造る万博展示場のお庭造りに役立てたいと思います。
やっぱり、土の素材の空間は、見てても飽きることなく、居心地の良い空間を造ります。
本年もどうぞ、よろしくお願い致します。
大変遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
今年も、北ガーデンプロデュースはスタッフ一同、お客様に良いサービスをご提供できるよう努めてまいります。
本年もどうぞ、よろしくお願い致します。
2009年の忘年会にて、2010年の抱負を語りました。
ちなみに、宝塚のがんこで忘年会をしましたが、お庭付きで、料理もサービスも良く、楽しむことができました。