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繋がれたことで 考えたこと

テーマ:ブログ

 

以前、学習障害のディスレクシアだとカミングアウトして、活動されている南雲明彦さんの講演を聴いたことを、ここに書きました。

すると、翌日、なんと!ご本人から「初めまして」メールが届きました(^0_0^)

想定外のことだったので、驚き100%(^0_0^)

でも、とてもとても嬉しかったです(^。^)

ネットの威力はハイパワー!。

講演者と聴講者が繋がることができるのは、ネットの力と南雲さんの心だと思います。

彼のナチュラルな心が人の輪を広げていく。

それから、私は、彼の本を読みました。

南雲さんは、私の長女と同じ年なので、南雲さんのお母さんに多分に感情移入をして読み進み終わりました。

 著者が南雲さんに長時間インタビューをしたことと、お母さんの日記で構成されています。

人と違うと感じた頃からの葛藤や高校生になり、無気力、不登校、うつ状態になり自傷行為や精神病院に入院に、自殺未遂。高校も4つ変わっています。

日常生活における強迫性障害。他人との接触についての「対人恐怖」。薬漬けの日々。

でも、どこへ行っても場所を変えても自分のことを受けてくれる人はいなかったという。

24歳の彼が壮絶な経験を経ても、まだ希望を失わなかったからこそある今。

読んでいて、胸が締付けられるようでした。

そして、私にそんな状態の子どもがいたら、南雲信子さんのように、ここまで強くやさしく粘り強く慈悲の心でこんなに長く接することができるだろうか。

ディスレクシアだと早くわかっていたら、こんなに苦しまずに早期に対処できたことだけは、確かです。

読んでいても、早くわかっていたら、と何度も繰り返してしまいました。

だからこそ、彼がカミングアウトすることにより、同じように苦しんでいる人の力になりたいと活動されているのだと思う。

本の最後には、

「みんな、ちがって、みんないい」ではなく、「みんなちがうこと。それを認め合えること」の共通認識が社会常識となる社会。それを日本社会の中に育てられたら、というのが、障害を持つ僕の、永遠に変わらない願いです。」と結ばれています。

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