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洛中から北へ そして貴船神社

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洛中から367号線を北へ向かうと大原へ行きます。その先は鯖街道で朽木から若狭へと続いています。大原は大原野と言われるので広く野が広がっています。

 洛中から鞍馬街道を北へ向かうと鞍馬川に沿って鞍馬寺につながり、その先は花脊へ、その先はかやぶきの里美山町へと続きます。

鞍馬寺の手前の叡山電鉄貴船駅辺りで鞍馬川と貴船川に分かれ貴船川に沿ってたくさんの料理屋さんが並んでいてその中に貴船神社があります。本当に渓谷で川と道が並んでいてその反対側は山が迫っていて川と道と山のわずかな間にお店と貴船神社が立ち並んでいて独特の景観を形作っています。夏に訪れたときは、道が細いので、車の行き来が困難なほど川床へのお客で賑わっていましたが、昨日は、冬とはいえ、ぼちぼちと人観光客が行き交っていました。

最初は鞍馬寺に行こうとしたのですが、霊宝館が冬季休館中だったので、貴船へ目的変更しました。

貴船神社は、本宮と奥宮と結社と3つに別れて建っていて写真は本宮で建物は平成17年に新しく立て替えられています。

奥宮も60年ぶりに解体修理が終わり古い姿のままにという修理の方針に基づいて、使用できる木材はできるだけ使って、元の姿に復元されています。

川を挟んで反対側に「古事の道」と書いてある標識がありました。

何だろうと、思っていたのですが、貴船神社に置かれていた「貴布祢」という新聞に次のことが掲載されていました。

貴重な文化財の社寺建造物を守る目的で、貴船川の鞍馬山国有林の一部を古事の森に指定し、当時呼びかけ人の立松和平氏をはじめとしてボランティアの人たちが集まって檜の苗木を植え、三百年、四百年かけて、木を育てようとの壮大な計画のもと、より多くの人たちに親しんでもらうため遊歩道が新設されているそうです。

作家の立松和平さんの足尾銅山の植林やこのような事業の活動を、素晴らしいと思っていただけに、早くに旅立たれ残念です。

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