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樹皮食い
テーマ:樹木
2009/11/28 18:38
最近よく行く川上岳の登山道です。
ガマズミの木でしょうか?
根元の皮ががすっかり剥がされていました。

誰の仕業でしょう
歯の痕がクッキリと並んでいます。
よく見ると芸術的でもあります。
この時期は食べ物が少ないのでしょうか

木の皮の下には樹木が生長し水分や養分が通る層があります。
厳冬期、樹木は含む水分が凍らないよう、水分の濃度を上げています。
そこを狙って獣達は食べています。
あまり、多く食べられると木は枯れてしまいます。
獣も樹木も厳しい自然の中で精一杯生きているのですね。
ガマズミの木でしょうか?
根元の皮ががすっかり剥がされていました。

誰の仕業でしょう
歯の痕がクッキリと並んでいます。
よく見ると芸術的でもあります。
この時期は食べ物が少ないのでしょうか

木の皮の下には樹木が生長し水分や養分が通る層があります。
厳冬期、樹木は含む水分が凍らないよう、水分の濃度を上げています。
そこを狙って獣達は食べています。
あまり、多く食べられると木は枯れてしまいます。
獣も樹木も厳しい自然の中で精一杯生きているのですね。
宮の大イチイ
テーマ:樹木
2009/11/24 22:27
「森の巨人たち100選」にえらばれた大きなイチイです。
樹高25m 幹直径2.2m 樹齢2000年といわれています。

高山市一之宮町のツメタ谷という谷にあります。
ここは高山市を経て富山湾へと流れる宮川・神通川の源流です。
地名を付けた「ツメタ谷の大イチイ」という呼び名のほうが一般的なのでしょうか。
まわりにも巨木が立ち並び、あまり大きく感じませんが
すばらしい巨樹です。
イチイという名前は
昔、天皇が使う「しゃく」(昔の貴族が手に持っていた木の板)をこの木でつくったところから一位(の位)を授けられ名付けられたといいます。
「しゃく」につかうイチイを取れた山を「位山」といい
この木のすぐ近くにあります。
現在でも天皇が即位の際に使う「しゃく」を位山の天然イチイからつくり献上しているそうです。
イチイは岐阜県の木、高山市の木でもあります。
高山市には伝統工芸品「一位一刀彫り」があります。
近年、材料となる太いイチイが少なくなっていると聞きます。
地域にある材料を大切に守り、使いたいですね。
樹高25m 幹直径2.2m 樹齢2000年といわれています。

高山市一之宮町のツメタ谷という谷にあります。
ここは高山市を経て富山湾へと流れる宮川・神通川の源流です。
地名を付けた「ツメタ谷の大イチイ」という呼び名のほうが一般的なのでしょうか。
まわりにも巨木が立ち並び、あまり大きく感じませんが
すばらしい巨樹です。
イチイという名前は
昔、天皇が使う「しゃく」(昔の貴族が手に持っていた木の板)をこの木でつくったところから一位(の位)を授けられ名付けられたといいます。
「しゃく」につかうイチイを取れた山を「位山」といい
この木のすぐ近くにあります。
現在でも天皇が即位の際に使う「しゃく」を位山の天然イチイからつくり献上しているそうです。
イチイは岐阜県の木、高山市の木でもあります。
高山市には伝統工芸品「一位一刀彫り」があります。
近年、材料となる太いイチイが少なくなっていると聞きます。
地域にある材料を大切に守り、使いたいですね。
マユミ
テーマ:樹木
2009/11/23 11:39
先日も紹介したマユミです。
寒空の下、かわいらしい実を付けています。

マユミの名前は弓の材料に利用されたことに由来するようです。
ニシキギ科の植物です。
飛騨にも多く自生しており、関係の深い樹木です。
「白真弓」という地酒のほうが知名度が高いかもしれません。
白真弓は万葉集の
「白真弓斐太の細江の菅鳥の妹に恋ふれか寐を寝かねつる」
という歌にうたわれ、飛騨(斐太)の枕詞といわれています。
幕末のお相撲さんで飛騨出身の「白真弓」というお相撲さんがいました。
この方はペリー来航時に米俵8俵運ばれたことで知れています。

この種子を包む皮(仮種皮)には薬効成分がふくまれ
口にすると少量でも嘔吐や下痢をするそうです。
綺麗なものは見とくだけが無難なのでしょうか。
寒空の下、かわいらしい実を付けています。

マユミの名前は弓の材料に利用されたことに由来するようです。
ニシキギ科の植物です。
飛騨にも多く自生しており、関係の深い樹木です。
「白真弓」という地酒のほうが知名度が高いかもしれません。
白真弓は万葉集の
「白真弓斐太の細江の菅鳥の妹に恋ふれか寐を寝かねつる」
という歌にうたわれ、飛騨(斐太)の枕詞といわれています。
幕末のお相撲さんで飛騨出身の「白真弓」というお相撲さんがいました。
この方はペリー来航時に米俵8俵運ばれたことで知れています。

この種子を包む皮(仮種皮)には薬効成分がふくまれ
口にすると少量でも嘔吐や下痢をするそうです。
綺麗なものは見とくだけが無難なのでしょうか。
国分寺の大イチョウ
テーマ:樹木
2009/11/22 08:03
飛騨国分寺の大イチョウです。
市内にある他のイチョウと比べて
ゆっくりと紅葉し、黄色くなっている気がします。

北側の葉は少なくなってきましたが
南側にはまだ緑の部分があります。
巨大なだけに日当たりによって紅葉の進み方も異なるようです。
高さ約37m 幹のまわり10m
国の天然記念物に指定されています。
乳イチョウとも呼ばれ、乳の出ない母親にこの樹皮を削り与える時は乳がよく出る、といわれています。
樹齢は1200年とも言われていますが、
樹齢についてはまた、別の機会にコメントしたいと思います。
樹自体が大きい分、落ちてくる葉の量も多く、
樹の下が、黄色く染まっていました。

連休の初日、多くの人が訪れていました。
紅葉の移り変わりは国分寺のHPでも見ることができます。
その変化の様子が興味深いです。
飛騨国分寺HP
市内にある他のイチョウと比べて
ゆっくりと紅葉し、黄色くなっている気がします。

北側の葉は少なくなってきましたが
南側にはまだ緑の部分があります。
巨大なだけに日当たりによって紅葉の進み方も異なるようです。
高さ約37m 幹のまわり10m
国の天然記念物に指定されています。
乳イチョウとも呼ばれ、乳の出ない母親にこの樹皮を削り与える時は乳がよく出る、といわれています。
樹齢は1200年とも言われていますが、
樹齢についてはまた、別の機会にコメントしたいと思います。
樹自体が大きい分、落ちてくる葉の量も多く、
樹の下が、黄色く染まっていました。

連休の初日、多くの人が訪れていました。
紅葉の移り変わりは国分寺のHPでも見ることができます。
その変化の様子が興味深いです。
飛騨国分寺HP
夏の名残
テーマ:ブログ
2009/11/21 18:57
季節は駆け足で過ぎていきます。
ついこの間まで夏だったのに・・・
今日は時折冷たい雨の降る寒い一日でした。
サクラの木を見ていたら
幹にセミの抜け殻が止まっていました。

この殻から抜け出したセミはずーっと前に空へ飛び出したのでしょうが
その痕は、こうやって冬を迎えようとしていました。
冬と夏のクロスする世界を垣間見た気がしました。
ついこの間まで夏だったのに・・・
今日は時折冷たい雨の降る寒い一日でした。
サクラの木を見ていたら
幹にセミの抜け殻が止まっていました。

この殻から抜け出したセミはずーっと前に空へ飛び出したのでしょうが
その痕は、こうやって冬を迎えようとしていました。
冬と夏のクロスする世界を垣間見た気がしました。