土の家があったらいいなという夢、正にドリームハウスを持ちたいという希望があります。土の家は、アトリエ・天工人の山下保博さんが手がけて有名になりましたが、私なりに土の家|ドリームハウスを考えてみたいと思います。
ドリームハウスとしての土の家
テーマ:ドリームハウス 土の家
2013/10/19 22:39
ドリームハウスとマイホーム
マイホームを建てるというのは、おそらく一生で最も高額のお買い物でしょう。考えれば、家を建てるというのは不思議な買い物ですね。本来的な意味であれば、雨風をしのぐことができれば良いのです。しかし人間は、高額のお金を払って、家を建てようとします。
家を建てることで、所有欲を満たしたり、自己実現を満たそうとしたりすることができます。夢の実現ということであれば、確かにマイホームは「ドリームハウス」なのです。普段の買い物とは違って、家という対象物に自分の人生を投影させて、夢や希望を託したいのかもしれませんね。
創意工夫と革新的技術
今日においては、家を建てるのは建築会社や資材会社の創意工夫と革新的な技術によって、大変効率化され求め易いものになったと言えます。しかしながら、人の好みはそれぞれ違うもの。それが、家を買うとなれば、高額なお金を払うだけに、自分の好みを最大限反映させたいと思う人もいるでしょう。規格化された家に飽きたらず、「自分の」家を建てたいという思いを抱いていらっしゃいます。
家というのは、自分個人だけではなく、家族(あるいは将来の家族)のためにも建てるものです。安心して家族が暮らせる家を持ちたいというのは、当然の願いであります。
土の家の魅力
現代社会において、自然に触れるということは難しくなりました。土や木に触れることはなくなりました。しかし、日本人は、昔から自然に親しんで暮らしてきました。木を切り出し材木にしたり、土を耕し畑にしたり。暮らしの中でも、その風情を感じたいという方もいらっしゃいます。安心して自然のものを日常に取り入れたいという方もいらっしゃいます。 日本人は、古来より家を建てるときに、萱を使用して茅葺き屋根をこしらえたり、土に藁を混ぜ込んで塗り壁をこしらえたりしていました。いわば、「土の家」でした。自然のぬくもりを感じる家として、現代にあなただけの土の家を甦させるのもよいかもしれませんね。
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