土の家があったらいいなという夢、正にドリームハウスを持ちたいという希望があります。土の家は、アトリエ・天工人の山下保博さんが手がけて有名になりましたが、私なりに土の家|ドリームハウスを考えてみたいと思います。
日本の建築家山下保博の土の家の評判を耳にして感じたこと
テーマ:山下保博|評判
2013/08/04 09:00
土の家とアレルギー
土の家と聞いて私が最初に思ったことは、地震大国の日本においては不可能ではないかと考えました。確かに世界に目を向けると、土の家は存在しますが、地震とは縁のない国々で施工されているものです。
しかし、土の家に住むことは、現在日本の住宅で問題になっているホルムアルデヒド等の化学物質によるアレルギーが起こらずに、健康な生活ができると言う事でもあります。もし、耐震性を土の家で持たすことができるならば、土の家に住むことは、家族の健康を守り人間として健やかな生活ができる素晴らしい発明だと思いました。
環境・芸術・将来を見渡す力
そこで、日本の土の家を創造した建築家山下保博の評判を調べてました。すると、世界各国からの評価も高く、芸術性のみを追求するのではなく、機能性、耐久性、耐震性も重視した、人にも環境にも優しい家を設計している人物であることを知りました。
私は日干しレンガを積み重ねて作られた土の家は、ある意味究極の住宅の形であると感じました。私の懸念していた耐震性についても、問題はまったくありませんでした。しかし、日本では新しい工法や、今までの既存概念から離れた物は避けられやすい傾向にあります。
しかし、建築家山下保博の創造したこの家は、日本の新しい文化として必ず受け入れられるものであると信じています。なぜならば、自然と共生するこの家は、これからの日本の住宅があるべき姿を示しているように思うのです。
工業製品だとバイオプラスチックが有名です。トヨタも利用に積極的で、石油資源の浪費の対策、エコ対策という視点です。の大きな利点は、元来地上にある植物を原料とするため、地上の二酸化炭素の増減に影響を与えないカーボンニュートラルの性質を持っていることです。将来的には、自動車丸ごと土に戻すということが可能になる時代も来るかもしれません。
また、街並みという点から考えても、このような家が増えることで美しい街並みが形成され、街全体の評価も上がります。そのような街が増えることで、日本全体の活力も増加されるのではないでしょうか。建築家山下保博は世界各国で受賞歴があり、国際的に認められた日本の建築家の1人です。
そして、地震大国である日本にも対応した日干しレンガを重ねて作られた土の家は、まさに日本が世界に誇れる建築物なのです。これからの日本において、自然と共生されたこの家はますます必要となると感じています。
コメント
トラックバック
この記事のトラックバック URL :
http://blog.niwablo.jp/tsuchi-house/trackback/158299
http://blog.niwablo.jp/tsuchi-house/trackback/158299