アトリエ・天工人｜山下保博｜土の家とドリームハウス

ドリームハウス

以前、テレビ東京放映の「ドリームハウス」で「土の家」をつくった方がいたみたいです。「土の家」ってきいて思い浮かべるのは、三匹のこぶたのお話くらいで(あれは泥の家でしたっけ)、今ひとつぴんと来ないのでちょっと調べてみました。

土の家といっても

土の家って言っても土をこねて作った家という訳ではなくて、土を元に作ったレンガを重ねた家だそうです。レンガには、土を固める役割を持った薬品を混ぜて、しっかりと固めてあるそうなのでご安心を。このレンガを使うことで、木造や鉄筋よりも曲線的なラインを自由に作る事が出来るそうで、理想のマイホームが実現しやすくなるそうです。

確かに木材や鉄骨って、まっすぐなイメージがありますもんね。また、厳選した自然素材を使っていることで、シックハウス症候群とも無縁で廃棄する際も土に戻りやすいなんてメリットがあるそうです。

確かに土で作っているなら、自然にも優しいし健康被害もなさそうですよね。家の外観も、土の家らしく暖かみがあって優しい雰囲気の家で、まさに「癒しの空間」になりそうです。きっとコンクリートの家みたいに無機的なイメージにはなららないのでしょうね。

科学的根拠

東日本大震災の後、さらに注目を集めている耐震性の問題も、一流の建築家の方が「科学的な根拠で証明されている」とおっしゃっているとの事なので安心です。日本は地震の多い国ですから、その点はきちんとチェックしないといけないです。とても大事だと思います。建てたのに住めない!なんてことになったら大変ですからね。

みんな思い描く理想の家ってあると思います。きっとその理想の家は人によって様々で、その理想を現実にするのがドリームハウスなんだと思います。土の家によりまた一つ、ドリームハウス実現への選択肢が増えたのではないでしょうか。