今日は1日コーラスのコンペ
朝9時に私が住む町をコーラスのメンバーと貸し切りバスで出発し、1日が歌のコンペでした。
会場となったのはアーネムと言う街。若い方には判らないかもしれないのだけれど昔「遅すぎた橋」という映画があって、そのモデルとなった街です。何が遅かったかというと、第二次大戦でナチスドイツ軍に襲われてしまい、橋へ着くまでの援護が遅かったので街にナチスが入って来てしまい、街が崩壊されちゃうという暗いお話です。
そんな歴史を乗り越え今も存在するmusic sacrum という建物で行われました。アールデコスタイルの素晴らしいコンサートホールです。
これは入り口脇のバルコニー席への階段
控え室へ向かうところ、ライトが素敵でしょ。
決勝の結果発表の場面
ミュージカルを専門にやっている11人組の混声グループがグランプリに。とても素敵でした。ヨーロッパって開けているっていうか、私が優勝したコーラスのメンバーに「とっても素敵だったわ!おめでとう!』と声をかけたら、「ありがとう!!』とキッス。
9つのカテゴリで一番になったコーラスが競い合う1日でしたが、皆さんプロ。私のコーラスは混声の大人数のコーラスというカテゴリーでしたので、出来が違う。。
とはいえ、夫に子供二人を預け、1日コーラスを堪能できた楽しい1日でした。
ところで、日本のコーラスと欧米のおおきな違いは衣装です。日本のコーラスって必ず、衣装を用意してお金かけてますよね。あれって欧米じゃあ、あり得ない。衣装のコードを決めて、後は個人の選択。例えば、今日2等をとった女性コーラスの場合は黒い衣装に何かピンク一色。決まりはそれだけ。
それから日本は指揮者がとても威張っている感じ、これもあり得ない。コーラスのメンバーも指揮者にどんどん意見を言います。皆で作っている音楽なんですよね。
疲れたけれど、主婦にとっては貴重なエキサイトな1日でした!
大きなコンクールでしたが、アジア人は私だけでした。日本人も、もちろん私だけ。ふと目にすると、舞台にはヤマハのグランドピアノが置かれていて、made in Japan。これを目にした時、思わず「私もよ♡」ととても親近感覚え、リラックスして歌う事ができました。
美沙希
久々に設計のお仕事
ここのところ、輸出ビジネスがメインになっていましたが、ベルギー人のご夫妻から前庭の設計の依頼をうけました。
フランダースの犬の舞台になったベルギーフランドル地方、我が家から車で45分の所です。
依頼をくださった方のお家は、森の中にありました。
玄関から入ると、そこは日本のもので溢れてまして、、盆栽、着物、掛け軸、有田焼。。日本のものが至る所に飾られていて感激
奥様は小原流の活け花、ご主人は盆栽が趣味とのこと。
裏庭はちょっとヨーロッパ風ですが、茶室付きの素晴らしい日本庭園でした。
日本を好きになったきっかけは?と問うと
「僕はねえ、14歳の時に盆栽のアイディアに感激して小遣いはたいて、最初の盆栽もどきを買ったのが最初、それからずっと本物の盆栽を自分の中に探し続けているんだ」つかさず奥様、「私はね、日本庭園が好きで、小学校の時に、ミニチュアの箱庭で日本庭園をつくって自分のお部屋に置いていたほどなのよ」
その後、二人ラブラブな雰囲気で「だから二人が一緒になったのは自然なことなんだ」と
あああ。。こういう経緯予想していなかったので、ちょっとノックアウト気味でした。
お二人とも私と同じくらいの歳。子供の歳も同じくらい。。
私と主人にああいうタイトな絆は無いなあ
今年の冬一番の嵐の中、高速道路を運転しながら、とても疲れました。
私はちなみに、主人と電車、空港、あげくの果て飛行機が同じで、そのまま3ヶ月で結婚してしまった。。もう何年も前の話。。
まあ、人それぞれですね。
サマータイムが終わり時差8時間
昨日の日曜日からヨーロッパはサマータイムでなくなり、日本との時差が8時間になりました。
この一時間。
たかが一時間。されど一時間。
日本にオフィスを構えているので、日本の同僚と連絡を密にとっている私にとっては結構大変。
なんだか日本が一時間遠くなったそんな気分。
毎年同じ気持ちをこの時期味わっています。
美沙希
今もう日本は2日の朝7時半なのですよねえ。。。