10年以上に及ぶ海外駐在の生活を経て、オランダ人の主人を持つ私は2006年にオランダの小さな街へ戻ってきました。日本にくらべ植物にも人間にもずっと厳しい自然環境のオランダですが、ガーデニングへの思い入れはとてもホットです。

今日は1日コーラスのコンペ

テーマ:オランダ事情

朝9時に私が住む町をコーラスのメンバーと貸し切りバスで出発し、1日が歌のコンペでした。

会場となったのはアーネムと言う街。若い方には判らないかもしれないのだけれど昔「遅すぎた橋」という映画があって、そのモデルとなった街です。何が遅かったかというと、第二次大戦でナチスドイツ軍に襲われてしまい、橋へ着くまでの援護が遅かったので街にナチスが入って来てしまい、街が崩壊されちゃうという暗いお話です。

そんな歴史を乗り越え今も存在するmusic sacrum という建物で行われました。アールデコスタイルの素晴らしいコンサートホールです。

 

これは入り口脇のバルコニー席への階段

 控え室へ向かうところ、ライトが素敵でしょ。

決勝の結果発表の場面

ミュージカルを専門にやっている11人組の混声グループがグランプリに。とても素敵でした。ヨーロッパって開けているっていうか、私が優勝したコーラスのメンバーに「とっても素敵だったわ!おめでとう!』と声をかけたら、「ありがとう!!』とキッス。 

9つのカテゴリで一番になったコーラスが競い合う1日でしたが、皆さんプロ。私のコーラスは混声の大人数のコーラスというカテゴリーでしたので、出来が違う。。

とはいえ、夫に子供二人を預け、1日コーラスを堪能できた楽しい1日でした。

ところで、日本のコーラスと欧米のおおきな違いは衣装です。日本のコーラスって必ず、衣装を用意してお金かけてますよね。あれって欧米じゃあ、あり得ない。衣装のコードを決めて、後は個人の選択。例えば、今日2等をとった女性コーラスの場合は黒い衣装に何かピンク一色。決まりはそれだけ。

それから日本は指揮者がとても威張っている感じ、これもあり得ない。コーラスのメンバーも指揮者にどんどん意見を言います。皆で作っている音楽なんですよね。

 疲れたけれど、主婦にとっては貴重なエキサイトな1日でした!

大きなコンクールでしたが、アジア人は私だけでした。日本人も、もちろん私だけ。ふと目にすると、舞台にはヤマハのグランドピアノが置かれていて、made in Japan。これを目にした時、思わず「私もよ♡」ととても親近感覚え、リラックスして歌う事ができました。 

美沙希 

 

 

 

 

 

 

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