当世内職事情

現在<防根透水ポット>の製造を依頼しているのは、掛川のお茶関係の農業資材を製造し扱っているお店です。
純然たる製袋屋さんではないので、<防根透水ポット>にあまり身が入りません。単価にも不満があるらしい。
それで苦労しているわけ。

今日は伊東市内のジャノメミシンに行ってきました。
といってもお婆さんが1人で売って、1人でしこしこと修理にまわっているような、そんなお店です。
今時のミシンはそんな位置付けです。

そこで判ったこと。
1.当節、賃仕事で袋の加工を受けるような人は居ない。1個縫って幾らなんて仕事をするより、パートに出た方がずっとましと考える。
  このお婆さん、ミシンを売った先の顔を全部知っていてそう言うのですから間違いないでしょう。
2.シルバー人材センターに聞いてみろと言うのでその場から電話しましたが、「個人の衣類の直しはするけど、商品製造の下請けはやらない。」と断られました。
3.<防根透水ポット>の縫製には家庭用ミシンでは無理で工業用ミシンが必要であること。これは生地の厚さは問題ないのですが袋の強度のために太い糸を使用したいからです。工業用ミシンは15万ー25万円します。

人生、幾つになっても勉強することは多いですねえ。

 
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コメント

  1. 2010/04/10 05:54
    この間はありがとうございました^^
    こちらの考えと、先方の思いがなかなか一致しないご苦労が有ると思いますが、頑張っていただきたいと陰ながら応援しております。
    いいきっかけ、出会いが有る事を願っています^^k
  2. 2010/04/10 07:29
    製造の部分でも悩みがつきませんね。
    私は工業用ミシン持ってますが、
    やはり太い糸は調子が取りにくいと思います。
    真っ直ぐなのにこの生地はきれいに縫う自信がありません…。
    一刻も早く合う工場さんが見つかるといいですね。

    そうそう、Sサイズも裏返せました。
    裏返した方が使いやすいかもです。

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プロフィール

黒潮丸

黒潮丸

リタイア後、伊豆高原に住んでいます。

ガーデニングが嵩じ、近所のホテルや美術館の花の植栽を請けています。

仲間を募って20数庭でオープンガーデンをしています。

開花期、花の色などの条件を入れると適合する花の名を表示する「花選びDB」というオンラインデータベースを開発しました。

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