The 梅雨
昨日まで熊本は毎日毎日雨
それも凄まじい程の雨
もうそろそろ梅雨明けしてもいいんじゃない
恒例の梅干を作っている会長は雨がやまないので
毎日睡眠不足でお疲れ気味です。大切な梅には
是非ともお天気をとの願いが通じ本日は久々の
晴れ間でした・・・。お陰様で暑かった
でも、今年の熊本は、例年の約3倍の降水量だとか
我がタケウチGG飛田は、モチロン熊本市、そう県庁所在地に
ある都会なのですが、先日の豪雨の際には、この周辺にも
避難勧告なるものが発令されました。いやーホンとに良く降りました
交通は麻痺するし、仕事は進まない、オーバードアが雨の影響で
調子が悪い~というお電話も頂いたり、この雨には悩まされています。
私の記憶が正しければ、会社周辺での避難勧告は初めてだと
思います。ちなみに、私は実家が家を建ててこの周辺に
引っ越してきたので、まだ年数は少ないのですが・・・
私が以前住んでいた地区には、熊本市民なら誰でも知っている
【子飼橋】(こかいばし)があります。 【白川】という一級河川に
掛っている橋なのですが、これがかなり以前、私が生まれる前の
6月26日にやはり洪水で川が氾濫して、多くの方が亡くなられるという
大惨事が起こったことがあります。熊本市の年配の方が俗にいう
「626」の大水害です。私も祖母や、母からその時の話しを聞いた事が
ありますが、それは大変な水害だったそうです。
その子飼橋のすぐ近くにある、我が母校の小学校では以前、
この方々の霊を慰める為にだと思うのですが、毎年6月26日には
「たままつり」という行事がありました
どこの小学校にも全校生徒で歌う「今月の歌」なるものがあると
思いますが、我が母校では当然6月は「たままつりのうた」
でした。とても悲しいメロディーで印象深く今でも歌えます
でも、それだけ当時の人々にとって辛く悲しい出来事だったんだ
と思います。熊本県民なら「626」と言えば白川大洪水と答えられます。
特にその洪水を経験した方々にとっては洪水に対してとても敏感だと
思います。私達も普段は熊本が大洪水に見舞われた事があるのすら
忘れてしまいがちですが、今回のような大雨が降り続くとその悲劇が
あった事を思い出されます。今の学生さんとかはそれも知らないかも
しれませんが・・・その時の苦い経験から治水事業も進み市内中心を
流れる川が氾濫する事はまずありませんが、やはり常に自然の恐ろしさを
頭の片隅には置いておかないといけませんね。自然と共存するには
自然の恐さも忘れてはいけません、規模はもちろん違いますが
「東日本大震災」についても現在もなお大変な思いをされて
いらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。国全体でこの困難を忘れず、
経験を活かし未来へ続く何かを国民が感じ散れたらならと思うのです
もうすぐ迎える「626」心静かに