初心を忘れず！
業務課水曜日Ｔです。
４月に入り、新一年生が上級生と一緒に登校する
様子を毎日眺めて清々しい気持ちにさせてもらえる
若葉の季節です。
小学校のお隣に住んでいる特権を感じます
我が子のはるか昔の様子を思いだし、
懐かしさとちょっぴりの寂しさも感じますが
大きなランドセルを背負った１年生がとても可愛いです。
社員の子供さんも小学校入学や中学校、高校、専門学校
今年は１年生がたくさんいます
なかでも営業１課の
宮平課長の息子くんは、まさに家の隣の学校なので
そのうち見かけるかもしれません
楽しみです
６年後の卒業までどんな風に成長するのでしょうね
まだまだ先の話しですが・・・
ところで、先日ある情報番組を見ていたら
とても感心な青年と、その彼が働く職場のお話し
が紹介されていて思わず見入ってしまいました。
その青年は鹿児島に住む１８歳で、高校卒業後
ある会社に今年から働く事が決まりましたが
その彼が就職した会社は今まで高校生の新卒の採用は
全くなかったのに、青年がとにかく、その会社に
入りたいという強い意志と、独りで育ててくれた
母親の為にも、母親の傍で母親を守る為に就職
したいという強い信念を、その会社の社員さんと
社長さんが感じてくれて、めでたく彼がそこの
社員になった話ですが、一見どこにでもあるような
話しだと思われるでしょうが、そこにはいくつもの
感心させられる秘話がありました。
まず、青年が何故、その会社への就職を熱望したのか
高校生の彼はガソリンスタンドでアルバイトを
していて、そこで給油する工事会社の車が
どの車も、いつも大変 道具が綺麗に整理整頓
されていて、こんな会社ならきっときちんと
しているから就職したら安心だろうと１８歳にも
ならない彼は常々思っていたそうで、
ある日思い切って、そこの社員さんに
「新卒の採用はありますか？」
と尋ねてみた。
それに対して、今までに新卒の採用は一度もない
との返答に、がっくりと肩を落としたそうです。
しかし、その彼から２、３回同じ事を
聞かれた社員さんは、よほどうちの会社に
就職したいんだと思い、それを会社に戻って
社長さんに彼の事を話し、事情を聴いた社長さんは
彼がとてもまじめで一生懸命に、そして母親を守る
為に早く就職したい。という彼の想いの強さに
感銘を受けて、直ぐに高校へ求人表をだし、
彼の為だけに はじめて採用試験問題を作成し
はじめての採用試験を行って
採用決定となったそうです。
実はこの会社、数年前までは業績も不振で倒産の
危機もあった会社だそうです。しかし、この会社が
その危機を乗り越えた裏話があったのです。
そこは小さな会社だったのですが、事務所で誰も
お互いに挨拶をしていない事に社長さんが気づいて
まず、社員同士挨拶をしようと呼びかけ、社員同志
挨拶とハイタッチを必ず行うようにしたそうです。
それに会社の中があまりに雑然と汚いので
社員同士が毎日自主的に、どうしたら綺麗に
整理整頓できるのかを話し合い、会社の中や
車や持ち物を整理整頓しはじめたら、
自然と業績が伸びてきたそうです。
タケウチでも取り組んでいる「環境整備」に近いです
ですが、ルールを作ったり当番を決めたりといった
堅苦しいものではないようです。
ただ自主的に会社の中をきれいにしたい。
というそれだけで、環境整備を勉強された訳でも
研修に行って取り組みをさいている訳でもない。
けれど全員が同じ方向を向いて自然と出来る。
そんな会社のようです。そして、１８歳の彼が
その会社の取り組みを自然と感じとって
そこの一員になりたいと感じた。。。
そのお話にちょっと感動してしまいました。
その彼は今とても他の社員さんから可愛がられて
毎日覚える事が多くて楽しい！と言っていました。
どうか、その初心をいつまでも忘れずに
素敵な社会人として成長していって欲しいです
新一年生のみなさんも、今の気持ちを忘れずに
頑張ってくださいね
そして、初心を忘れがちな私達も時々は思いだして
気持ちを新たにするの事も大切ですね
初心忘るべからず
先人達の言葉はさすがですね。
RSS
