冷~とした∵夏の思い出
業務課水曜日です。代休が多い水曜日ですが
少数精鋭で頑張っております。夕方まで誰も
有線放送が鳴っていない事にも気付かず集中して
業務に励んでおりました。これホントです・・・
ところで、本当に最近の暑さには参りますね
熊本市の学校では殆どのところが今日が1学期の
終了式で、明日からはながーい夏休み の突入です。
本当に、長い夏休みがあるのは学生さんだけの特権です
羨ましいなぁ羨ましいなぁ
でも、私達大人も学生時代は夏休みの恩恵
を享受してきたのだから文句は言えませんね
学生の皆さん今だけですよ長い夏休みは
思う存分楽しんで下さいただしあまりはめを外すと
後が大変ですから気をつけて
私も思い返せば ほんの少し前の学生時代の夏休みに
悲しい思い出があります
AKBにも劣らないピチピチの乙女時代に友達と一緒に
「天文台に行こう!」という企画をたてました。
熊本には城南町というところに熊本県の天文台があります。
城南町方面に行くには通称 「赤バス」と呼ばれる
熊本バスという会社のバスに乗るのが一般的です。
その名の通り、熊本バスの車体は赤で市内を走っていても
目立つ色をしておりますが、走る路線は以外に静かな所を
通って行きます
熊本市民がバスに乗る時に必ずといっていいほど利用する
「交通センター」から『これにのれば絶対にいけるだろう』と
適当にバスに乗り込みました。しかしながら「天文台」という
停留所にはいつまでたっても辿り着きません
窓から見える景色には建物も明かりも少なくなっていき
だんだん山道になってくねくねと曲がり始めたので
「もしや」と思い運転手さんに
「天文台にはもしかして、このバスは行かないんですか?」
と思いきって尋ねてみました。すると運転手さんはあっさりと
「行かんよこのバスは矢部に向かいよるよ」
驚愕の事実を目の当たりにしてしまい頭の中は真っ白
矢部といえば通潤橋でも有名な熊本の端の方で、宮崎県との
県境にも近いところ
しかも矢部方面に行く最終バスらしく、熊本市に戻るバスは
無い らしいと判明、辺りは薄暗いし、いくら友人と二人でも
この人通りも殆どなく、熊本市よりかなり離れた所で
さすがに歩いて帰る 事なんて無理
顔面蒼白な2人の乙女
しかし、さすがにここは熊本、信じられない位に親切な
お姉さんが乗っていて、見ず知らずの私達に何とお金を
貸してくれて、更にバスの運転手さんもタクシーを手配して
くれたりと、とても温かい人達のおかげで結局私達2人は
バスの終点からタクシーに乗り、もの凄い車酔いに
見舞われはしたものの、無事に5時間のドライブを終え
無事に家に帰り着きました。今でも思い出すと
冷や汗が出てきそうな夏休みの思い出です・・・
おばけに遭遇しなかったのは不幸中の幸いですが
学生諸君に教訓:バスは行き先を良く確かめて乗りましょう
でも、その時に触れた人たちの温かさは忘れません。
こちらも夏の思い出です。
「お姉さん。運転手さん、その節は大変お世話になりました
お陰様で私もあれから〇〇年達立派な大人になりました」