アントンスタッフの日記

イングリッシュローズの冬剪定。どっちにしようかな。

テーマ:バラ
明けましておめでとうございます。
Itoです。今年も宜しくお願いいたします。

年が明けてから、先日、久しぶりに展示場のバラの手入れをしました。

9月上旬に、思い切ってバッツリ、半分くらいに切った
イングリッシュローズ グラハム・トーマス。
9月から10月にかけて伸びた枝の葉が、こんなに寒くなっても
まだ青々と茂っています。こんな感じ。↓

2010.1.9バラ3


1月になっても青々としているバラの、冬の手入れについて
ガーデナーの意見は様々です。

どちらでいこうか、私が悩んだ2択。

・ 葉をすべて落としてあげて、休眠をさせた方がよろしい。
・ 葉があるうちは光合成をさせて、2月下旬に剪定がよろしい。

色々と迷ったあげく、私の決めた答えは・・・

「やりたいようにやればいいや。」


ようするにバラは、どんな風に作っていきたいかで、手入れの方法は変わるということです。
なので、わたしの場合はまず、
「昨年秋に伸びた新しい、いい枝を活かして、グラハム・トーマスをつる仕立てにしたい」
というのを目標にし

そのためには、今新しい枝を剪定すると、寒さで枯れこむ恐れがあるので
剪定は2月下旬まで待つ。葉はそれまではつけておく。

ことにしました。

それでもちょっと葉をとった場合、グラハム・トーマスはどう育つのか
新しい枝は今剪定をするとどの程度痛むのか、見てみたかったので・・・

一部、葉をすべてとり、剪定してみました。

一つは細めの枝も多少残し
2010.1.9バラ4


一つは細めの枝はあまり残さず剪定しました。
2010.1.9バラ5


さて、葉を残して2月下旬の剪定のものと、どう違いがでてくるのか。
楽しみですね~ふっふっふっ。

そういえば、イギリスのガーデナーさんが
「バラの冬剪定は楽しい作業だ。 なぜなら剪定によって人が優位な立場になるのだから。」
と言っているのをどこかで読みました。
私はそれを読んで、
「この人はよっぽど家では奥さんの尻にしかれているのだなぁ」
と思ったのですが・・・
まぁ、何もせずとも滅多に枯れはしない植物だけれど
バラだろうが、なんだろうが、人がしたい形にもっていく、花をたくさん見たい、など
目的があって育てるから、色々と手入れが必要になるってことなんだよなぁと
改めて思う、この頃です。まだまだバラは勉強中です。

あ、寒肥はもうすべてのバラにあげました。
今回は有機100%のボカシ肥料にしてみましたよ。

秋に咲いていたグラハム・トーマス。


PS.好きにしてみたら?バラはバラだよ。という意見をくれた友人を含め、笑
バラのベテラン先輩方々、いつもありがとうございます。

Ito
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