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いま咲いている夕顔

テーマ:草花・花木 Flowering plant・Flowering trees
です。

鉢植えにして行灯仕立てにしています。

今のところ青々として、全く枯れる気配なし。




夜に咲く白い花は神秘的な感じがします。
月下美人もそうですね?

少し前に急性肺炎でお亡くなりになった山口小夜子さんなどは、夕顔のようなイメージかもしれませんね?
私はとてもファンだったので、彼女がテレビに出ると必ず録画してました。



アップだとこんな感じ。一晩で終わる花です。


ちなみに私が神秘的だと思う人は先ほどの山口さんと、グレタ・ガルボと美輪明宏さんですかね。


月下美人も育てていますが、夜中にナメクジに葉をかじられるので定期的に鉢の周りに薬をばらまいた方がいいです。私は春から秋まで半月に一度くらいばらまいてます。水やりは控えめの方が花がつきます。肥料もやり過ぎない方が花がつくみたいです。真夏の葉焼けに注意して下さい。真夏は半日陰に。


夕顔は育てるのは至ってカンタンです。朝顔より丈夫かも。


そうすれば、今年、一日中咲くと書いてあった西洋朝顔の種を買って蒔いたんですけど、花は朝咲いてしぼんでしまいました!なんか騙されたみたい…


あ、そうそう!
ご存知の方もいらっしゃると思うんですけど、ちょっと紛らわしいんですけど、歌舞伎の演目にある「夕顔棚」などの夕顔は干瓢(かんぴょう)の花です。
そして花だけを楽しむ夕顔は干瓢の花と区別する意味で、「夜顔」ということもあります。
干瓢の花はめったに見られません。一般には棚にするより地面に這わせて干瓢を収穫するみたいです。
だから今日の写真は夜顔と呼ぶ方の夕顔です。


闇の中に浮かび上がる白い花は、何が潜んでいるか判らない「闇」をよけいに感じさせるかもしれません。だから何か謎めいた神秘を感じるのかもしれません。謎めいたものは少し怖いです。だから神秘的な人は少し怖いです。
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庭のバラ、ポツポツ

テーマ:薔薇 Roses
咲きました。

夏の管理が水やり程度だったので、豪華には咲きませんが。

夏は異常に暑かったし、蚊がすごかったので、ほとんど手入れらしいことをしませんでした。

無理してまでやることないと思うんですよね。義務みたいになったり、楽しくなかったらやらない方がいいと思ってます。

ホームセンターで「モス○ートキラーライト」なるものを買ったんですけど、あんまり効果ありませんでした。
夜間、紫色のLEDライトが蚊をおびき寄せて感電死させる仕組みなんですけど、効果はイマイチ。もちろん夏の作業は蚊取り線香必須でした。
もしお買いになるなら一年経ったら中の充電池を交換しないといけないのでお忘れなく。




これ、アメリカのバラでエブタイドです。
英語で引き潮という意味らしいです。改良園にて購入。わりと元気で育てやすいです。渋くて赤みの少ない紫です。ちょっとカーディナル・ド・リシュリュ−に色が似ているかもしれません。




これは、ザンガーハウザーユビリウムスローゼです。ドイツのバラです。舌かみそうな名前。京成バラ園から販売されてます。
めちゃめちゃ丈夫です。素晴らしく丈夫。この写真だとピンクがかっていますが、春はもっとアプリコット色で花びらもギッシリつきます。春は次から次へと咲きます。

つるブラックティ

テーマ:薔薇 Roses
つるブラックティーが咲いてきました。

そんなに寒くないせいか、色があまり渋くならず、オレンジがかっています。


ただ、写真だとより鮮やかに写ってしまっていて、実際はもう少し地味な感じです。



花が少し痛んでしまっていますが…

つるブラックティーのいい所は、秋も沢山咲くことだと思います。
ハイブリッドティー系のツルバラはピースのように秋はほとんど咲かないものが多いような気がします。この点、つるブラックティーは秋でも沢山蕾が上がってきます。
春は気温が高いせいで、あまりブラックティーの良さが出ないような気がします。やはりブラックティーの色はあずきのような、独特の日本的な色ではないでしょうか?
うちのバラを見に来て下さる方の中でも、ブラックティーは非常に人気があります。男の人にも好かれるようです。以前、うんと伸ばしていた時は、通りがかりの方から「あの赤いバラは何ですか?」と聞かれたこともあります。

次のは実際の色に一番近い写真です。




とにかく伸びます。
枝が太くてトゲトゲで4メートルは伸びるのでスペースのある方にお勧め。
うちは誘引が重くて危なくて大変なのとトゲトゲが目線より上にあるのが怖いので、切り詰めてしまいました。今は背丈ぐらいでとどめています。

春先はウドンコ病にかかりやすいです。この苗を駒場薔薇園で買ったとき、ウドンコ病がついていましたが、「大丈夫ですよ」という薔薇園の方のおっしゃる通り、樹勢が強いので心配ありません。梶みゆきさんの本に紹介されていた重曹を薄めてかける方法がお勧めです。さわやかな香りもしますし。春先だけ軽く薬をかければ十分です。
同じようにウドンコ病にかかりやすいのが、マダム・ジョセフ・シュワルツ(別名ホワイト・デュシュス・ド・ブラバンでしたっけ?)です。これもウドンコ病にはかかりやすいですが、それ以外は手間要らず。

キノコとハイビスカス

テーマ:ハイビスカス Hibiscus
ここのところ、ぐずついた天気が続いたせいか、4日位前からハイビスカスの鉢からキノコが発生。始めポツポツと出てきたと思ったら、あっという間に大量発生しました。




近くで見るとこんな感じ。なんというキノコなんでしょうね?いつもこの手のキノコは晴れるとあっという間に消えます。




キノコの世界は奥が深そうですよね?毎年、毒キノコを間違えて食べちゃう人がいるくらいだし、専門的知識がないと、その辺のキノコは絶対食べられませんよね?


ちなみに、このハイビスカスは「バイロンメッツ」というハワイアン系のものです。去年、二子玉川高島屋のプロトリーフで購入しました。
プロトリーフといえば、趣味の園芸でお馴染みの金子明人さんが副店長を勤めていらっしゃいます。
これを買ったとき、偶然担当して下さいました。そして、すぐ大きな鉢に植え替えるようアドバイスを受けました。ハイビスカスは根がよく回るので、植え替えないと花が咲かなくなってしまうそうです。
早速植え替えたんですけど、矮化剤の影響なのか、花は咲くのですが、枝が全然伸びませんでした。
今年になって、薬が切れたのか、スクスク伸びだしました。
バイロンメッツは上手く育てると花径20センチ位になるらしいですけど、育て方がイマイチなのか、買った当初のように大輪には咲きません。
ハイビスカスは普通、1日で花が終わってしまうんですけど、気温が低くなると2日間咲くこともよくあります。
ただ、バイロンメッツはいつでもちゃんと2日間咲き続けるんです!これはかなり素晴らしい特徴だと思います。倍楽しめる感じ。



次のは、原種のハイビスカスです。挿し木で簡単に増え、丈夫です。ハワイアン系は接ぎ木してあるものが多いみたいです。気のせいかデジカメでも携帯のカメラでも赤色って写りにくいみたいです。




ハイビスカスを育てる上で一番失敗しやすいのは冬越しだと思います。私は何度か冬に枯らしてしまったんですが、経験上、水やりに注意するといいみたいです。水は、少なめに、乾燥気味にした方が、アブラ虫も発生しにくくなりますし、枯れにくくなるような気がします。もちろん室内に取り込みます。そしていつも、八重桜が咲くのを目安に外に出します。

ゴールデンセレブレーション

テーマ:薔薇 Roses
ゴールデンセレブレーションは、もう家に来て10年以上経つでしょうか。
きっかけは梶みゆきさんの「薔薇の園を夢見て」という本でイングリッシュローズを初めて知って衝撃を受けて、当時は唯一の輸入代理店だったローズオブローゼズにカタログを取り寄せたことからです。
春先に太い幹が五本ついた立派な大苗が届いたのですが、はじめ庭の東側に植えつけたら、日に日に枯れてゆきました。何が悪いのか全然わからないけど、このままここに植えたままでは枯れるのは確かという感じ。そこで庭の南側に移し替えました。
そしたら、あれよあれよという間に育ち始め、身の丈以上に伸びるシュートが何本も出てきました。
トゲは少なく葉は明るい緑色。葉がスラッと細いのが特徴かもしれません。連続咲きではありませんが、花付きはとても良いし、特に春は見事です。あまり枝分かれせず、枝の先端に花をつける感じです。花持ちもまあまあ(ヘリテージなんか3日位しか花が持たない)。香りはクセのないやわらかな香り。樹勢も衰えません。耐病性は普通。この点、ヘリテージは耐病性に特に優れてます。
大輪の山吹色のイングリッシュローズが欲しい方にお勧めです。ツルバラとして扱ってもトゲが少ないし、枝が細めでしなやかなので、誘引がしやすいと思います。


あ、手前の横向きの一輪はジュリア、奥のアーチの花はピエール・ド・ロンサールです。どちらも駒場ばら園で購入。ピエールは発売直後にジュリアと一緒に新苗を買って、既に10年以上経ってます。
昔はジュリアはあまりその辺で手に入らなかったんです。京成バラ園でも扱ってなかったですし。
この花に目をつけた高橋永順さん、素敵な花をいけてますね。

実は始め駒場にジュリアを買いに行ったら売り切れで、一年待ちました。
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