ゴールデンセレブレーション

テーマ:薔薇 Roses
ゴールデンセレブレーションは、もう家に来て10年以上経つでしょうか。
きっかけは梶みゆきさんの「薔薇の園を夢見て」という本でイングリッシュローズを初めて知って衝撃を受けて、当時は唯一の輸入代理店だったローズオブローゼズにカタログを取り寄せたことからです。
春先に太い幹が五本ついた立派な大苗が届いたのですが、はじめ庭の東側に植えつけたら、日に日に枯れてゆきました。何が悪いのか全然わからないけど、このままここに植えたままでは枯れるのは確かという感じ。そこで庭の南側に移し替えました。
そしたら、あれよあれよという間に育ち始め、身の丈以上に伸びるシュートが何本も出てきました。
トゲは少なく葉は明るい緑色。葉がスラッと細いのが特徴かもしれません。連続咲きではありませんが、花付きはとても良いし、特に春は見事です。あまり枝分かれせず、枝の先端に花をつける感じです。花持ちもまあまあ(ヘリテージなんか3日位しか花が持たない)。香りはクセのないやわらかな香り。樹勢も衰えません。耐病性は普通。この点、ヘリテージは耐病性に特に優れてます。
大輪の山吹色のイングリッシュローズが欲しい方にお勧めです。ツルバラとして扱ってもトゲが少ないし、枝が細めでしなやかなので、誘引がしやすいと思います。


あ、手前の横向きの一輪はジュリア、奥のアーチの花はピエール・ド・ロンサールです。どちらも駒場ばら園で購入。ピエールは発売直後にジュリアと一緒に新苗を買って、既に10年以上経ってます。
昔はジュリアはあまりその辺で手に入らなかったんです。京成バラ園でも扱ってなかったですし。
この花に目をつけた高橋永順さん、素敵な花をいけてますね。

実は始め駒場にジュリアを買いに行ったら売り切れで、一年待ちました。
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