日本美術は終わってしまうのか

テーマ:美術
現代の美術はそのほとんどが西洋の影響を受けている。
実は美術というのは私たちの生活にも身近でごくありふれたものだ。

テレビで毎日流れているCMや、ポストに投函されているチラシを眺める機会は多いだろう。
それらを見てなにか感じる事は無いだろうか?

これらも全て一つの芸術である。
限られた時間、限られたスペースで最大限伝えたいことを現しているのだ。
特に色使いや構成などは、海外の美術や芸術に通じる影響を受けている事がほとんどかもしれない。

そういった意味では日本美術は帰路に立たされていると言える。
普段の生活を見渡しても、日本美術はそこまで浸透していないからだ。

しかし、だからといって生活に日本美術を取り入れろと言うのは少し無理がある。
日本美術は独自の文化をたどり、色使いや構成なども独特の物があるからだ。

例えば普段見ているチラシに日本美術のデザインを取り入れたとする。
おそらくは見辛くなるか見ることが嫌になってしまうかもしれない。
昔のチラシは日本美術に近い物であったが、現代は時代が変わってしまったからだ。

身近に物があふれると、ついこのような事を忘れてしまう。
たまには日本美術展などに足を運んで、和の芸術を楽しんでみてはいかがだろうか?
庭ブロ+(プラス)はこちら

トラックバック

この記事のトラックバック URL :
http://blog.niwablo.jp/taruwosiru/trackback/178886