現代美術展へ行ってきた

テーマ:美術
都内のとある美術館で現代美術展が開かれていた。
ちょうど最近の趣味の庭いじりも終わり、午後からゆっくり足を運んでみた。

現代美術は作家も多く、いまだ把握し切れていない。
今後も作家は増えていくだろうし、美術様式も時代とともに変わっていくかもしれない。
だからこそ、今ある美術を楽しむことが必要なのだ。

電車を乗り継ぎ約1時間、目的の美術館へ到着した。
普段は人でごった返す美術館も今日は人がまばらだった。
人が多いよりは少ない方が観賞には向いている。

私も早速受付を済ませ館内を回ることにした。
しかし現代美術とはいえ私の興味がある内容と少々違うためか、30分ほどで美術館を後にした。
何故だろうと疑問に思い冊子を見たが、すぐに理由が判明した。

本当に最近の作品を展示していたらしい。
前もって調べておくべきだったが、印象に残った作品は一つも無かった。
館内を見渡しても若い人が多かった理由はそのためかもしれない。

美術は難しい。
よくこのように聞くが、私にとっても現代美術はまだ難しかったようだ。
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日本庭園は日本独自の文化だ

テーマ:造園
日本庭園に興味があるだろうか?最近、造園にも関心を持っている。
とは言ってもまだまだプロにはほど遠く趣味のため自宅の庭をいじる程度だ。

いつだか忘れたが、テレビで日本庭園の特集番組を見た。
日本の代表的な庭園や、海外の日本庭園が数多く紹介され、その特徴などを丁寧に紹介していた。
私はそれについ見入ってしまい、興味が出て造園を始めることにしたのだ。

造園と一言に言っても奥が深い。
一本の木を美しく選定することから石や植物の配置、その流れに至るまで。
それらを考え空間として造り上げる事も造園の奥深さゆえではなかろうか。

造園業を個人で営んでいる知人は居るが、やはりセンスが違うのだ。
私など比べるにも及ばず、彼はすぐにひとつの庭園を造り上げてしまう。
頭が下がるばかりか、私の師匠として色々と教えてもらっている。

海外にも日本庭園は多くあるが、どれも日本が発祥だ。
そして根底にあるのが造園である。

四季折々の木々を眺めながら庭の手入れをしていると、つい時間を忘れてしまうほどだ。
私にとって造園はこれからの生き甲斐になるかもしれない。


国営昭和記念公園 日本庭園
「国営昭和記念公園 日本庭園」より

茶道はマナーを学ぶのに丁度いい

テーマ:茶道

最近の若者は…と、そういう小言を言われた経験は無いだろうか?
私の同年代の友人や先輩方もたまに口にしているのを聞くことがある。

しかしこれはいつの時代でも決まって言われることだ。
私が子供の頃だって父や祖父や言っていたのをよく覚えている。
最近の若者のマナーがどうのこうのは今に限った話ではない。

だが今はマナーにうるさい時代であるのも事実だと思う。
昔はそこまで言われることが無かったが、最近はマナーが原因でトラブルに発生することも多い。

こんなマナーにうるさい時代だからこそ、マナーを学ぶのに最適なのかもしれない。
マナーを一から学ぶなら、まさに茶道はピッタリである

茶道には礼儀作法の全てが詰まっている
挨拶から場の雰囲気を感じ取る力を養うまで、全てがあると言えよう。
茶道は敷居が高い印象がつきまとうが、実際はそこまで高くないのだ。

最低限の礼儀とお茶が好きであれば茶道は始めることができる。
ただ自分で始める場合は道具をひとつずつそろえなければならない。

道具をそろえることはとても大変だ。
もし地域でお茶会などが開かれるのであれば、そちらに参加してみるのもいいのではないだろうか。

「茶道で身につく礼儀作法」より

茶道で身につく礼儀作法

 

日本美術は終わってしまうのか

テーマ:美術
現代の美術はそのほとんどが西洋の影響を受けている。
実は美術というのは私たちの生活にも身近でごくありふれたものだ。

テレビで毎日流れているCMや、ポストに投函されているチラシを眺める機会は多いだろう。
それらを見てなにか感じる事は無いだろうか?

これらも全て一つの芸術である。
限られた時間、限られたスペースで最大限伝えたいことを現しているのだ。
特に色使いや構成などは、海外の美術や芸術に通じる影響を受けている事がほとんどかもしれない。

そういった意味では日本美術は帰路に立たされていると言える。
普段の生活を見渡しても、日本美術はそこまで浸透していないからだ。

しかし、だからといって生活に日本美術を取り入れろと言うのは少し無理がある。
日本美術は独自の文化をたどり、色使いや構成なども独特の物があるからだ。

例えば普段見ているチラシに日本美術のデザインを取り入れたとする。
おそらくは見辛くなるか見ることが嫌になってしまうかもしれない。
昔のチラシは日本美術に近い物であったが、現代は時代が変わってしまったからだ。

身近に物があふれると、ついこのような事を忘れてしまう。
たまには日本美術展などに足を運んで、和の芸術を楽しんでみてはいかがだろうか?