最終章
業務課Oです。
6月に入り、蒸し暑い季節になりました。
そんな季節の中、熊本は地震から約2か月がたちますが、全国からいまだに多くのボランティアの方々が来てくださっています。
本当にありがとうございます。
ただ、先日祖母のいとこがトラクターにまきこまれて亡くなりました。
外で作業される方は、くれぐれも安全に留意されてください。
ところで地震の際に感じたことを2回にわたり載せてきましたが、今回最終章です。
前回、水道について話しましたが断水解消から1週間ほどはまだガスが止まったままでした。
台風の時は都市ガスは強いのですが、地震の時はプロパンガスのほうが復旧が早いということがわかりました。
ただ水が使えるようになったのでガスコンロに活躍してもらい、なんとか毎日1品はおかずが作れるようになりました。
そして約1週間後、ガスの供給開始のため、ガス会社の方が来てくださいました。宮崎ガスの方でした。
「いつから来ているのですか?」とたずねると、地震直後から応援に来てくださっていて、まだ一度も宮崎に帰っていない、とのことでした。
本当にありがたく、何度もお礼を言いました。
地震保険に入っていたので、保険会社の方にも現状確認に来ていただいたのですが、その方は大阪の方でした。
今回も「いつから来ているのですか?」とたずねると、この方は前震の翌日から来熊されていたため本震にあってしまわれているのに、まだ一度も大阪に帰っていない、とのことでした。
しかもこの方は中学生の時に阪神・淡路大震災で被災され、社会人になって福島にガス管凍結の保険対応の応援に行っている最中に東北大震災にあい、そして今回熊本でも本震にあってしまわれている、すごい体験の持ち主でした。
そんな大変な思いをされているのに、とても感じよく丁寧に対応してくださいました。
「いつ帰るのですか?」とたずねるたら「まだまだ帰れそうにないです」とおっしゃってました。
本当にいろんな方に支えていただいているんだな、と実感しました。
熊本は多くの方の助けを得ながら一歩一歩前に進んでいます。
私たち熊本県民も一人一人が今できることを一つ一つとりくんで、いつの日かまた元の姿に戻れるよう頑張っていきます
応援よろしくお願いします
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