波乱万丈 ソウル旅 第1日目
業務課Tです。
熊本はいよいよ梅雨入り間近でしょうか?
ジメジメとしたすっきりしないお天気が続きます。
がまだす人が多い熊本は完全復興へはほど遠い
ですが、ずいぶんと立ち直りやっと活気を取り戻し
つつあります。
熊本市で唯一の百貨店 熊本市民の消費の中心に
あります「鶴屋」さんも やっと完全営業を再開されて
ほっとします。地震直後は外観の破損が一目でわかる
為に年内営業は難しいのかも・・・等と噂され、かなり
不安になりましたが、何と8年も前から基礎や本体は
耐震構造に取り組んであった為に補修で済み安全も
確認されて完全営業できるそうです。
本当によかった!
事前の備えの大切さがわかりますね。
他でも、みな前向きに頑張っている為に最近は
明るい話題もきかれるようになり嬉しい限りです。
もちろん不自由な生活を余儀なくされている方も
今なお大勢いらっしゃるので、まだまだ大変ですが
天皇、皇后 両陛下も日帰りで お見舞い頂いたり
サッカーの海外組の皆さんが子供達の為に
熊本に来ていただいたりと 全国民の皆様からの
応援に感謝しながら 熊本の人は がまだして
おります。今後とも応援よろしくお願い致します。
*がまだす=(熊本弁で 頑張っている の意味です)
地震以降延ばし延ばしになっていた私のブログの
続きをやっと今回ご紹介いたします。
地震が発生する前に下書きしていたもので
ソウルへ行ったのも3月の話しです。
3か月も経っていませんが地震があった為に
遥か昔に旅行したような感覚で自分でも違和感が
ありますが、予告していたので今日upしました。
今回も長いですが興味のある方はお読みください。
前回はソウルへ旅立つ前日のお話をしましたが
今回は、いよいよソウルへの旅立った
そこからのお話になります。
12時50分に福岡空港を離陸しまして
約1時間30分程で
仁川空港に到着しました。
ひと眠りしたら着いていた感覚です。
福岡からだとソウルは本当に近いです。
旅慣れた坂口さんのお陰で福岡を出発する時は
自動チェックインで便利にチェックイン出来て
これなら楽勝だ!と思っていたのですが
坂口さんから飛行機の中で仁川空港から
ソウルまでの渋滞がどれくらいかわからないが
約1時間程度かかると
言われコンサートの開演時間の18時に
意外とギリギリかもしれないとの言葉に
多少不安になっていたのですが、
何とその不安が直ぐに現実へとなって
しまったのです。
私達が旅行した時期は春休み中で、
且つ学生さんの
卒業旅行のシーズンでもあり、ハブ空港である
仁川空港の入国審査に驚くほどの
長蛇の列が出来ていました。
丁度ベルギーの空港でテロ事件があった
直後でもあった為か、入国審査の列は一向に進まず
私の順番になるまで、何と1時間30分もかかって
しまいました。
心配になりながらリムジンバスに乗り込み
ソウルへ向かったのですが、
これがまた大渋滞
コンサートをとても楽しみにしていたので焦りで
折角の景色を楽しむ事が出来ませんでした。
先ずは宿泊先の蚕室にあるロッテホテルへ到着した
のが、コンサートの入場が始まる17時過ぎでした。
そこからは地下鉄で1駅なので何とかなるかな~と
思ったのですが、これまた間違い、地下鉄の改札口が
わからず読めないハングルで困り果て、日本で借りた
ポケットワイファイを坂口さんが取り出しネットで検索
するも表示が複雑・・・
仕方なく駅員さんに尋ねたけれど
すごく面倒そうに教えてくれました
韓国語の早口で結局わかりませんでした。
ですがそこは旅慣れた坂口さんの多分こっちです。
を頼りに着いていきました。
しかし、その改札までの距離が長い!
10分位は早歩きで歩いたと思います。
さすが坂口さん!!方角は正解でした。電車も比較的
直ぐに来て1駅なので5分程で着きました。
でもここからが大変~
出口がわからず迷った事と距離が遠かった事もあり
また地下鉄から出口まで昇りの急階段を
よろよろになりながら昇り(エレベーターも無いので)
会場のあるオリンピック記念公園に着いた時は
開演15分前の17時45分。
これでも会場が直ぐなら間に合ったはずなのに・・・。
オリンピック記念公園は半端なく広かったのです。
特にコンサートが開かれる体操競技場は
かなり距離があるらしい。地下鉄の移動とかなり勾配の
きつい階段を上った直後で疲れ過ぎた私にとって
坂口さんの『間に合うかな?』の言葉には
恐怖すら覚えました。
恐怖は的中、体操競技場の方角がわからない
ただただ広い公園を歩きだしたら、坂口さんが
多分そっちじゃないと思います。
とこれまたネットの
力を借りて助言してくれました。
私一人では絶対にコンサート会場に辿り着く
事さえも不可能だったと思います。
本当に感謝です。
コンサートは2日あるので、私に付き合いでコンサート
に行ってくれる坂口さんは1日しか観ない事に
なっていて本当はこの日は私一人のはずでしたが
コンサート会場まで一緒に行ってくれました。
助かりました。でも足は痛い歩いても歩いても
全然会場らしきものが見えてきませんでした。
18時5分前になってしまいました。
私は心の中で「もう無理だ」と諦めていました。
そんな時にやっと会場が見えてきました。
見えたと言って5分位はかかりそう・・・。
外にはもう誰もいません。チケットを引き替えて
坂口さんと別れて入場しようとした時は18時5分
既に開演時間を5分も過ぎています。
でも係の人が急いで急いでと急かすのでもしや
外国特有の開演がおして未だ始まっていないのか
とかすかに希望を持って入場しました。
予想通り、まだ始まっていない!
やったーと思い
席を探したけれど日本と違い席の表に番号が表示
されていて、殆ど人が座っていたので席が
見つからない。
仕方なくスタッフの人を見つけ尋ねるも
外国人だとわかるはずなのに、これまた
早口の韓国語で説明されて。少し探したけど
無理!!別の係の人に・・・この人も先程の人と
同じ、困り果てて3人目のスタッフに
やっと外国人だとわかってくれたのか席の
直ぐ近くまで案内してくれました。2階席の
通路横の前から2列目だったので着席
している人には迷惑をかけず着席できました。
そして座ったと同時位に会場内の照明が消えて
コンサートが始まりました。諦めていた
オープニングがら見る事が出来て感激でした。
「神話」最高!!
素敵すぎでした。
周りのファンと一緒にお馴染のコールで叫び
メンバーが出てきて
夢のような2時間30分もの公演がありました。
余りに素敵で会場にたどり着くまでの苦労は全て
忘れていました。このままコンサートの余韻に
浸りながら眠りにつけるはずでした・・・。
そう、はずでした・・・。しかしソウル1日目は
このまま平和に終わらなかったのです。。。
次回はソウル1日目の涙なくしては語れない
事件が・・・に続きます。
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