鳥は鳥でも・・・
業務課水曜日です。
今日は全国的に寒いようですね。特に雪が積もっている所は
大変ですね。歩くのも気をつけて下さい。熊本市内も雪が
パラつきました。そして、今日は代休の人が多いので会社に
いたら、特に寒くて・寂しくかんじますとにかく冬本番で
インフルエンザも猛威をふるい始めたようです。
学校の学級閉鎖も増えてきていますので、皆様くれぐれもお身体
ご自愛下さい。
ところで、前回ハヤブサのお話をさせて頂きましたが覚えていらっしゃいますか?
私自身が、空を見上げても未だ目視出来ません
しかし、毎日必ず、いやでも見える鳥がいます。もちろん
ダークな彼ら「カ・ラ・ス」です。今まで、彼らにはゴミを荒らされたり
頭にフンを落とされたりと、散々悲しい目にあわされて参りました
毎回登場する、「ばあちゃん」も例外ではありません。
ある日お隣に住む しずよさん が道を歩いていました。
声をかけると近所の整骨院へ行く途中だというので
車で送ってあげる事にしました。すると車に乗り込むなり
しずよさんが衝撃的な発言をしました。
「ばあちゃんな、からすに歯を持っていかれたてな!」
(訳:お宅のおばあちゃんは、カラスに歯を持って行かれたそうですね)
びっくりした私は帰るとすぐに、ばあちゃんに事の真偽を確かめました。
すると答えは「そがんたい!」 (訳:そうなんです)
よくよく聞いてみると・・・
ばあちゃんは、いつものように朝から畑に行きました。
お昼に戻るのが面倒になので、おむすびを持っていきました。
おてんとうさんが高くなり、仕事が一段落したところで
ばあちゃんは石に腰掛けてそのおむすびを食べ始めました。
しかし入れ歯の調子があまり良くない感じがしたので口から外して
横の石に乗せました。そして、想像が付くかもしれませんが
入れ歯がその時キラキラと輝きを放っているのをカラスが見逃しませんでした。
“もらったー”
もの凄い勢いでカラスガ飛んで来て、その光った歯を奪って行ったそうです。
しかし、話しはそれで終わりません・・・
「でもな、よかったたい」 【なにが良かったんだろう】
またまた、話しの続きを聞いてみると・・・
カラスは頭がいいからおそらく気付いたのです。
しばらく銜えて飛んだものの
“これ 要らん”
と思ったのか、その入れ歯を落として去っていったのです。
「作り直さんでよかったけん、よかったー」
そして今・・・ばあちゃんはその歯で毎日、自分が育てた
新鮮な野菜を毎日モリモリ食べ続けております。・・・
ハヤブサにはなかなか逢えないけど。こんな経験なら
あなたにも出来るかもしれませんね