熊本秋の風物詩
業務課水曜日です。
熊本は台風の影響でしょうか
今日は昨日までとは
うってかわって、とても涼しくなりました。エアコンなしで
過ごせたのは久し振りです。ただ台風の被害が各地で
起こっていて心配です
被害が最小限で済みます様に
お祈り申し上げます。
毎回お庭の話題には全く関係ない話ばかりの業務課で
周囲から庭ブロなのに
とご批判頂きますが、そーんな事は
知った事ではございませんで、今回も全く業務には関係ない
お話しを致します
熊本市では秋の代表的な風物詩ともいえる
「藤崎宮秋の例大祭」が毎年この時期に賑々しく開催されます。
今年は９月１８日（日）に行なわれました。
この祭りが行なわれると、熊本に秋が訪れると言われています。
以前は必ず９月１５日の「敬老の日」が祝日の為祭りの日でしたが
ここ数年の何とかマンデーになってから敬老の日が毎年変わるように
なりました。その為祭りが１５日だと平日開催になって参加団体が
激減したので９月の第３日曜に開催される事とあいなりました。
実際には、飾り馬の奉納や前夜祭などが前もってあっているのですが
メインイベントの馬追いが９月の第３日曜日に行なわれているのです。
どのような祭りかと簡単に申しますと、祭りの発端は余り口にするのは
適当ではないような気がしますので、加藤清正公の時代の様子を
再現している・・・とイメージして下さい。
加藤清正公に扮した熊本市長を先頭に随兵行列と
各団体ごとに奉納される飾り馬・馬追いの勢子の威勢の良い
掛け声、ラッパ・太鼓・踊りの行列が熊本市内を練り歩きます。
沿道にはそれを見物する多くの人でギッシリです。
たまに馬が暴れそうになって驚いたり、私の子供の時には
獅子舞の獅子に噛まれて泣き出す子供がいたり
また牛車に引かれる「一ノ宮」「二ノ宮」三ノ宮」へ向かって
お賽銭を投げるのも子供の頃の楽しみでした。
参加する団体は６０団体程です。会社や個人的な団体も
ありますが、結構多いのが高校のＯＢ会の団体です。
熊本ではＴＶ番組で紹介された事もある位、出身高校への
愛着がある人が多いのです。「出身校は
」と尋ねられると
大抵の人が胸をはって最終学歴ではなく出身高校を名乗ります。
高校の話しでやたら盛り上がったり、団結したりします。
校歌も卒業しても歌える人が多いそうです。私も例に漏れず、
今でも２番までバッチリ歌えます
子供の学校の父兄同士でも、
学校の先輩や後輩にあたる父兄に出会うと直ぐに仲良くなれます。
面白い県民でしょう
とにかくＯＢ会の結束はかなりのものです。
我社にも、とある高校出身者が３名もいます
とても仲が良いように見受けられます・・・多分・・・きっと・・・
そうそうミエコ奥様も同じ高校出身でこの３人の仲間に入りたい
そうです。飲み会の時だけ限定で
本題にもどりますが祭りの前夜祭は高校ＯＢ会の祭りです。
実はその準備はとても大変で何ヶ月も前からとりかかります。
担当の卒業年度のＯＢ達は総力挙げて母校の名誉の為に
企画し、準備し、練習し、本番に臨みます。終わると感無量ですが
まだ気は抜けません。何といっても前夜祭の一週間後が本番の
メインイベント【馬追い 】があるからです。前夜祭は、ほぼ担当年度の
人の参加が殆どで、同窓会の様な感じなのですが、本祭は
大御所様達がズラーっと参加されますので、その方達のお世話
を担当年度の者がさせて頂きます。責任は重大です。
担当年度の者は、県外在住者でも前夜祭から１週間帰熊
して
手伝う人もいる位、担当年度の面子にかけて総がかりで準備します。
当日はモチロン手抜かりがないように細心の注意を払い参加者の
お世話をします。だから終わった後の開放感は爽快です。
でも、それだけ力を注ぐ価値があるから、毎年参加する団体が
多いのだと思います。熊本人としての血が騒ぐのでしょうか・・・
清正公の築いた城下町として栄えた熊本だからでしょうか
とにかく、県外にお住まいの方も機会があれば是非一度
見に来てはいよ～
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