花がら摘みのポイント
これから訪れるガーデニングの時期に備えて、
今回は、花がら摘みのポイントをご紹介します!
慣れるまでは、傷んだ花を摘み取る時、どこから切っていいのだろう・・・
と悩みますよね・・・
でも、ただ闇雲に切ったり、もしくは花がらなんて摘み取らない!
・・・なんて事はしてはいけません!!
今回は、
「地際から切り戻して、新しい茎や葉を生長させるパターン」 をご紹介します。
ちなみに、切り戻しとは、伸びた枝や茎で乱れた姿を切り整えて、再生させる事です。
キャットニップを例として見てみます。(宿根草です)
段々咲き進んで行くと、茶色く、葉の色も悪くなってきます。
↓この頃になると、切り戻しの時期です。
↓このくらいの高さがあるものは、半分から3分の1ぐらいの所で
切り戻してもいいのですが、
地際を見て、
↑こんな風に新しい葉や茎が生長していれば、
地際から切ってもOKのサイン!
もったいないと思わず、バサッと傷んだ枝を切って更新をしましょう。
そして、しばらくすると・・・
モコモコときれいな新しい茎と葉が生長してきて、再び
頑張って伸びてくれます。
そして、株が充実していれば、再開花する事もあります。
茎の半分ぐらいで切り戻した方が、二番花は咲きやすいのですが、
花は小さめで、傷んだ葉も目立ってしまうので、
新しい葉が出ているのであれば、地際から切る方がオススメです。
あと、その方がしっかりとした株をつくる事ができます。
今回のパターンは、宿根草・多年草に多いかもしれません。
適切なところで切り戻しをして、元気で丈夫な植物をつくりましょう(^^)
憩いのグラス
今日は 「グラス」 のご紹介です!
「グラス」とは、イネ科やカヤツリグサ科などの細長い葉を持つ植物
の事を総称した呼び名です。
穂が立ち上がり、主に葉を楽しみます。
①フウチソウ
柔らかい葉で、そよそよと風になびく姿は暑い時期に涼しさを
感じさせてくれます。
直射日光がガンガン当たる場所よりは、樹木の足元や
少し日陰になるような所に植えた方が、きれいな葉色を保てます。
冬になると、地上部が枯れるので、手入れが簡単です。
和・洋どちらの庭でも合い、グラスの代表選手と言っても良いかも
しれません。
②リボングラス
白ベースに緑のストライプが入った美しい葉が特徴です。
花壇や、小道の手前側に縁取りで植えるときれいです。
ちなみに↑写真では、寄せ植えで使っているのですが、
ボリュームが出て、涼しげでとても良い感じでした♪
③フェスツカ グラウカ
ブルーの細い葉が放射線状に広がります。
一本一本の葉は先が尖って鋭いですが(痛くないです・・・)
全体的に見ると、色をぼかしたような柔らかい印象を与えてくれます。
常緑種で一年中葉があるので、晩秋~初冬の寂しくなる庭でも
活躍します。札幌での越冬もOKです。
こういった「グラス」類も、お庭の植栽に入れてあげると、
密集した空間に、風の通り道ができて、なびく葉がやさしい雰囲気を
つくってくれます。
ナチュラルなお庭にしたい方にはオススメの植物です(*^_^*)
植栽コーナーの一年
今回は、弊社入口にある、植栽コーナーの一年を振り返って
みたいと思います。
①まずは、まだ雪が残る4月
↑地上部はすべて枯れた状態・・・
②5月下旬
↑温かくなってきて徐々に葉も茂ってきました。チューリップも咲いています。
③6月中旬
↑チューリップが終わると、紫のキャットミントが咲いてきます。
④7月上旬
↑キャットミントが一段落する頃、後方のモナルダがモリモリと大きくなってきます。
⑤8月上旬
↑白のモナルダと黄色のルドベキアが夏の時期を彩ります。
⑥11月
↑左側のピンクのリナリアが辛うじてまだ咲いてくれています。
そして。
↑刈り込まれ、ほぼ4月の状態になりました・・・
と、こんな感じで一年間楽しませてくれました。
開花時期の異なる宿根草を植えると、一つの花が終わるころに
また次の花が咲いてくるので、花の絶えない花壇を
つくる事ができます(^o^)/