壊れた鉢がおしゃれに変身!
昨年の春の話になりますが、ついに大鉢が割れてしまいました・・・
前の年から、ひび割れはあったのですが、昨年の大雪に耐えられず
「パリーン!」 ・・・
このまま、さようなら をするのはもったいないので、昨年の寄せ植えは
この「割れ目」を生かして、植え込んでみましたのでその方法をご紹介します。
まずは、割れている所から土が流れ出ないように
台所で使う 排水溝用のネットでガードをしました。
そして、そのネットに切れ込みを入れて、花苗を差し込みます。
ここには、フォックスリータイムとポリゴナム、ジプソフィラの3種類を植え込みました。
横に寝かせて植えても、太陽の方に伸びていくので、植えた時に葉っぱや花が下を
向いていても大丈夫です。
鉢とネットの隙間からどうしても、土が流れてしまうので、花苗を植え込んだ後に
水で湿らせた水苔で隙間を埋めます。
あとは、差し込んだ苗の根元の方にも土を足して、普通通り鉢上部に花苗を植え込みます。
最後に、湿らせた水苔でネットが隠れる様に覆ってあげれば完成です!
上の写真から2週間程経った様子↓
時間の経過と共に、ネットを覆った水苔も見えなくなり、タイムやポリゴナムの
葉っぱや花も上を向いて元気に育っています!
そして、普通の寄せ植えよりも、ボリュームが出ておしゃれ感がUPします!
もし、割ったり、欠けてしまったけど何かに使えるかも・・・と庭の隅っこで
出番を待っている鉢がありましたら、ぜひこの様に植えてみてください。
また、割ってしまってもう使えないからと処分する前に、再利用出来ないか考えてみて
ください!
アイディア次第で普段の鉢植えより、素敵なものが出来るかもしれません♪
分厚い布団で眠っています
こんにちは。
今日は天気が良いですが、一面が雪景色・・・
土の出ていた地面がなつかしく感じます(^_^;)
弊社のモデルガーデンの中には雪がてんこ盛りです。
↑一見ただ雪が積もっている様に見えますが、実は、
この雪の下には、50鉢以上のバラが眠っています。
1m以上の分厚い雪の布団です。
寒そう・・・とお思いになるかもしれませんが、外の気温が零下になっても
雪の中は、零度以下にはならないので、外に野ざらしになっているよりは、
温かく越冬することができます。
そのため、凍害も最小限に抑えることができます。
↑ここには、宿根草たちが眠っています。
まだ、あと2か月程ありますが、たっぷり休んでもらって
また、春には元気な姿をみせてくれることを願っています♪
半日陰~日陰でも花が咲きます
みなさん、こんにちは。
今回は、日陰でも花の咲く植物をご紹介致します!
ウチの庭は日陰だから、何も育たないのよね・・・という方にも
オススメの植物です♪
①リシマキア プンクタータ
縁に斑が入る葉で、初夏に黄色の花が咲きます。
その葉と花の色彩で暗くなりがちな、日陰の場所を明るくしてくれます。
高さも70㎝程になるので、花壇の中ぐらいから後方の場所に
茂らせるとボリュームが出ます。
②リシマキア キリアータ ‘ファイアークラッカー’
リシマキアの別品種です。
銅葉で、こちらも初夏に黄色の花が咲きます。
日陰の所でもグングン生長して背丈も90㎝ぐらいになり、ふえていきます。
地下茎が伸びていくので、ふえすぎてしまう事もありますが、間引いて
株を整理すれば大丈夫です。
花が終わった後に、葉が緑色に変わってきてしまいますが、
地際で切り戻すと、またきれいな銅葉が出てくるので、
カラーリーフとしてもその後利用出来ます。
③ゲラニウム プラテンス ‘スプリッシュ スプラッシュ’
夏に白色ベースで紫色の絞りが入る、さわやかな花が咲きます。
草丈は、40~50㎝ぐらいになります。
バラとの色合いの調和も良く、特にピンク系のバラの下草にオススメです。
全くの日陰よりは、午後から日陰になる様な、半日陰ぐらいの所に
植えると良いです。
ずっと一日中日陰の場所には、「マクロリズム」や「ファエウム」
という仲間のゲラニウムが適しています。
④アストランティア
花々しくないやさしい色合いの花が夏に咲き、
やさしい雰囲気がナチュラルガーデンに良く合います。
品種にもよりますが、高さが60㎝ぐらいになります。
西日や真夏の直射日光がニガテで、やや湿り気のある場所を好みます。
風通しの良い半日陰の所にオススメです。
本州では、暑さが厳しいため、地植えより鉢植え栽培が適していますが、
北海道だと、本州に比べると涼しいので、地植えでもOKです。
アストランティアもバラとの調和が良く、バラの足元に植えると、
ナチュラルな印象になります。
今回も①~④まで全部半日陰~日陰の所&越冬OKです!
建物の陰になって日陰になる所も多くありますが、日なたでも
植物どうしが重なったり、一部の植物が大きくなって日陰の場所が
出来てしまう場合もあります。
そういう場所でも、半日陰、日陰で育つ植物が使えますので、
植えたい植物がどういう場所を好むのかチェックする事が大切です!