札幌 マイガーデンの庭人（にわんちゅ）ブログ　

こんにちは(^^)

今の時期、バラたちはひと休み中のものが多く

ピーク時に比べると花は少しさみしいのですが、バラに代わって

アジサイたちが見ごろを迎え始めています。


弊社モデルガーデンで、今一番きれいに咲いているのが

「アメリカアジサイ　‘アナベル’」　です。

アメリカアジサイ　‘アナベル’


手毬状の真っ白な花が、ダイナミックに夏の花壇を彩ってくれます。

‘アナベル’の良い所は、なんと言っても「扱いやすさ」です。

西洋アジサイなどは、花が咲く前の年に花芽がすでに出来上がる
「前年枝咲き」なのですが、

‘アナベル’はその年に伸びた枝に花をつける「当年枝咲き」なので
万が一冬の間に枝が折れてしまったり、枝が枯れこんでしまっても
安心な品種です。

北国に住む人にとってはアジサイを選ぶ大事なポイントですよね！


最近は「ピンクのアナベル」も人気です♪

ピンク アナベル


切り戻すと再び返り咲く事が多く、長く楽しめます。


その他モデルガーデン内では、

スミダの花火やシュガーホワイトなども徐々に咲いてきています。

スミダの花火


シュガーホワイト


この2つはこれから見ごろを迎えそうです(*^_^*)


アジサイは少し日陰になる所でも花が咲くので

そういう場所での植栽にオススメですよ(^o^)／

カモミールの花が咲いています。

ジャーマンカモミール


良い香りがします(^^♪

どうしてこの姿からりんごの香りがするのか
いつも不思議に思います。

「カモミール」には、一年草タイプと多年草タイプがあります。

上の写真のカモミールは、「ジャーマンカモミール」で
一年草です。

このジャーマンカモミールは、花のみから香りがして
一般的にハーブティーや料理で使われます。


そして、花も葉もすべてから香るのが「ローマンカモミール」で
宿根草です。

ローマンカモミール


花はジャーマンカモミールに比べるとやや大きめで、香りも強めなので
ハーブティーには、花のみを少量使う様にすると良いです。
たくさん入れるとニガミも出てきてしまいます・・・

ローマンカモミールには八重咲きもあります。

ローマンカモミール　ダブルフラワー

こちらも宿根草です。

ローマンカモミールは這うように伸びていくので
グランドカバーとしても使えます。
（花は立ち上がって咲きます。）



触った時にフワッと香りがする植物って癒されますよね(*^_^*)

今年入荷した、夏の代名詞 「アサガオ」 の苗から、ちらほらと

花が咲きだしています。



その名も「しだれ咲き朝顔　恋しぐれ」！！

・・・恋しぐれ。

なんかすごく良い名前が付いています。


このアサガオは、終日咲きの遺伝子を取り入れているので、

真夏の炎天下でも午後２時頃まで見事にしだれ咲いてくれます。


アサガオって、上に上に伸びていくイメージのものだったので

下にしだれて咲くってちょっと新鮮な感じがしました。


しだれて咲いてくれたら、寄せ植えやハンギングにも使えるので

植え場所の幅が広がりますよね♪

しかも、斑入りの葉。・・・なんとも涼しげです。






もう一つ変わったアサガオのご紹介です。



西洋アサガオ　「ミナロバータ」といいます。

一般的なアサガオの形とはほど遠いですよね・・・でもアサガオなんです(^_^;)


茎に花を並べて付ける珍しい形をしています。

蕾は赤く、咲き進んでいくと、橙・黄・白へと変化して、晩秋まで長く花を楽しめます。


ちなみにこちらのミナロバータは上に伸びていくタイプですよ♪


ちょっと変わった「アサガオ」で夏の花壇を彩ってみてはいかがでしょうか(*^_^*)