四季の変化と潤いを

今日は西宮市甲子園付近でお庭手入れでした。



まだ落ちる気配の無いハナミズキの葉をとりました。
このしぶとさを見習いたいですね。


そして今日は、えびっさんの残り福の日。
家族で宝塚えびす神社へ



初めてサラエを買いましたよ！！一番小さいんですけどね。
一般的には熊手、京都の親方はコナカキと呼び姫路ではガンジキというそうです。

残り福を身の丈に合うほどさらえ、意気揚々と福を落とさず真っ直ぐ帰りました。

充実した正月休みを終え、
今日から現場に出ました。

宝塚市仁川にて剪定作業です。



お箸を鋏に持ち替えて



おかげ様で今年もいいスタートが切れました。

新年明けましておめでとうございます。



実家の松竹梅


年が明け4日が過ぎようとして、残り361日。
フルスロットで気張っていきます。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

中村宗園 中村眞也

あっという間に大晦日です。
昨日までの忙しさがウソのようにゆっくりした朝を迎えることができました。

ちょっと前までは、



カーポートの上に伸びるサクラの剪定にピリピリ



キリッとアニさんがマツにのぼり



2年毎のハサミ透かしでスッキリ



ロウバイがリンと咲き始め



おとつい昨日は、まったりと竹仕事



竹屋さんがぴったり作った筧



京風四つ目垣と枝折り戸を青竹に



お茶庭が引き締まりました


今年もおかげさまで無事に仕事納めすることができました。

お客様をはじめ、宗園に関わって下さった皆々様お世話になり、誠にありがとうございました。


どうそ来年も宜しくお願いします。

良いお年をお迎えくださいませ。

先週の20日は、友達の山本くんに手伝ってもらいました。
京都の現場の仕事納めです。



シャイでお茶目な彼は、冷静沈着大胆不敵。
とても頼りになる男です。

約20年の付き合いですが、これからもたくさんの時間を共有したいものです。
愛してると言っても過言ではないでしょう。



京都 西賀茂山本造園をよろしく、

京阪神 中村宗園もよろしく。

何年もお手伝いさせていただいてる親方の仕事で京都の上へ。

親方の親方から、少なくとも40年以上お付き合いのあるお客様宅です。





京都産、鞍馬石の春日灯籠、7尺あります。
笠、火袋、竿等バランスがいいです。



中台には京都らしい色々なものが彫られています。
細工が素晴らしいです。



基本的に春日灯籠には火袋に鹿が彫られていますが、
鹿のヒズメまで彫られているのはあまり見たことがありません。
かなりええ仕事です。



鞍馬石には鉄分が多く含まれており、酸化して茶色ぽくなるのが特徴です。
造られたときは白くても時を重ね風雨にさらされ、錆びて深みが増していきます。


石工さんのいい仕事を見せてもらって目の保養になった2日間でした。

星の数ほどあるブログの中
中村宗園ブログに訪れてくださる素敵な方々、
お久しぶりです。

気が付けば12月も半ば
いつも本当にありがとうございます。

よくお客様に「忙しんやね～」
と言われた時に
「はい、今だけ歌舞伎役者なんですよ」
と答えています。

親方が言っているのを真似て意味も分からず使っていますが、
ややウけるので気に入ってます。

もう一つ、
「人材確保にウオサオしています」とも答えます。

ともにお待たせした言い訳ですが、
毎年確実に右肩上がりの宗園は一人親方の限界を痛感しております。

かといって何分にも季節商売の辛いところ、
年が明ければ大根役者のおそれあり！？

年中夢中もいいけど年中無休で歌舞伎たいですね。


今日明日、電車で京都へ。
久しぶりにブログが書けて充実感満点！！
この調子で投票に行ってきます。

11月も終わりに近づき、お正月に向けて御庭手入れの日々が続きます。

西宮市武庫川付近にて





働く私であり、2児のパパ。
家でオナラをしているだけではありません。
久しく昼寝してないな〜。



完了時、近所の方に名刺を下さいと声をかけていただきました。
こういった御縁は有難いですね。


西宮市甲子園付近にて







年間管理のお客様宅です。
知り合いの方を紹介して下さいました。


川西市にて






マツの上の枝を縮めたいのですが、控えの枝が無く切れません。
懐の枝が肝心です。



ですが、下から見るとこの葉張りも有りかなと思います。



無事終わり、お茶を一服、ビールとツマミをいただき見送られます。
気がつけば10年続いてます。


同じく川西市にて
京都の親方のお客様のご紹介



こちらにもお父さん。
土岐造園 職人 春田氏

阪急電車で帰る家には愛息子が待っています。


保育園では我が息子が待ち構え、作品を撮らされます。



そんなこんなで
畳の一目一目季節が過ぎていこうとしています。

寒い雨が降り続いている中、近所のお客様宅にお邪魔しました。



お隣のモミジが色付き出してました。



お庭のハナミズキやサクラは葉を落とし始めています。




野菊が咲き出してます。仏花に使われるそうです。


こちらのお客様は家内の祖母のお友達で20年ほど前まで書道教室を開かれておられました。

娘に習字を教えて下さいと気軽にお願いしましたら快く引き受けて下さいまして、お言葉に甘えております。



先生は中高の国語の教員免許を持っておられるだけに習字以外の事も教えていただいています。

マンツーマンの授業を娘は楽しんでいるようで私も嬉しい限り。

あなたも書いてみなさいと先生に言われ20年ぶりに筆をとります。



右はお手本、左は私、これでも中学生時代には3段までいっていたのですが、お恥ずかしい限り。

時の過ぎ行く重さを感じながら、世代の違いすぎる師弟の今後に小生も参加の必要あり？

今日は昨日のお庭手入れの仕上げをし、打ち合わせに出かけ、ゴモクを処分して、さらに庭木剪定へ・・・
奇跡的に明るいうちに家に帰りました。

玄関に入った瞬間、落ちてきました。鳥が！！

君の名は？


しばらく放心状態のようで動きません。



娘を呼んでワイワイ言っていると正気を取り戻し去って行きました。


縁起が良いのか悪いのか、ただの偶然か？

すべての事柄は必然であると誰かが言っていたそうな…

飛ぶ鳥が落ちてきた家には、やはり勢いがあるはずと信じて止まぬ宗園でした。