「庭屋冥利」
池上のM邸、本日タマリュウ4ケース(160pot)植栽しリフォーム作業完了しました。
実質作業は4人工ほどになります。
当初のご依頼であったマキ剪定、草刈が1人工でしたのでトータルでも5人工、使用材料も少なく費用対効果を考えてもとてもリーズナブルなお仕事になったと思います。
作業の間中、欠かさずにお茶をご馳走して頂き色々とお話をさせていただきました。
「モッタイナイくらい綺麗にして頂いて…」と以前の荒れた中庭を思い起し大変喜んで頂きました。
まさにその「モッタイナイ」は予想に勝る出来栄えとお褒めのお言葉です。
でも決して勿体無いのではなく、この出会いの思い出となって残るコミュニケーションの産物なのです。
最後に、小栗旬のファンという上品で可愛らしい昭和一桁のお母さん、偶然大学の先輩で同じ誕生日、海外赴任時のエピソードをお話頂いた長男さん、そして子供時代のお庭の思い出話をして下さった妹さん、HPとこのブログを見てくれている大学生のお孫さん達…皆さん大変お世話になりました。
とても楽しく、充実した仕事をさせていただいた事感謝しています。
ゴンドラ不要
今日の現場も池上でした。
住宅の2階まで伸びたマキの剪定です。
枝振りは…なのですが樹冠を残し透かし剪定、刈込鋏は使わず1時間程で仕上げました。
通常このサイズですとゴンドラに頼ってしまいますが、私はアレが嫌いです。
というか持ってないので…二連梯子を使ってやりました。
頭と道具は使い様ですよね。
佐渡の赤石
池上の現場エントランス脇の植込みです。
ハランが繁ってうっそうとしていました。
茂みの中に石を発見!大きさ30cm内外のモノが幾つか…。
見ると頭近くまで土で埋まった赤っぽい石が20個余り…これはモッタイナイ!
ということで、通路側手前部分を整理し景石として据え直す事に…。
艶の有る肌の佐渡赤石ではないかと思います。
聞くと先代が思い入れを持っていた石だった為マンションへ改築後ここに置かれていたとの事です。
今では希少なこの赤石、ほんの少し手を加えてあげる事で第二の役割りスタートですね!
この石組み、石の据え方はその性格をよく表わします。
自分で言うのも何ですが性格は「穏やか」な方ですかね…。
信頼関係
今日初コメントを頂戴しました。
大変有難い事だと思っております。
このブログを利用するにあたりメンバーの皆さんは様々な思いや目的で書き込みをされている事と思います。
今のところ抽象的な表現になってしまいますが、僅かでも新しい流れが導き出せればとの思いで使わせていただきました。
今後とも暖かい眼で軟らかいコメントお願い申し上げます。
と、硬いご挨拶はここ迄にして…。
昨日の続きです。
ピンコロ止めの仕上げを終え防草シート処理に入ります。
敷きジャリの搬入、やっぱりキツカッタ…。
新規植栽は斑入りアオキのみでその他は既存の物を移植したりです。
主要目的が雑草対策でしたので植込み部分へも伊勢ジャリを入れ込みました。
かと言って全てジャリ敷きでは味気無く…ご了解を頂き後日タマリュウの植栽を追加することになっています。
ガレージからの眺めもちょっと絵画的?になった様な。
今回のお仕事は以前からのお得意様からのご紹介で「マキの剪定と除草作業」のご依頼からでした。
いつも感じている事ですが、「仕事」は人と人との信頼関係から良い作品を生み出すものだと思っています。お客様からの信頼、それを裏切る事のない無理や無駄の無いコストパフォーマンスと職人魂がお互いの喜びと満足を提供出来ることになります。
手抜きは論外、追っ付けは職人の恥と知れ!ですね。
ノンモルタル主義
前回の続きです。
今回の作業についてはこちらのブログで完了までUPしたいと思っています。
建物正面部分は伊勢8分砂利が入り一段落、次は裏庭部分の作業となります。
一昨日堀上げたツツジはその日の内に移植しておいたので顔色が良さそうです。
高低差を考えながらの丁寧な地均しの後、御影ピンコロ石で植込みとの仕切りを作ります。
延べ18mの直線ラインを突き極めし本日の作業は終了。
通常足を踏み入れる箇所であればモルタル止めすべきなのですが、このスペースは特殊な条件!の場所だけにシッカリと突き固めるのみにしてあります。これも「費用対効果」+「エコ」、極力モルタルは庭に持ち込みたくないですし…。
特殊な場所の訳は半地下駐車場の奥、なんとこの縦幅50cm程の空間からしか人が入れない。。。
当然出入りの際は寝そべって。。。
明日はここから敷きジャリの搬入、結構しんどい作業になりそうです。
広々とした作業条件でさえここ東京では侭ならないのが現実なのです。。。